RADWIMPSとはまた違った趣、本人曰く実験的でもあり遊びの場でもあるという、音楽が持つ可能性や美しさを独自の方法、RADWIMPSとは違った角度から追い求めている、そんな印象を受けたillionのLIVE。
「俺でも踊り方がわからないような曲が続くけど、好きにやって」「たゆたって」とMCでも何度か言っていたように、確かになんとも形容し難い、即ちは新しいタイプの音楽が、宇宙的な映像や、または、幾何学模様的な映像などとともに相まって、LIVEハウスが芸術的な空間へと誘われていく、そんな感覚もしました。
そして、とにかく野田君本人がとても楽しそうで、本編でやった曲を、もっとアガれるはずなんだとアンコールでもう一度披露、しようとしたんだけど、歌の入るところをミスしてしまって、またやり直したり、というちょっとお茶目な一面ものぞかせたり、東京ではやっていないという曲をピアノで弾き語ったりも、とillionでのLIVEをとても楽しんでいる、そんな印象が強く残った大阪での初のillionのLIVEでありました。