週中競馬記事(2024年2月20日)~リーディングサイアー展望・回顧~ | ブログ

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今週から1回阪神・2回中山・2回小倉の3場開催

G2中山記念、G3阪急杯の実施週

 

●1位(1位)キズナ(5億4689万4000円)(24勝)

(4億9606万4000円)(23勝)

先週は障害OP1勝。重賞入着馬を複数出すなど獲得賞金5億円突破で2位ロードカナロアとの差を僅かに広げて首位キープ。

 

今週の重賞登録馬は阪急杯のアサカラキング、ボルザコフスキー。

アサカラキングは1勝クラスから条件レースを3連勝して以前は中距離を中心に使われマイル以下に転じ本格化といった戦績。2勝クラス特別は阪神芝1400mで勝利しておりOPクラス・G3重賞メンバーの相手になってどこまで、連勝中は全て逃げ切りなので展開も鍵となりそうですが他に行くような馬も見当たらないので行くことは行けるでしょう。重賞出走は昨年のG2青葉賞14着以来。想定は3連勝時も騎乗した斉藤新の継続。

ボルザコフスキーは昨年最終日12月28日の3勝クラス2023ファイナルSを勝利してOPクラス初出走の前走OP(L)洛陽S4着。1600m向きのような戦績ですが1400mでも勝利はあるので対応はするでしょう、あとは相手関係で。想定は芝1400mの2勝クラス勝利時に騎乗のバウルジャン・ムルザバエフ。

 

●2位(2位)ロードカナロア(5億2004万1000円)(28勝)

(4億7131万6000円)(25勝)

先週は1勝クラスなど3勝と勝利回数はキズナを上回っていたものの平場戦の勝利のみ、入着頭数の差などで獲得賞金差を広げられての2位キープ。前回とほとんど変わらない獲得賞金差なので首位争いは依然として接戦に。

 

G1フェブラリーステークスのレッドルゼルは良く追い上げたのですが入着まで届かず6着。フェブラリーステークスの常連で昨年は2着でしたが休み明けのローテで絶好調といった感のない8歳馬で本年解散厩舎が使って来ただけのような節もありましたが、3着セキフウに次ぐ上りを計時などその割には良く走ったでしょう。

 

中山記念にはタイムトゥヘヴン、レッドモンレーヴの2頭が登録。

タイムトゥヘヴンはG3京都金杯7着から。距離はマイルの方が合うというか、後方から終いに懸けるレースを続けているので今回のようなコーナー4回よりもワンターン向きでしょう。想定は大野拓弥に戻る形。

レッドモンレーヴはG1マイルチャンピオンシップ5着から。距離延長よりは1400m寄りのマイラーなので。1走ごとに好走と凡走を繰り返していますが近走はG2で好走し芝マイルG1で足りないだけなので距離はともかく格的にはチャンスも。想定は横山和生の継続。

 

阪急杯にはエンペザー、サトのレーヴ、ルプリュフォールが登録。

エンペザーはOP(L)洛陽S8着から。リステッドレース入着もありますがOPクラスに上がってからはもう一息といった結果でベストは芝1600mの1400m戦未勝利。想定は高倉稜。

サトノレーヴは23年4月の3勝クラス朱雀S1着から。1勝クラスから条件レースを3連勝中のOPクラス初出走といっても長期休養も多く5歳2月末でキャリア5戦の4勝2着1回。連勝中も芝1200mのレースでハクサンムーンの半弟ということから1ハロン延長などもプラスとは思えず、狙うのならば未知の魅力といったようなもので。想定騎手も入っていないので次週のG3オーシャンSに回るかも知れずそちらの方が条件は合うと見ますが。

ルプリュフォールはG3京都金杯9着から。昨年の阪急杯6着も最後方近くから勝負度外視で嵌めに行くようなレースを続けており展開の扶助もほしいところ。想定は岩田康誠なので溜めるだけ溜めて弾けさせるレースになるかと。

もう1頭登録メイショウチタンは登録時3/4抽選。全4勝は芝1400m、うち3勝は阪神芝1400mとコースはベストも3年以上勝利から遠ざかっており阪急杯は過去2度の出走で21年6着、23年15着。想定は藤岡康太。

 

●3位(3位)エピファネイア(4億6679万円)(16勝)

(3億7845万9000円)(13勝)

先週はG3小倉大賞典など3勝。順位は変わりませんでしたが上位との差を詰めて3位キープ。

 

G3小倉大賞典勝利のエピファニーは前走のG3中山金杯がデタラメに乗られたということで2走前にはG3チャレンジCでベラジオボンドの0秒2差4着があるように普通に走ればということだったのでしょう。小倉は初出走で産駒の小倉重賞制覇も初めてでしたがその適性もあったということで。現時点で早くも重賞5勝、古馬も2頭が重賞制覇でいずれも重賞初制覇などエピファネイア産駒の傾向に変化が見られるとも。

3着セルバーグは小倉芝1800mが合うとは思えませんでしたがハナを切ればそれなりに粘るのでしょう。最後は交わされて止めてしまったようなところもありそれが空馬だったので不運な面もあった中で好走。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●4位(5位)ハーツクライ(3億6074万円)(13勝)

(2億8016万1000円)(9勝)

先週はG3阪急杯など4勝を加算し獲得賞金3億円突破。順位4位に浮上。

 

阪急杯勝利のソーダズリングは距離短縮で折り合えばとは思ったのですが想定以上に折り合って勝利。とにかく鞍上が引っ掛けられてしまうのでそこさえ解消すれば今回のような結果に。同じような位置にいたメイケイエールが直線で脚をなくして進路が取れた分もあったと考えますが最後に2着ナムラクレアへ寄せて交わさせなかったテクニックも含めここでは鞍上が見事でした。連続年重賞勝利の記録達成ということで。

 

中山記念にはイルーシヴパンサー、ヒシイグアス、ボーンディスウェイが登録。

イルーシヴパンサーはG1マイルチャンピオンシップ0秒3差6着から。前走程度走れば勝負になりそうですが全6勝が左回りのハーツクライ産駒おなじみのタイプで6勝中5勝は芝1600m。昨年の中山記念でも開幕週の馬場でインを狙ったのか直線で全く捌けず8着。想定は岩田望来。

ヒシイグアスは21・23年の中山記念勝ち馬。8歳馬となっていますが前走G1香港Cでも勝ち馬と同タイム3着など衰えた感じもなく有力とは見ますが負担重量は21年56キロ、23年57キロの勝利から本年58キロ。想定は堀厩舎所属馬で短期免許期間に重賞2勝レイチェル・キング。

ボーンディスウェイはG3中山記念4着から。3歳時のクラシックTRでドウデュースなどと好勝負をしていたことを思えば前走でも物足りず、相手関係もあったとはいえ最後の止まり方を見ると2走前に3勝クラス特別を勝利した中山芝1800mの方が現状は向く印象も。想定は木幡巧也の継続。

 

阪急杯にはサトノアイが登録。

登録時3/4抽選で出走可能も近走は芝1200m戦で大敗を続けており叩き3走目とはいえ6歳牝馬で上積みなども疑問。想定は田口貫太。

 

●5位(4位)ドゥラメンテ(3億4718万6000円)(15勝)

(2億9955万6000円)(13勝)

先週は2勝クラスなど2勝。獲得賞金3億円を突破も重賞勝ち馬を出したハーツクライに逆転され順位は5位に後退。

 

G1フェブラリーステークスの3番人気ドゥラエレーデは12着。今週から短期免許で騎乗し土曜段階から人気薄をバンバン持って来ていたムルザバエフ騎手でドゥラエレーデとの相性も良かったのですが今回はマイルの速い流れに対応できず大敗。

 

G3小倉大賞典のゴールドエクリプスは2番人気14着。前走のG1エリザベス女王杯から距離短縮で牡馬相手でもやれると見ましたがスタート直後に隣のゲートから出た馬が落馬競走中止し空馬に接触されるような形となってこれでリズムを崩してしまったか直線では余力がなく失速。今回は全く力を出し切っていないのでダメージのようなものが残らなければ次走以降であらためて。

 

昨年のG1有馬記念後に産駒の2着スターズオンアースから規制薬物が検出されたと発表。有馬記念の2着賞金がなくても、単純にその数値だけを見れば昨年リーディングには変わりなく着順変更などもないようなので。過去記事の評価と整合性の取れないところも出て来ますが基本的には獲得賞金の数値による年間推移を追うのが総合リーディング記事の意図なので、こちらでこの程度に触れるぐらいで。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

中山記念は競走馬時代の16年に勝利。

 

●6位(6位)ドレフォン(3億3141万5000円)(16勝)

(2億6466万5000円)(13勝)

先週は3勝クラス・2勝クラスで特別戦勝利など3勝し獲得賞金3億円突破。相変わらず順調な推移で本年の勝利も依然としてすべてダート戦。

 

G3ダイヤモンドSではワープスピードが3着と芝レースは本年未勝利も重賞入着馬が多いのも特徴。G2ステイヤーズSでも入着していたように東京芝3400mも距離の問題はなかったのでしょうがテンに位置をとれなかったようで3着まで。連対2頭も強く力負けと見ますが割と手薄なメンバーだったとはいえ軽ハンデ馬も含め4着以下を離してもいるので。天皇賞(春)に出走したとしても距離自体は全く問題ないと思われる異能のドレフォン産駒。

 

今週の重賞登録馬は中山記念のジオグリフ。

22年G1皐月賞では2着イクイノックス、3着ドウデュースを下して勝利したほどですがその後は未勝利。昨年のサウジCでは4着もありますが近2走はいずれもレモンポップが勝利した南部杯、チャンピオンズカップで大敗と芝レースに戻って復調なれば。想定はテン乗りの戸崎圭太。

 

●7位(12位)キングカメハメハ(2億9853万9000円)(6勝)

(1億7002万7000円)(5勝)

キングカメハメハがここに来て7位のトップ10復帰とは想定しませんでしたがG1フェブラリーステークスを11番人気ペプチドナイルが勝利して獲得賞金3億円に迫る順位上昇。

 

ペプチドナイルははゲートを決めてスプリント寄りのドンフランキーやイグナイターが引っ張るハイペースを4番手追走、これで先行勢壊滅となった中を踏ん張り2着に1馬身1/4差の完勝。

今回の勝利に関してはケチのつけようもないのですがレモンポップ、ウシュバテソーロといったトップホース2頭、優先出走権も付与されるG3根岸S・G2東海S勝ち馬の出走もなく人気馬も今回は力を発揮できず大敗し初ダート馬が連対してしまうようなレース。中東の高額賞金レースや競走体系の変更に伴いレース時期の変更なども地方競馬で多く見られ低レベルとなってしまったのですが、そのチャンスを重賞初勝利にもなったペプチドナイルがきっちりモノにしたということで。

 

今週の重賞に産駒登録なし。

 

●8位(7位)ルーラーシップ(2億4930万6000円)(11勝)

(2億4087万6000円)(11勝)

好調週だった前回から一転し獲得賞金1000万に満たない未勝利週に。本来はこのような週間の出来・不出来が激しいタイプではない安定型なのですが。結果的には例年と同じようなトップ10内の下位を推移することに。

 

今週の重賞登録馬は阪急杯のワールドウインズ。

リステッドレース入着は見られますが重賞では足りないといった成績。昨年のOP(L)リゲルS4着も勝利は直線平坦の京都、小倉、函館で阪神の良績に乏しい7歳騙馬。

 

●9位(8位)モーリス(2億2795万1000円)(8勝)

(2億628万3000円)(8勝)

未勝利週でG3小倉大賞典の1番人気アルナシームが4着。大逃げを打つ馬が上位に残る中で空馬が最先着し、結果的には外差し決着のような大乱戦で人気もあったことから前を捕まえに行くような展開や時計は出ていたものの冬期連続開催の2週目で荒れた馬場も向かなかったのでしょう。

 

中山記念にはマテンロウスカイ、ラーグルフが登録。

マテンロウスカイはG3東京新聞杯5着から。2走前にOP(L)リゲルSで勝利とマイルに転じて復調気配というよりも去勢後に安定して来たのがそのタイミングだっただけで距離は1800mの方が向くでしょう。中山は過去1走のガイアフォースが勝利した22年G2セントライト記念13着のみなので、中山でこそとは言えませんが消す材料にもならないかと。想定は横山典弘の継続。

ラーグルフはG2アメリカジョッキークラブC8着から。こちらも22年G2セントライト記念出走馬(5着)で、その後に自己条件の3勝クラスを勝利して古馬となった23年にG3中山金杯を勝利してG2中山記念2着。前走の敗戦は不良馬場に因を求めるとしても2着した昨年のような勢いもなく2歳OP特別を勝利したような早期から活躍していた馬で5歳とはいえ上積みのようなものは疑問。想定は三浦皇成の継続。

もう1頭登録のホウオウリアリティは1/2抽選で出走可能。

 

阪急杯にはメイショウホシアイが登録。

全4勝中3勝は阪神芝1400m、もう1勝は阪神ダート1400mとコースはベストでしょうが6歳牝馬の重賞初出走。OPクラス昇級後のリステッドレースなどで8⇒6⇒4着と着順を上げているのは不気味ですが6歳以上の牝馬勝利の場合は68回目のレース史上初。

 

●10位(14位)キタサンブラック(2億2357万3000円)(11勝)

(1億5872万1000円)(11勝)

歴史的名馬の産駒イクイノックスが抜けたシーズンで本年序盤は苦戦していましたが、G1フェブラリーステークスでガイアフォースが2着して未勝利週ながら獲得賞金2億円突破のトップ10入り。勝利回数も10を突破していたようにいうほど不振でもなく昨年同時期もイクイノックスの年内出走はなく海外レースからの始動だったことなどもあってフェブラリーステークス実施週終了で11位。3歳勢の活躍などもあって獲得賞金は2億4000万円台と本年より多かったのですが。

 

G1フェブラリーステークスのガイアフォースは初ダートで連対とは想定しませんでしたが、以前から書いていたようにマイルへの距離短縮が良かったのでしょう。戦前ではだからといってダートで...となりますが。20年に最低人気16番人気ケイティブレイブで2着し昨年初の全国リーディングを獲得した杉山晴紀厩舎が当時と同じく長岡貞仁を起用。母の父クロフネの芦毛馬が初ダートながら大健闘などということに。1600mなら芝でも走ると思います。

もう1頭の2番人気ウィルソンテソーロは8着。レース前から発汗が著しく2月の割に暖かい日だったとはいえこの時季にその状態だったのでこの時点で終わっていたのかハイペースを外枠から

先行して最後は止まってしまうことに。こちらが芝へ行きたいような記事も出ているというかデビュー当初は芝に使われていたので今後の路線も含め両馬ともに注目でしょう。ウィルソンテソーロは次走ドバイワールドカップのようですが。

 

今週の重賞登録馬は中山記念のソールオリエンス。

記事的に良いタイミングでトップ10内に復帰したとでもすべきか、ここを勝てば更に順位も上がるでしょうし昨年の皐月賞馬で日本ダービー2着、菊花賞3着と三冠全て3着内の云わばエース格が再始動の古馬となって初戦だけに今後も含め重要な一戦でしょう。ドバイミーティングの各レースに登録もなくここを使うということは大阪杯に行くと思われますが。距離1800mは新馬戦以来ですが当時2着はレーベンスティールで中山はG3京成杯・G1皐月賞で勝利しG2セントライト記念では大きな不利もありつつレーベンスティールの2着。中山でも前走のG1有馬記念は8着に敗れましたが今回のメンバーならば。菊花賞まで騎乗した横山武史は先週土曜の落馬負傷でその後の騎乗をキャンセルし今週は乗れるようですが海外レースに騎乗予定とのことで、それ以前から新コンビと発表されていた田辺裕信の想定。

 

・11位以下種牡馬産駒有力馬など

中山記念では昨年G2毎日王冠など重賞2勝、前走G1マイルチャンピオンシップ4着のディープブリランテ産駒エルトンバローズ。先週のG3京都牝馬Sを半妹のソーダズリングが勝利したオルフェーヴル産駒ソーヴァリアント、想定はソーダズリングで重賞勝利の武豊。

 

阪急杯では前走G2阪神C勝利の22年G1スプリンターズステークス2着ウインマーベル、勝利すれば阪神芝1400mの重賞を連勝。

現在12位ディープインパクト産駒はダノンティンパニーが登録。前走OP(L)ニューイヤーS5着と地方競馬からの連続連対記録はストップも2勝クラス特別・3勝クラス特別連勝の阪神芝1400mに戻って。想定はオレリアン・ルメートル。昨年4着グレイイングリーンも登録され3/4抽選で出走可能。想定はテン乗りの池添謙一。

今回14位でトップ10内から落ちてしまったハービンジャーはサンライズロナウドが登録。本年は閏年で2月が29日まであり2月最終日が出馬投票のある木曜日ということから3月1週まで定年調教師も出走可能となっていますが安田隆行厩舎所属馬で例のアレがあっても。そのようなことだけではなく厩舎はG1レースや重賞を何度も勝ったような900勝以上(先週時点で965勝)の超が付くような名門。短距離重賞にも滅法強く阪急杯は13年ロードカナロア、22年ダイアトニック、23年アグリで過去3勝し同一重賞3連覇も懸かる一戦。

 

・3歳戦

先週で世代の新馬戦が終了し中央では重賞もない週間でしたが注目馬としてはOP(L)ヒヤシンスS勝ち馬ラムジェット。東京ダート1600mの最内枠から出走し出遅れるというよりはゲートを自分から早く出ようという感じはなく芝の部分でのダッシュも鈍く最後方から。テンから促され通しで中間点手前辺りではムチが飛びそこから追っつけ通しの追走でこれはないと見ましたが直線で外に持ち出されると前との差を詰め手前をかえると一気に伸びて終わってみれば2着に3馬身差の差し切り。芝スタートのダート左回りでしか勝っていないので右回りでどうかですが、3勝すべて芝スタートの左回りが向くとも全く思えないデタラメなレースぶり、且つこの強さなのでベストは右回りの中距離という気も。

09年関東オークスなど交流重賞7勝、祖母ラヴェリータのマジェスティックウォリアー産駒。

 

・母の父部門

(前回)

1位ディープインパクト 5億4627万4000円

2位キングカメハメハ 3億2075万5000円

3位シンボリクリスエス 2億8847万4000円

4位アグネスタキオン 2億4842万6000円

5位ハーツクライ 2億2729万7000円

6位クロフネ  2億267万3000円

 

(今回)

1位ディープインパクト 6億4497万1000円

2位キングカメハメハ 3億9838万7000円

3位マンハッタンカフェ 3億6889万8000円

4位シンボリクリスエス 3億4111万1000円

5位クロフネ 2億8408万5000円

6位アグネスタキオン 2億7593万4000円

7位ハーツクライ 2億5626万2000円

 

首位ディープインパクトはG3小倉大賞典エピファニーなど2勝。小倉大賞典ではアルナシームも4着入着、G3ダイヤモンドS3着ワープスピードなど前回からほぼ1億円加算の獲得賞金6億円突破。2位以下も好調な週間でしたが独走態勢は変わらず。

2位キングカメハメハは3勝クラスなど4勝で2位キープ。

3位マンハッタンカフェはG1フェブラリーステークス ペプチドナイル、G3ダイヤモンドSテーオーロイヤルで重賞2勝、3勝クラス斑鳩Sディオも勝利の週間3勝。獲得賞金は一気に3億円を突破して前回8位から3位まで浮上。

4位シンボリクリスエスはG3京都牝馬Sソーダズリングで1勝。重賞勝利週間で獲得賞金3億円も突破したがマンハッタンカフェに交わされ4位に後退。

5位クロフネは未勝利2勝。G1フェブラリーステークス ガイアフォース2着などの入着もあって前回6位から5位に上昇。

上位勢からG1レースを含む重賞勝ち馬の出る週間でランキングに変動も見られたが、今回1位~5位となった種牡馬は2023年1位~5位と順位も全く同じ顔ぶれに。

 

・フェブラリーステークス

父キングカメハメハのペプチドナイルが勝利母の父マンハッタンカフェは3位。

母の父マンハッタンカフェはG3ダイヤモンドSからテーオーロイヤルから土日重賞制覇の本年重賞2勝、通算24勝。

フェブラリーステークスは初制覇。

週間複数重賞制覇は初めて。

本年G1初制覇で23年から2年連続G1制覇、通算3勝。

G1制覇は23年日本ダービー タスティエーラ以来。

21年チャンピオンズカップを父シニスターミニスターのテーオーケインズが勝利しており母の父として中央ダートG1完全制覇達成。

フェブラリーステークスは産駒グレープブランデーが13年に勝利しており同一重賞父・母の父制覇など達成。 

 

・ダイヤモンドS

父リオンディーズのテーオーロイヤルが勝利。母の父マンハッタンカフェは3位。

母の父マンハッタンカフェは本年重賞初制覇で21年から4年連続重賞制覇、通算23勝。

重賞制覇は23年G3みやこSセラフィックコール以来。

ダイヤモンドSは22年テーオーロイヤル以来2勝目。

 

・小倉大賞典

父エピファネイアのエピファニーが勝利。母の父ディープインパクトは1位。

母の父ディープインパクトはG3愛知杯ミッキーゴージャス以来の本年重賞2勝、通算39勝。

小倉大賞典は23年ヒンドゥタイムズから2年連続勝利の2勝目。

 

・京都牝馬S

父ハーツクライのソーダズリングが勝利。母の父シンボリクリスエスは4位。

母の父シンボリクリスエスはG3東京新聞杯サクラトゥジュール以来の本年3勝、通算53勝。

京都牝馬Sはミスパンテール以来2勝目。