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●今回は11位~20位種牡馬などを

 

 

10位(17位)キタサンブラック(2億2357万3000円)(11勝)

 

・11位以下種牡馬など

11位(9位)ジャスタウェイ(2億1570万4000円)(11勝)

(1億9245万4000円)(9勝)

クラップサンダー(障・未)、ミッキークレスト(新)で2勝

勝利数10突破

賞金2億円突破

先週は新馬1勝、障害未勝利1勝の2勝。勝利回数10突破。

G3京都牝馬Sでは13番人気アルーリングウェイ15着、9番人気ジューンオレンジ16着。どちらも大きく敗れてしまったがアルーリングウェイは内枠から追い込み不発、ジューンオレンジは外枠から先行も直線で失速。

土曜京都4レース未勝利では1番人気に応えてミッキークレストが勝利。中位からレースを進め4馬身差の差し切り。母ダヌスカズマイガールは19年米G3ラスフローレスSなど重賞3勝。

土曜小倉5レース障害未勝利では単勝1.7倍の1番人気に応えてクラップサンダーが勝利。入障後3・2着から3戦目の勝ち上がり。22年5月中京の3歳未勝利以来の勝利で通算2勝目。本年障害戦初勝利で23年から2年連続勝利。

先週は土曜京都1勝・小倉1勝、日曜未勝利の週間2勝。前回から2300万ほど加算し獲得賞金2億円を突破も日曜は3場で1頭ずつ出走も全て着外など伸びを欠き、G1レースで大きく賞金加算のキングカメハメハ、キタサンブラックに逆転され開幕週2位スタートから前回まで維持したトップ10内から11位へランクダウン。10位となったキタサンブラックとは800万円弱の差と大きく離されていないが、昨年までの成績を考えればここまで良く奮闘したといったところが実情か。

今週の重賞登録馬は中山記念のテーオーシリウス、阪急杯のカリボールは登録時3/4で出走可能の抽選対象。

 

12位(13位)ディープインパクト(2億1403万7000円)(4勝)

(1億6953万5000円)(3勝)

レッドラディエンス(3勝クラス・JRAウルトラプレミアム コパノリッキーC)で1勝

賞金2億円突破

G3ダイヤモンドSでは1番人気サリエラが2着。勝ち馬にはクビ差およばなかったが、長距離適性というよりは年に1度だけ実施される東京芝3400mという特殊な条件で勝利したテーオーロイヤルは22年ダイヤモンドS勝ち馬ということからレース適性の差といったものが出てしまったか。それでも3000m超の距離にもメドは立ち天皇賞(春)が目標ということで産駒から有力馬がまた1頭名乗りを上げたとなるか。9番人気グランドスラムアスクは9着。ハンデ52キロの出走で左回りは得意だったが新潟芝1800mベストという戦績で10頭立ての9着に敗れた。

G3小倉大賞典では12番人気アドマイヤビルゴが10着。初出走の小倉で馬場や展開も合わなかったのだろうが、過去リステッドレース3勝も重賞では今回で4走連続2桁着順と人気から鑑みてもある意味順当な結果に。もう1頭出走予定だったディープモンスターは右前肢跛行のため出走取消。

3勝クラスJRAウルトラプレミアム コパノリッキーCでは2番人気レッドラディエンスが勝利。前走23年8月新潟の3勝クラス日本海S2着以来6ヶ月ぶり8キロ増はデビュー以来で最高の馬体重となったが前走で半馬身敗れた相手はG1菊花賞をその次走で勝利したドゥレッツァ、新馬戦では6着となったが2戦目以降すべて3着内という安定型。レースではハナを切って2・3着馬の追撃を抑え込み逃げ切ってOP入り、3番人気トーセンリョウ2着で産駒ワン・ツー。昨年まで実施のアメジストS該当とした場合は15年ダノンジェラート以来の産駒2勝目。

先週は土曜未勝利、日曜東京1勝の週間1勝。G3ダイヤモンドSでは2着馬を出し3勝クラス特別ワン・ツーなどもあって前回から4400万ほど加算して獲得賞金2億円突破。順位は13位から12位に浮上。

今週の重賞登録馬はG2中山記念ドーブネ、阪急杯にスマートクラージュ、ダノンティンパニー、登録時3/4抽選の昨年4着グレイイングリーンが登録。

 

13位(19位)ヘニーヒューズ(2億504万4000円)(6勝)

(1億3368万2000円)(6勝)

先週は未勝利

賞金2億円突破。

G1フェブラリーステークスでは13番人気セキフウが3着。ハイペースで前崩れとなったレースを後方から追い込み2~4着まで同タイムとなった末に3着と上位入着を果たした。昨夏の函館ダートOP大沼S1着ペプチドナイル・2着セキフウ、マリーンSでは1着ペプチドナイル・3着セキフウと今回の結果と直結するような形に。7番人気タガノビューティーは4着。フェブラリーステークスは過去3年も登録されていたが非抽選馬となって出走は叶わず4年連続登録で初出走。展開も追い込み型の本馬に味方したように思われ突き抜けそうな勢いもあったが、勝ち馬を捕まえに行った分かゴール前で脚色は鈍り2・3着馬とは同タイムながらクビ・ハナ差で競り負け4着に。

3歳OP(L)ヒヤシンスSでは8番人気ハビレが3着。2歳7月中京の未勝利戦以来7か月ぶり22キロ増の出走で人気は高くなかったが新馬戦ではOPカトレアSを勝利し週中の交流重賞雲取賞でも2着した白毛馬アマンテビアンコの2着など実力は確かだったか。

先週は全てダート戦の出走で土日10頭ずつ20頭の出走も未勝利。それでもG1フェブラリーステークスで3・4着、OP(L)ヒヤシンスSでも3着馬を出すなど前回から7100万ほど加算し獲得賞金2億円突破。後発ダート種牡馬の台頭もあり本年は苦戦傾向にあったが順位は12位まで浮上。中央ダートのみのランキングでもG1フェブラリーステークスで産駒ペプチドナイルが勝利したキングカメハメハを3位に抑え2位と順位を上げている(同部門で現在の首位種牡馬は中央総合6位のドレフォン)。

 

14位(10位)ハービンジャー(2億424万5000円)(11勝)

(1億8961万7000円)(11勝)

先週は未勝利

獲得賞金2億円突破。

G3小倉大賞典の14番人気シフルマンは14着。

G3京都牝馬Sの4番人気プレサージュリフトは11着。OP(L)キャピタルS2着から出走。初の芝1400m戦で左回り向きということもあったか2桁着順に敗れた。

未勝利週ながら2勝クラス特別2着馬なども出て前回から1400万ほど加算し獲得賞金2億円突破も重賞で賞金加算した種牡馬も上位に多く前回トップ10内の10位から14位まで後退。それでも10位キタサンブラックとは獲得賞金2000万円を割り込む差で混戦は続いている。

今週の重賞登録馬は阪急杯のサンライズロナウド、本年解散でレース3連覇および4勝目の懸かる安田隆行厩舎所属馬。

 

15位(11位)ダイワメジャー(1億9417万円)(10勝)

(1億7460万円)(9勝)

セーヌウドゥレーヴ(未)で1勝

勝利数10到達

先週は未勝利1勝。勝利回数10到達。

G1フェブラリーステークスでは10番人気ドンフランキーが9着。23年10月東京盃1着以来の骨折休養明け馬体重592キロの出走。宣言通り逃げの手に出たが当日かなりイレ込みも見られた2番人気ウィルソンテソーロに競り掛けられハイペースとなってしまい直線では早々に失速する前崩れの結果に。距離自体も長かっただろうか。

日曜京都最終レースでは単勝1.5倍の1番人気に応えてセーヌウドゥレーヴが勝利。23年G2ローズS9着後に自己条件の2勝クラス連続2着から出走は、京都芝1600m戦を最速上り33秒3を計時してクビ差の差し切り。おじに23年G3シリウスSなど中央・地方重賞2勝ハギノアレグリアス、3代母タニノクリスタルの産駒に02年G1日本ダービーなど重賞4勝タニノギムレット。

先週は土曜未勝利、日曜京都1勝の週間1勝。1・2回京都連続開催の最終レースでもある日曜京都の最終レースで勝ち馬が出て未勝利週は回避も獲得賞金2億円には届かず順位も前回11位から15位まで下げてしまった。

 

16位(15位)ミッキーアイル(1億9144万7000円)(5勝)

(1億5603万5000円)(4勝)

先週は2勝クラス1勝。

3頭出走のあったG3京都牝馬Sでは1番人気ナムラクレア2着、3番人気メイケイエール10着、15番人気スリーパーダ17着。1番人気ナムラクレアは23年G1スプリンターズステークス3着以来4ヶ月半ぶり10キロ増の出走といかにもプレップに徹したような作りで馬任せに出して後方から。下り辺りで仕掛け馬場の外目を上がって行ったが負担重量が1キロ軽いソーダズリングをかわせず2着まで。昨年はG1高松宮記念、G1スプリンターズステークスともに前哨戦を勝利して本番では惜敗といった結果、ベストも1200mであろうことからこれはこれで好スタートの本年ともいえるだろうか。3番人気メイケイエールはゲートでガタついているところスタートを切られてしまい、そこから押し上げて直線入り口では勝ち馬と同じようなポジションだったが伸び切れず。海外遠征明けの一戦とはいえ22年G2セントウルSを最後に勝利から遠ざかり、相変わらず煩い面も出すなど大きな着順も珍しくなくなっている6歳牝馬、ここからの復調は厳しいと感じざるを得ない結果に。

 

17位(22位)リオンディーズ(1億8920万9000円)(8勝)

(1億1575万6000円)(5勝)

先週はG3ダイヤモンドS、3勝クラス斑鳩S、未勝利1勝の3勝。

ダイヤモンドS勝利による記録面などは総合記事にあるので省略。3勝クラス斑鳩Sでは1番人気ディオが2勝クラス特別から連勝でOP入り。半兄に22年G2マイラーズCなど重賞2勝、23年G1マイルチャンピオンシップ2着ソウルラッシュ。

 

18位(17位)ゴールドシップ(1億8877万1000円)(9勝)

(1億4178万1000円)(6勝)

先週はつばき賞など1勝クラス3勝。

先週は京都1勝、小倉2勝の3勝加算で本年の9勝は京都6勝・小倉3勝の内訳。直線平坦の京都や小倉よりも坂のあるコースで強い印象も京都や小倉が連続開催の序盤ということもあったか偏った成績に。今週から2回小倉は後半に入り東西主場は阪神・中山に移ることからどのような影響が出るか。

 

19位(16位)シルバーステート(1億6542万円6000円)(7勝)

(1億4971万5000円)

先週は3歳未勝利1勝。

G3京都牝馬Sでは16番人気コムストックロードが3着。近走は芝1200mに使われていたが距離延長も良かったか2走連続2桁着順から変わり身。本年解散の中野栄治厩舎所属馬。

土曜京都3レース3歳未勝利では1番人気に応えて2戦目でアレが勝利。祖母は00年帝王賞・東京大賞典などを勝利、00年G1フェブラリーステークス3着ファストフレンド。

 

20位(18位)シニスターミニスター(1億6445万5000円)(11勝)

(1億3632万9000円)(10勝)

先週は1勝クラス1勝

G1フェブラリーステークスでは4番人気キングズソード5着、9番人気ミックファイア7着。

4番人気キングズソードはG1東京大賞典5着から出走。ハイペースとなった展開も向いたのだろうが本質的にマイルは忙しく、左回りは未勝利で出走も22年9月中京の2勝クラス大府特別5着以来ということから芝スタートも含め東京ダート1600mは向かず、その割に好走といえるか。

9番人気ミックファイアは23年ジャパンダートダービーで無敗の南関東三冠を達成。その後に盛岡でダービーグランプリを勝利したが前走G1東京大賞典は出遅れもあって8着とデビューからの連勝はストップ。中間順調さも欠いたようで負担重量58キロ、久しぶりの1600m戦で芝スタートの中央G1ということで全く勝負にならないとも見たが想定よりは走ったという印象。立て直され適条件の交流重賞ならばある程度は戦えるだろうか。

 

100位(122位)アドマイヤムーン

日曜小倉最終レース1勝クラスでトリップトゥムーンが勝利。本年初勝利で産駒デビューの11年から14年連続中央勝利を達成。中央勝利は23年11月福島の2歳未勝利アララララ以来。

 

102位(118位)ジャングルポケット

日曜東京5レース3歳1勝クラスでポッドテオが勝利。本年初勝利で産駒デビューの06年から19年連続中央勝利を達成。中央勝利は23年10月東京の2歳未勝利ポッドテオ以来。

 

110位(143位)レインボーライン

日曜小倉障害未勝利でクリノクオンが勝利。22年産駒デビュー延べ67頭目の出走で4歳馬の障害線による中央初勝利。

競走馬時代は18年G1天皇賞(春)など重賞3勝、16年G1菊花賞2着。ステイゴールド経由サンデーサイレンス系種牡馬。

 

118位(142位)クロフネ

土曜小倉最終レース1勝クラスでシャウビンダーが勝利。本年初勝利で産駒デビューの05年から20年連続中央勝利を達成。中央産駒勝利は23年G1スプリンターズステークス ママコチャ以来。

 

 

・サウジカップなど

1着賞金1000万ドル、レート換算で約15億円なので日本調教馬が勝利すれば一気にリーディング首位ですが中央総合リーディングでは獲得賞金に加算されず。

昨年はロードカナロア産駒パンサラッサが勝利。本年はウシュバテソーロ、クラウンプライド、デルマソトガケ、メイショウハリオ、レモンポップの5頭が出走予定。

 

当日はサウジカップなど6重賞に日本調教馬22頭が出走予定。