新着の一部をご紹介いたします・・・！！

　新着の中から1点、

ペンダントをご紹介いたします。

写真だととても迫力のあるペンダントと

お感じになられるかと思いますが、

実物は案外に小振りです。

日頃、ジュエリーの写真を撮り続けておりますと

感じることがあります。

『良いジュエリーは、レンズに向かって

跳ね返ってくるような生命力がある。』

・・・ということ。

パーンッと弾き返すような

エネルギーがあるのです・・・

そのようなジュエリーは、

自然と写真も美しく撮れるものです。

上にご紹介をしているペンダントも

まさしくそのようなお品物だと思います。

溢れんばかりの躍動感、

そして瑞々しさを感じさせる逸品です。

制作年代は、極めて古いものだと推測されます。

セッティングされている『ゴルコンダ・ダイアモンド』の

質の良さは特筆に価するかと思います。

(裏側はこのように・・・

緻密な意匠にピッタリとセッティングされた

『ゴルコンダ・ダイアモンド』には息を飲みます。）

　こんなに夥しい数の

『ゴルコンダ産ダイアモンド』を見ることができる

私の店は、実に珍しい・・・本当はあり得ないくらいに

恵まれた場所だと思うのです。

『ゴルコンダ・ダイアモンド』というものは

非常に多彩な表情を見せるようで・・・

見慣れているはずなのに、

新たな出会いがあれば、そこにまた新しい発見が

あったりするものなのです。

私のようなジュエリーの販売業・・・

(若しくは美術品の販売など・・・）を

営まれる方の中には、

良いものはご自分のコレクションにされてしまう方も

思いのほか多くいられるようです。

『わあ・・・綺麗！！』と思うと、

『非売品です。。。』なんて言われたり・・・

私はそのような姿勢が非常に苦手なのです。

もちろん個人的に使用するジュエリーも手元にありますが、

だいたいにおいて残り物のことがほとんどです。

(稀に、とっても強いご縁で・・・贈り物など・・・手元に来るものも

ありますが・・・）

私は良いものは売ります。

これが私の職業のあるべき姿勢だと信じているから・・・

恵まれていることに、私はお客様とじかに接してお売りする仕事ですから、

お売りした後のジュエリーも、お客様が身に付けられているお姿を

垣間見たりすることもできますし・・・

私自身、物凄くジュエリーを愛しておる人間ですが、

一番良いものは、まずはお客様に斡旋することが

私の使命だということを、自分自身の強い戒めにしているのです。。。

　明日からマリーアッシュでは

『クリスマス・フェア』を開催いたします。

予定ではマハラジャジュエリーに新着は10日前後の入荷だったのですが、

ご覧の通り、もう着いております！！

上の写真以外にも、たくさんご用意がございます。

この週末、ぜひお出かけくださいませ。

皆様にお目にかかれますこと、楽しみにしております。

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ありがとうございました♪

マハラジャジュエリー、新着です！！

　マハラジャジュエリーの新着です！！

顧客様には、DMにて、

10日(月）前後の到着です・・・と、

お伝えしておりましたが、

嬉しい誤算です！！

早めに届くなんて！！

今回のジュエリー、非常に素晴らしいものばかり！！

数も充分に揃っております♪

私は、それらのジュエリーを見た昼間から、

頬が緩みっぱなし・・・＾＾

心に喜びが満ち溢れるような素晴らしさなのですもの！！

明日朝、一部写真を掲載いたします。

お楽しみに！！

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ありがとうございました♪

デマントイド・ガーネット・・・

　久しぶりに、

『綺麗！！』と思える

デマントイド・ガーネットに出会いました。

ガーネットの中では、もっともプレムアムのつく

『デマントイド・ガーネット』・・・

私もとても好きな宝石です♪

デマントイド・ガーネットは、

その色の美しさもさながら、

『ホーステイル』と呼ばれる、

石の内部にフワ～ッと広がる

糸状のインクルージョンは

デマントイド・ガーネットの美しさを語る上で

外すことのできないポイントです。

写真ではお分かりになりづらいかと思いますが、

このデマントイドは『ホーステイル』インクルージョンの

醍醐味を楽しめる逸品だと思います。

現在、店頭にございます！

ぜひご覧になりにきてくださいね♪

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ありがとうございました♪

お値段の話をしてみましょう・・・

　このリング・・・撮影を失敗した訳ではないのですが・・・

実物の方が、はるかに美しい・・・！！・・・のです。

写真と実物が、こんなに差が出てしまうジュエリーも珍しいかも知れません・・・

最近、良質のコロンビア産エメラルドのリングを

あまり見かけないように感じますが・・・

この指輪は、本当に美しいです！！

ぜひ実物をご覧に入れたい！！

お待ちしております。

　さて、最近呉服屋さんに出入りをするようになって、

やはり正直に思うことは、

『良いものを、出来る限り安く買いたい！！』ということです。

・・・ということは、このブログをご覧頂いている方々も

ジュエリーに関しては、同じ思いをお持ちなのでは・・・と、

ネット上ではなかなかお話しづらいのですが、

『お値段』の話をしてみましょうか・・・と

思いついたわけなのです。

まず、私の店『マリーアッシュ』の仕事上の形態はというと・・・

宝石類など材料は、すべて直接仕入れています。

(海外仕入の割合は近年どんどん大きくなっています。）

ジュエリーの製作は、すべて専属の職人が行っています。

店頭に並んでいる、アンティーク以外の商品は

ほぼ１００％自社で製作をしたものです。

以前稀に、材料、作りともに納得のできる商品を見つけて、

それが自社で製作をするよりも安いだろう・・・と、

判断が出来るものは、製品で仕入れたこともありますが・・・

現在においては、そういうことはほぼ無くなっています。

実はこれらのことは、

『良質のジュエリーを出来る限りお安く売る』ためには

欠かせないことなのです。

このブログはいろいろなお立場の方々に

読まれているようですので、

詳しいことを書くことはしませんが・・・

要するに・・・

『自社で作って売る』ことが出来れば

商品価格は安くなり、

『他社から借りてきて売る』というスタイルですと、

どうしても価格は高くなります。

(百貨店、一部の小売店などはこのスタイルです。）

また、最近愕然とするのは、

海外ブランドのジュエリーのお値段の

異常なる価格の高さ・・・

ここで言う価格の高さは、

商品の質にお値段が

見合わないもののことです。

単なるユーロ高では説明のつかないような

お値段がついたものが、

私には目に付いてしまうのです。

この仕事をしていて、

切に願うことがあります。

それはジュエリーをお求めになる方々が、

出来る限り、

『商品の価値に見合ったお値段でジュエリーをお求めになれる』

・・・ようになっていくことなのです。

私が日頃行っていることは、

海外の小売店等を、しっかりと視察し、

利益率を分析すること。

(一般の方々が、

海外でジュエリーをお求めになることは、

どうしてもリスクが高いと思いますが・・・）

私が注目するのは、一流の商品を扱い、

良心的なご商売をされている

個人経営のお店です。

規模的には私どもよりも少々大きなところが

多いのですが・・・

それらの店の販売価格は、

やはり日本よりはお安いことが多いのです。

私はそのお値段に照準を合わせます。

当然利益率は低くなりますが、

私どもは家族経営ですし、

店もとても小さいので、経費は最小限に

抑えられていると思うのです。

また、利益率の低い分、

それを補うためにいろいろな努力をしているのですが・・・

やれば出来るものです＾＾

ジュエリーへの価値観の違いもありますが、

海外の小売店においては、

ジュエリーがしっかりと経済の血液として

脈々と流れていく様子が、

非常に強く感じられるのです。

今すぐには無理でしょうが、

将来、マリーアッシュを

そのような活気溢れる店にしたいと、

願っておりますので、

頑張るっ！！

・・・という気持ちなのです・・・

『安さ』を売りにするのは

意に反するのですが、

私どもの価格が、ジュエリーの当たり前の価格に

なっていくことが、この先とても大切なことだと

感じております。。。

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ありがとうございました♪

『きもの自在』 鶴見 和子著

鶴見 和子, 藤本 和子

きもの自在

　(宝石屋なのに、最近着物ネタが多いですね＾＾

ご勘弁を！！

私のきものブームなんて、ここ一ヶ月ほどのことです。。。

それまでは、まったく興味がなかったのですから、

現在、きものにご興味の全くない方と、

それほど変わりません。。。

着物関連は良著が多く

心動かされる文面に出会うことが

度々あります。

そんな驚きを皆様にお伝えしたいので・・・

ぜひともお付き合いくださいませ＾＾）

　さて、上の写真の本は、

着物のお好きな方の間では、とても有名な本のようです。

私の場合、お客様からお教えいただきました。

鶴見　和子さんは社会学者。

南方　熊楠、柳田　邦男の研究で

有名な方です。

日常のほとんどを着物で過ごされていたご様子で、

この本には、鶴見さんなりの

着物への価値観が綴られていますが、

それが非常に潔く面白いのです・・・！！

着物関連の書き手ですと、

若手では、林　真理子さん、

群　ようこさんなども有名ですが、

鶴見さんの素晴らしいところは、

(もしかすると、この世代の方の

生きる姿勢なのかも知れませんが・・・）

著書の中では、

どなたを非難することもなく、

かと言って、褒め言葉を散らしたり、

上ずったりすることもなく、

清潔なお言葉を重ねて、

ご自身の着物への価値観を語られていくことです。

私など、嫌なことがありますと、

現在このようにブログのような『場』をもっていることもあり、

つい愚痴を書きたくなる時もあるのですが、

いけない、いけない・・・と、

鶴見さんの著書を読みつつ、

反省したりしておるのです＾＾

まだまだ、全くもって修行が足りない訳なのです・・・

さて、この本の文中、

とても感動をした箇所があります。

ご紹介をさせて頂きますね。

『きものを着ていると、心が落ちつく。

自分が自分であることを確認できる。

したがって、きものを着ているときは、

千万人といえども我ゆかん、という気分になる。

ひとりでものを書いている時も、

人の前で話をする時もおなじである。

きものは、それによって自己主張できる

魂の依代(よりしろ）なのである。

海外で会議に出たり、

講演したりする時は、とくにたよりになる。』

　とにもかくにも、なんと美しい文面かと感じ入ってしまいます。

私は、どなたかの文章を引用させていただく時、

必ず、その方が書かれたように、正確に書き写すようにしています。

つまり平仮名で書かれてある箇所を、

勝手に漢字に変えたりしないということ。

平仮名や、漢字の配分は、

プロの書き手さんにとっては、

美意識や価値観の露見する箇所だと思うのです。

文章というもは、作品です。

読めさえすれば良いのではない・・・

目に映って美しいことも、非常に大切なことなのだと

私は考えております。

　そのようなことを鑑みても、

上記の文章の美しさには、

心を動かされるものがあります。

着物は私たちにとっては民族衣装ですから、

これだけ、潔い文面を鶴見さんが

書かれることも可能だったのだろう・・・と想像をしますが、

他の民族の方にとっては、

「きもの」の部分が他のものに変わったとしても

通用がする文面だと思うのです。

例えば、「きもの」が「ジュエリー」に変わったとしても

この文章は成り立ちますね。

ジュエリーに関して、このような文章を書くことができる

書き手の方が登場されてきたとしたら、

私たちのジュエリーへのスタンスも

より良い方向へ、飛躍を遂げるのかも知れません。

それまでには少しばかり、時間が必要かしら・・・

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ありがとうございました♪