ジーンダイバー


このアニメ知ってる人いますか?


かなり以前に放送してたんだけど今でもとても好きなアニメです。


1995年くらいに放送してたと思う。


おもえばこの頃ってアニメブーム全盛時代だったのでテレ東が熱かった!


テレ東はアニメが熱いので僕は子供のころは特にテレ東っ子でした。


でもそのいっぽうNHKアニメっ子でもありました。

TXっ子になるまえにNHKっ子だったような


ジーンダイバーはNHKを代表する

本格派ハイクオリティ神アニメなのではないでしょうか


NHK超長寿番組「天才てれびくん」の初期に制作された番組内アニメでやってました。


こないだユーチューブで久し振りに見て今一度はまってしまいました。


今見てもぜんぜん色あせない重厚なつくりの本格派ハードSF


進化への介入者DNA系統樹46億年をめぐる壮大な歴史アドベンチャー

と本格的なSF要素が盛りだくさんで楽しい(°∀°)b


中にはこれは本当に子供向けアニメなのか?と疑いたくなるようなむつかしーーー科学知識や哲学的テーマもふんだんにある。


今回のエンタメ特集は『ジーンダイバー』を語る(・∀・)/


第Ⅰ章
ジーンダイバーとは


1994年4月4日-1995年1月24日にNHK教育テレビ『天才てれびくん』内で放送された、実写とCGを併用したアニメ作品である。

その前年の『恐竜惑星』(1993年度)、3年後の『救命戦士ナノセイバー』(1997年度)とあわせてバーチャル3部作と呼ばれている。


また、量子コンピュータDNA解析恐竜の絶滅に大規模噴火説巨大隕石落下説を併用するなど、小学生向けのアニメとは思えないほどのハードな内容を扱ったSF作品であり、作画面はともかくシナリオ面ではアニメファンから高い評価を得ていた。それにもかかわらずDVD化の話が一向に出なかったため、一時はマスターテープが既に廃棄されているという噂も流れていたものの、2003年12月にファンからの強い要望によりDVD化が実現した。

なお、1996年の夏休みに再放送された。ナレーションは中村大樹。

ストーリーは


プグラシュティク編
絶滅した生物の遺伝子を採取するためにバーチャル世界に赴いた主人公・唯が、バーチャルプログラムの暴走により齧歯類から進化したもう一つの人類・プグラシュティクの住む世界に飛ばされてしまう。彼らは人類を自らの存在を脅かす危険な存在と見なし、バーチャル世界へ侵入、人類の進化を妨害し地球の歴史から抹殺しようとする。今や唯一バーチャル世界に出入りできる人間となってしまった唯は、プグラシュティクの世界で出会ったパックやバーチャルセンターの仲間達の手助けを受けつつ、プグラシュティクとの間で地球人類の地位を賭けて戦うことになる。


スネーカー編
プグラシュティクの戦士・ティルと個人的に和解したことによりプグラシュティクとの戦いは一段落したが、ティルが元の世界に戻れなくなってしまう。その原因を探るうちに、唯達は地球の過去に何度となく進化の介入が行われていた事実に気づく。進化の介入者・スネーカーとドライ6(ドライシックス)らエウロパ人達の戦いに巻き込まれるうちに、スネーカーが進化の介入の方向を人類の進化から抹殺へと変更したことが明らかになる。ドライ6と和解した唯達は、地球上の生命の進化の歴史を一気に遡りながら、その都度スネーカーの計画を阻止。最終的にはスネーカーの本拠地である月に向かい、宇宙全体の有機生命体の進化に介入する無機生命体(スネーカーの本体)に対して直接対決を挑む。


という2部から成り立っている。


もっと詳しく知りたい人はここ⇒ ジーンダイバー


第Ⅱ章
ジーンダイバーを彩るキャストたち


キャストはアニメパートと実写パートに分かれる。


基本的に実写キャストは実写キャストでアニメキャストはアニメキャストで話が進行していくので

作中絡むところは少ないが、実写キャストがそのままアニメ化されてアニメパートに入っていったりすることもある。


アメーバアニメパートキャスト


白石文子

主人公「芳賀 唯」役
演じた白石さんは残念ながら2002年3月31日付けで引退してしまいました。
少女の声も少年の声もコミカルもシリアスもどちらでもいける臨機応変な演技派。
同じNHKアニメ『アリス探偵局』では白兎のイナバを演じてた。


熊谷ニーナ

小動物「パック・ロブ」役

演じた熊谷さんは声優になる前は地元・近畿地方を中心にMCタレントをしていたそうで関西弁での芝居も得意。

しばしば関西弁キャラを演じる。他に母親役が多い。
作中ではシリアスな演技と超コミカルな早口演技が混在してた。


岩男潤子
プグラシュティク「ティル・ニー・ノグ」役
演じた岩男さんはアイドル出身の人で声優以外に歌手としても活躍している。
NHKうたのおねえさんや教育番組の理科のおねえさんもやっていたことがありNHKと関わりが
深い。
当時はまだ声優デビュー初期のころでNHKのアニメに沢山出ていた。

調べてみたら『てれび戦士と一緒に声優レッスン』という企画にも参加していて「天てれ」全体と関わりが深い。

基本的に地声からしてカワユスーな声してますが本作では猛々しい声を演じていて
声域に広さに感服しました。

アニメキャスト中唯一顔出し出演がふんだんにありまして

「これは実写で女優もやったほうが良い!」というほどの美人。



アメーバ実写パートキャスト


鹿島かんな
主人公「芳賀 唯」役
主人公はほとんどアニメパートでの出演で実写パートではあまり出てこないのだが

CG上での難しい演技を見事に演じている。


配役の鹿島かんなは1982年10月1日生まれなので当時はまだ子役だった。


でも生年月日見てみたら僕より年上でおねえさんである。


今現在、女優、歌手、タレントとして活躍中。



安藤一志

サポーター「アキラ」役

実写版キャストでは唯一ずーっと実写のみの出演で一番多く出はっている少年。

そのため一番多くCGキャラたちと共演している。

CGキャラとの共演では違和感がないというほどの名演技を披露している。

少年といっても当時(1995年くらい)の話で今現在はすっかり大人になっていることでしょう。

でも今現在の消息がわからないんですが・・・。


斎藤隆
CGキャラ「虎哲」役
キャラの声を担当。頑固オヤジ的な声でひょうきんな口調で好演している。

コンピュータデバイスのはずなのに妙に人間臭いのはこの声の賜物である。


篠原恵美
CGキャラ「セラフィー」役
キャラの声を担当。
落ち着いた女性、母親、高貴な役柄などを主に演じるがNHKの教育番組などで可愛らしい声も使用している。
プロフィールによると酒豪らしく「晴れ女」としても知られる。

第Ⅲ章
ジーンダイバーのおもひで


この当時まだ小学生か幼稚園くらいじゃなかっただろうか?


まだ幼い子供のころの日

懐かしいキラキラ


このアニメを見るとものすごく懐かしいノスタルジックな思いがしてくる。


第Ⅳ章
ジーンダイバーの科学知識


ジーンダイブ
バーチャル世界内での時空移動手段。遺伝子情報を元に生物の系統樹を辿る事でこの操作を実行するため、目的の時代に行くにはその時代につながる生物の遺伝子が必要となる。また、移動者の遺伝子がコンピューターに登録されていることも条件であり、遺伝子情報を持たない物体や、遺伝子構造の異なるエウロパ人はこの方法では移動できない。逆に言うと遺伝子が登録されていれば対象者の同意なく無理やりワープさせることも可能で、これを拷問に使う場面も。バリア発生中もワープ出来ない。初期は一瞬でワープさせることが可能だったが、後半ではスネーカーに支配されたマザーコンピューターとの接続を絶ったため、虎哲だけの処理速度ではワープの準備にかなりの時間がかかるようになった。バーチャルステーションの虎哲が操作を行うので、タイムホールと違って発動すればワープに失敗することはない。

プグラシュティク
バーチャルプログラムの暴走から開いたもう一つの世界で、化石種の齧歯類エピガウルスが進化した人類。先祖と同じく地中活動を得意としており、その能力によって築いた地中都市に本拠地をおく。磁場に強く反応する。また、地中航行戦闘艇や戦艦など、強力な戦力も保有している。遺伝子上の進化の道筋が不安定な彼等は、この欠落を埋めることを悲願としていた。霊長類から進化した人類の存在を知った事から、人類を歴史上から抹殺すれば自分達がそれに取って代わり、安定した存在になれるのではと考え行動を起こす。しかし、進化の道筋が不安定であることの理由は、後述のスネーカーによって遺伝子上の封鎖領域に手を加えて実験的に作り出された仮想生物だからであった。 彼らにとって握手は相手に呪いをかけるという意味だが、唯はそれを知らずに握手で宣戦布告をしてしまった。

エウロパ人
木星の氷と水の衛星・エウロパで誕生した知的生命体。有機物が無機物から遺伝能力を得た上で離れて進化した地球生命と異なり、有機物が無機物を取り込んだまま進化して発生した生物。通常は甲殻類に酷似した4本足のエビのような姿をしているが、自在にその形状を変えることができる。通常形態の場合、レーザーを装備している。(もっとも戦闘実行体にはほぼ通用しない)また、体内にはシリコンによって構成された遺伝子を持っており、その遺伝情報を独自の方法で伝えている。そのため、エウロパ人には性別の概念は存在しない。一般には赤い肌だが、後述のドライ6のみ若干色が違う。複数の部隊に分かれ、それぞれが各所に基地を置いて活動している。各人が自分の命を惜しむことがなく、勇敢。個体名は「味」を示す英語と数字の組み合わせ。

スネーカー
太古から地球生命の進化に介入していた謎の存在。様々な時代に介入するも本体は全く姿を見せず、戦闘実行体を筆頭とする様々なロボット群がその計画を進めていた。なお、スネーカーとはプグラシュティクの言葉で進化への介入者を意味しており、エウロパ人はスネーカーのことをノーテイスト(無味)と呼んでいる。

実はこの宇宙が生まれる以前の宇宙で有機生命体によって作られた、コンピューター知性体。時空構造まで操り、自らを次の宇宙で再生させるなどの超越的な能力を有している。人間の作り出したコンピューターに対しては「何故人間に似せて造りたがるのだ?」などの興味を持っており、スパイも兼ねたセラフィーを送り込むなど、好奇心の塊的な一面を持つ。人類やエウロパ人にとって侵略や存在抹消とみなされる行為も、実は(スネーカーから見れば)不完全な有機生命体を含む全宇宙の完全な情報化と、その永久的存続のために行っていたことだった。そのため、一概に善悪と分けて語る事は不可能な存在である。最終的には唯を通して人類やエウロパ人と和解し、自らが人類と代わる生物になるか否かの実験用として作り出した仮想生物であるプグラシュティクの世界を安定させ、いつか人類が自分を必要とした時には喜んで協力すると約束した。


戦闘実行体
バーチャル世界において実体化したスネーカーの手足となって動くロボット群の中心。主に計画妨害者の排除を行う。一度敗れた攻撃が次回出現時にきかなくなっているなど、何度もマイナーチェンジが行われている。最も多数現れた実行体は、頭部の二本のレーザー砲と両腕クローが武器であり非常に強力(ただしレーザーは超伝導体の盾により跳ね返すことができる)。なお、終盤でバーチャル世界のスネーカーの本拠地の工場で量産されていた内の3体は唯のサポートに付く様にプログラムを書き換えられ、唯を守って戦い、最終的に破壊されている。劇中では最初に1体のみで現れたタイプと後に集団で現れるようになったタイプが確認され、幾つかの型があることが推測できる。
また、月では白いアリのような形で合体してムカデ状となり鎌を操る戦闘実行体や、茶色で多数で這い回るドリルを装備した戦闘実行体、ティルの何倍もの体躯でタイムブースターの攻撃をも退避する最強の戦闘実行体が登場している。


作中に登場した生物(基本的に全て実在した生物)
ヘミキオン
イヌに似た原始的なクマの仲間。中新世の北アメリカで怪我をした子供を助けようとし、唯が噛み付かれたことが物語の始まりとなる。

モンゴロイド
4万年前のシベリアでプグラシュティクに襲われた。唯の遺伝情報からたどられた唯を含む多くの人類の祖先。

ミトコンドリア・イヴ
ミトコンドリアDNAをもとにたどり着く人類共通の祖先。25万年前のエチオピアでフラウに殺されてしまうが…。

アウストラロピテクス
人類の祖先に当たる猿人。350万年前のエチオピアでパックを捕まえ、ヒヒに襲われている唯を救った。

クレード・ゼロ
齧歯類と霊長類の共通祖先。クレード・ゼロは進化の分岐点を指し、厳密には生物種の名前ではない。白亜紀後期・約7000万年前の北アメリカに生息。

エピガウルス
プグラシュティクの祖先。450万年前に生息した大型げっ歯類。

スミロデクテス
原猿類で、5000万年ほど前の人類の祖先。

イクチオステガ
最初に陸に上がった両生類。エウロパ人に多数が捕らえられる。

アノマロカリス
およそ5億年前に生息した奇妙な生物。スネーカーによりピカイアを襲うよう操られる。

筆石
アノマロカリスと同時代に生息した生物。スネーカーは、脊椎動物に代えて筆石を進化させようとし、巨大な筆石のネットワークを作った。

ピカイア
脊椎動物の先祖(現在では異説も唱えられている)。人類の抹殺を企んだスネーカーに攻撃される。


上記のように見ていた当時は気づかなかったがとても子供向けアニメとは思えないほどの本格SFネタが随所に出てくる。

登場した古代生物については子供どころか大人でも古生物学者でもなければ知らないようなものが多い。

こちらにさらに詳しい情報あり

http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC


第Ⅴ章
ジーンダイバーとCG


これは切っても切れない。


このアニメに限らず当時のNHKアニメはCGをふんだんに使い始めたのが多かった。


要はCGで作られたキャラクターと実写の役者が混在しながら演技をしていくわけだが

これはかなり難しい演技である。

しかも演じるのはデビュー仕立ての子役。

でもあまり違和感なくCGたちと一緒に演技ができていた。


CGキャラとの共演で難しいところは、やはり

『実際にはその場にいない相手と、あたかも一緒にいるように演じなければならない』

という点だろう。


これがなかなか難しい。


CGキャラは後から合成するわけで、役者が演じている所には実際にはいない。


それをあたかもその場にいるかのように演じるというのは大変難しい。


大人の役者でも難しいのに当時子役の役者たちが見事に演じていた。


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