両親のこと
両親と一緒に姉の家に遊びに行ったときは、わたしは実家に泊まってくるんだけど、今日は自分の家に帰ってきました。
理由は両親の喧嘩です。本当はこういう時こそ娘として泊まってくるべきなんだろうけど、わたしにはそれはできませんでした。
呆れてるわけじゃないんです。でも、感情的になってお互いを罵倒しあう姿を見てたら悲しいし哀れになってしまいました。
子どもの頃もよくこんな喧嘩を見てたなぁ。
母が今日言っていた。『20年たってもお父さんとお母さんは同じこと繰り返してるの。こんな親でごめんね。』だって。
ここ数年は昔が嘘のように仲良くやってるなぁと安心してたけど
今回の喧嘩のいきさつや罵り合いを見てたら、確かに何も変わっていませんでした。
ちゃんとみんなで冷静に向き合って解決してこなかったから。
なんとなく、別れるのが面倒だとか寂しいとかで、時が過ぎるとほとぼりも冷めて一緒にいるという感じ。
でも、時間だけが解決してくれる問題じゃないんだよね。
ちゃんと向き合って、お互いを尊重したり感謝して、あとは父と母とそしてわたしたちも変わらないと無理だと思う。
両親それぞれを尊敬してるけど、そんな両親が喧嘩して軽蔑に値するような姿を見るのが辛い。
二人だけの問題じゃないことは分かってるつもりです。家族の問題なんだから。
なのに、今日もこうして逃げて帰ってきてしまったことを後悔している。
わたしも子どもの頃から何も変わっていない。
帰り道を運転中に久しぶりに泣きました。
今日の予定
夜勤の翌日は全く眠れない…昼寝できたからいいけど。
今日は実家に寄って母を連れて姉の家に遊びに行き、仕事帰りの父と合流という感じです。
甥くん姫ちゃんと会うのが一番の目的だけど、わたしは昔からお姉が大好きなので、お姉に会えるのも楽しみです。
両親に会うのは…正直さほど楽しみではない。結婚しなさいってうるさいしさ。
けど、親孝行しなくちゃという自己満を果たしたいからわたしから誘いました。
姫ちゃんが先日一才を迎えたので、プレゼント(可愛いワンピース)を持っていきます。
姉の子どもたちに似合いそうな服を買うのが、もはや趣味になりました。プロデューサーの気分です。
甥くんにはこないだ本をあげたから今回はお土産なしです。がっかりするかなぁ。
コンビニでアイスでも買って行こう(パピコが大好きなの)。
可愛い人
夜勤終わった~。で、解放感に満ちて昼間からビールを飲めるこの瞬間のために働いてると言ってもいいくらいだよ。
…夜中に雷が鳴ってたんだけど、巡回してたらある患者さん(70代女性)が廊下にたたずんでいました。
術後の傷でも痛んで眠れないのかなぁと思って声を掛けたら、どうやら雷が苦手で眠れないらしい。
その方の病室(ちなみに大部屋なので、他の患者さんもいる)はカーテンのない小窓から雷の様子が丸見えで、怖くて病室にいられなくなったんだって。
夜中だから廊下は暗いし『雷がやむまでナースステーションで過ごされますか。』と声掛けたら
けっこう頑ななご様子で『いいのいいの、あなたはお仕事に戻ってちょうだい。わたしの事なんか放っておいて大丈夫よ。迷惑かけてごめんなさい。』だって。
(…てか、あなたのような人を守るのもわたしの仕事なんですけど。)
結局、その方は暗い廊下で雷がおさまるまで一人でじっと座って待っていたというそれだけの話です。
感想→『子どもでもあるまいし、なんと可愛らしい人なんだ!』
ちょっと癒されたそんな夜勤でした。