2020年9月2日の記事で、ローソンで「どらもっち」を購入した、と書いてました。
その時の写真。
さて、今日久しぶりに、どらもっちを購入。なんか雰囲気が違う、と思ったら、なんだ赤紫色の太線が一本入っていました。
あれ、このシンプルなパッケージの“赤紫色の太線を配置したデザイン”、「無印良品」の商品や店舗、包装等に用いられている(だったかな?)感じに似ている?
例えば、下記のような商標登録がありました。登録第3323471号公開情報より引用。
あ、良品計画さんもしかして“色彩のみからなる商標”で登録商標を取得しているかしら?と思って、J-PlatPatを探してみたのですが、ありませんでした。
ちなみに、現在、“色彩のみからなる商標”として登録されているのは以下です。
上記の三菱鉛筆株式会社さんの商標登録は、もしや単色の太線に係る商標登録?と思いきや、よく見ると、二色でした。拡大は以下(詳細は「こちら」。)やっぱり単色の商標登録は難しいですねえ。
登録第6078470号(J-PlatPatの公開情報より引用。)
はて、商品が限られているとはいえ、特定の色彩を一社に独占排他的に使用させていいと思いますか?
それとも、その商品の品質管理をしっかりやって、良いイメージを保ち、社会貢献もしていて「信用」が蓄積している以上、競合の似たような商品に使用させないために登録を認めてもいいんじゃないかな、と思うか?
ところで面白い商標出願を見つけました。株式会社フェリシモさんが出願している商標ですね。指定商品は、「第16類 紙製包装用容器,プラスチック製包装用袋,紙製テーブルクロス,紙類,色鉛筆,その他の文房具類,印刷物 」
商願2017-128963(J-PlatPatの公開情報より引用。)
(以下、省略)
フェリシモさんのホームページ(こちら)には、『500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS』という商品で、「月1セット(20色)」が販売されるというシステムのようです。
同社ホームページには、「毎月1回、25種類の中から1セット(20色)ずつ25回のお届けで完成します。」省略「※お届け順はフェリシモにおまかせください。※お申し込み月から25回(通常25ヵ月)のお届けとなります。月々のお申し込みは不要です。※予約商品のため、不良品以外の交換・返品はお受けできません。返品された場合、全デザインをそろえることができなくなります。(日本製)」とあります。
で、重要な点、「総額¥17,875 OFF(税込) ツナガル割キャンペーン」とあります。でも、毎月20色だからなぁ。かなり長い間楽しめる道のり。ちょっと欲しいかも!?
特許庁よ、登録しちゃえ、日本発の特徴的な商標じゃないの、海外高級ブランドばっかり優遇しないでさっ
by BLM
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