リラは和名を紫丁香花(むらさきはしどい)、または花丁香花
といいます。端に集う、から名ずけられたとのこと、素敵な
日本語(漢字)だと思います。
昔、日本にも「リラの花咲くころ」という歌がありました。
リラの花が 胸に咲く今宵
ほのかな 夢の香に
ああ 思い出の あのささやき
遠く遥かに 聞えてくるよ (寺尾智沙作詞 田村しげる作曲)
若紫の細長い蕾がぱっと開くと、薄紫の十字の花びらが集団
となって美しく咲くリラの花。胸のもやもやがつのれば、こんな
にも甘くせつなく、やるせなく香るのでしょうか。リラの香りは、
むせぶような、とも少し違う、この歌に歌われているように、遠く
遥かに聞えてくる、すっきりとした甘い香りです。
私は毎年リラ(ライラック)の花が咲き匂うのを楽しみにしている
のですが、丁度このころ、京都に行く用事ができるので、「帰るま
で散らないでね」と、そっと囁きながら、思いを残したまま出かけ
ます。その思いが届いたのかどうか、いっせいに花開いたリラの
甘い香りが待ってくれていました。
リラの花が咲くと毎年探すラッキー・ライラック(5弁の花びら)、
今年はもっとラッキーなことに6弁の花びらを見つけました。
黙ってのみ込むと「愛する人が永遠に心変わりしない」という
言い伝えがあるそうです。まだ一度も試したことがないので、
秘かに、、、と思うものの、花言葉は「初恋の思い出」「青春の
よろこび」、ああ、時すでに遅し・・・。
きょうは大好きな曲、フォーレの「夢のあとに」を
トランペットの演奏で・・・。




















