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バンコク 写真点描



バンコクの日記は今日で終わりですが、

最後に写真を残しておこうとおもいました。

これは、私が一番気に入っている写真です。

スカイトレインの脇の、線路を歩いていくタイ人の女性と、そこで暮らす人々の暮らし

こんなに雑然としているのに、なんだか清々しい。

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バンコクの電柱に目を向けると

どこもこんな感じです。

電力を取れるだけ取ろうみたいな感じ。

これで停電になっても、

多分皆あまり気にしないんだと思う。

もともと、タイ人むけのアパートは、キッチンすらついていないところも多く

ベランダでカセットコンロで料理したりするような人たちも多いのですから、

停電もどうってことはないだろうな。

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これは、バンコクで火事が起こった時の、消防車
渋滞がひどいので進めない
消防士も、私服?みたいな格好
特に誰も慌てていないように見える。
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バンコクの野犬(通称ソイ・ドッグ)
彼らは夜になると、それぞれの場所で眠りにつく
狂犬病も持っているかもしれない
病気もあるかもしれない
だけど、彼らは一日、街をうろついていて、屋台の人に追い払われたりしながら
生き抜いているらしい
ふかふかの寝床とか、おいしいお肉の夢すらも
見る事が出来ないんじゃないかと思う程
眠りは浅そう



いろいろな顔を持つ
バンコクでした。
また行きたいものです。

ちなみに、
午前中に到着する便に乗ると、入国にものすごい時間がかかります・・・・・・。
到着するのは午後がお薦めです。。。。。。





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スイスみたいにしたたかな、タイの外貨集め


銀行業が発達していたり、アラブの富豪が遊びにきたくなるような政策を掲げて、
付加価値を高値で売る事が得意なスイス。

外国からのお金を集めるのが上手だなと感心していましたが、

上手なのはタイも同じです。




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                                                          (バンコクの水上マーケット)



タイは、物価が安いのに、外国人には楽しく良い生活が出来るという理由で、海外からの投資家が後を絶ちません。

100平米のコンドミニアムが300万ぐらいから買えるので、
・リタイヤメントビザ(定年後に移住する人のためのビザ)
・観光ビザ(最大30日まで)
などを利用して、多くの日本人やヨーロッパ人(ロシア人が意外に多いです)、アメリカ人、シンガポール人や中国人、韓国人がコンドミニアムを購入し、旅行者に貸したり、値段が上がるのをまって転売したりと投資したり、自分たちのバカンスに滞在したりしているのです。


そんなタイには「コンドミニアム法」(通称)という名前の法律があり、

コンドミニアムの総面積のうち49パーセントまでなら外国人が買っても良い

という法律があります。

タイの土地に関する法律は、基本的に、

タイの土地はタイ人のもの、外国人には所有権は渡さない

という物です。





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                                              (外国資本に多くを頼って作られているバンコク)




なので、

・外国人はアパート一棟(まるごと土地付きで)購入する事は出来ない

・基本的には外国人は土地を買えない

・外国人が土地を購入できるのは、タイ人の配偶者か友人に名義を借りれば、購入する事が出来る

・しかし、購入した土地を、外国人の家族が相続する事は出来ず、相続できるのはタイ人の家族だけ

・ほかには、タイで会社を興せば、タイに土地を購入する事が出来る

・しかし、手続き上は30年の土地使用権という借地みたいなもので、最大1回延長できる(つまり60年までは使用できるがその後は土地はタイに返す)

という、限りなく、外国人にタイに暮らしてもらいたいけど、最後の最後で、絶対土地は外国人には売らない!

という固い決意表明が読み取れるのであります。

しかも、

タイでコンドミニアムなどの不動産を購入する場合には、なんと外貨でなければ買えません
タイバーツでは購入できないのです。


タイ王国は、自国の通貨ではなく、ドルや円、ユーロなどで現金が欲しいという訳です。

タイは外貨集めがとても上手だと思います。


しかし、そんなこんななので、

タイ人と国際結婚した外国人は、

これで、土地付き家を購入した後に離婚されると

財産の多くをタイ人配偶者とその家族に渡す事になる訳で、

えーーー! 知らなかった~。みたいな事もしばしば起こっているらしく、

それでも法律がそのようになっている限りは、仕方がないので

泣き寝入りするしかない方も、中にはいらっしゃるようです。






数字で見る「日本とタイの関係」(アジアのハブとして)



数字でタイを見るのはとても面白いです。

タイにとって、日本はアメリカに大きく差を付けて、堂々1位の貿易相手国です。

日本からタイに投資するのは製造業がダントツに多く、

2010年度は589億バーツ(1800億円近く)が投資されています。

2位のアメリカの投資は750億円ぐらいなので、差は歴然としています。



スイス・ジュネーブ半径500Mな毎日-ワット・アルン(暁の寺)
(これはワット・アルンと呼ばれるお寺です)





タイには日系企業がなんと9000社もあります。

平均すると各社の資本金は1500万円ぐらいなので、基本的に中小企業が多いようですが、

タイ・トヨタ、など、2010年には、160万台の車を製造・販売・輸出している大企業もあります。



そんなタイは今や、東南アジアマーケットの「ハブ」なのです。

タイが「ハブ」として好まれる理由は


・物価が安い
・経済の見通しが明るい
・中国や他の国のように、今後人件費が上がりにくい
・労働者の質が良い
・労働者の教育水準が上がってきている


ということのほかに


・輸出に便利

という一面があります。


タイから第三国へ輸出するには
・オセアニアは船で南へ
・中国、中近東、ヨーロッパへは全て陸路で
・アフリカへは船で西へ
・アメリカ大陸へは喜望峰を回って船で

と、「物を運びやすい」環境も揃っているのです。



これだけ書いてみると、これから日本が製造業でどうやってタイと戦ったら良いのだろうか、と思ってしまいます。

2000年から2005年に創業を始めた日系企業は2200社もあります。

タイで起業を目指す日本人は、これからも増える見通しだそうです。