ジュネーブ半径500Mな毎日 -33ページ目

遠足に遅刻した子供達とネガティブなわたし

先日、8年生(小学校6年生相当)の遠足について行った。

集合時間は朝の7時半。

それなのに、Mと私は、朝の7時台なのにバスが15分も来ないという最悪タイミングでバス停にいた。

ベンチに座って、

私 「おかあさん、たいしてフランス語話せないのに、付き添ったところで、先生も迷惑じゃないかな。話し相手にもならないんじゃないかな」

とつぶやく私に

長女 「おかあさん、それって、超ネガティブ思考だね。もっとポジティブに考えなよ。お母さんだって、学校の先生だったんだからさ、なんとかなるよ」

と励まされる。


しかし、バスが来ない。


私 「真面目で時間に正確と言われている日本人のお母さん達が遅れたら、ほんと、恥ずかしいよ。」

とつぶやく私に

長女 「それも、すごいネガティブ思考だけど、きちんとした日本人っていう思考はポジティブだね」

と、分析され、励まされる母(わたし)。

もう自分を4コママンガにした方が良いような気がする。






そんなこんなで、7時半丁度に集合場所に着いた。

でも、生徒が12人しかいない

私 「先生、今日の生徒は全部で何人ですか?」

先生 「21人か22人ですね。」

なるほど、大体の人数なんですね。

私 「何時の電車に乗るのでしょう?」

先生 「7時47分です。」

しかし

生徒が集まらない。

7時40分。

先生がついに出発を宣言。でもホームを間違えるので

「先生、そちらの階段ではありません。2番線の出発です」

と私が告げる事に。



さて、この時までに、遅れた生徒は3人。



動き出した電車の中から先生が、3人の親に連絡を取り、校長にも連絡をし

「生徒3人が遅れたので、これから学校戻ると思うので、別のクラスで課題をやらせてください。

はい、そうです。集合場所に時間までに来られなかったのは、彼女達一人一人の責任です。

途中事故やアクシデントはなかったようなので、残念ですが彼女達は置いて行きます。」

と告げている。



遠足に置いて行かれるなんて!

なんてかわいそうなの?

私が残って後から連れて行ってあげれば良かった?(でもお金かかり過ぎ?)

遅れた一人は、将来医者になりたいっていう優秀かつ性格の良い女の子で、

あの子にはとても良い機会だっただろうにな。

もったいない。

こんな風に、ローザンヌ遠足は始まったのでした。

付き添いの私は、

「私が後ろを歩くから」

と教育実習生を働かせてしまいつつ

もっぱら、遅れている子をシープドッグのように追い立てたり、

靴のひもがほどけた子供を待ってあげるとか

お手洗いの場所を教えたりとかするぐらいで

そんなイマイチ働かない1日でした。

しかし、1日フランス語ですっごい疲れました。






ジュネーブ半径500Mな毎日

ローザンヌ工科大学へ。子供の遠足についていく。

ジュネーブ州公立小学校8年生(日本の6年生にあたる)は、学年末の試験も終え、

そろそろ、遠足&ご褒美のシーズンです。

今日は子供達、ローザンヌ工科大学へ行きました。

「物理について学ぶ1日」というテーマで、大学全体がスイスの子供達のために開放しているのです。

朝7時半過ぎ、エアポート駅から、専用の電車に乗ります。学校の遠足では、電車が割引になる上に、座席も指定してくれて、ローザンヌまで往復わずか7フランです。

スイスのフランス語圏からたくさんの学校が集まっていました。









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着いた先は、ローザンヌ工科大学。

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このように、全ての校舎が開放されていて、
5つぐらいの研究室を選んで行くのです。
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高価&巨大な機械がたくさん置いてある、Solar Fusionの研究室。日本にも三つぐらいあって、そのほか、ロシア、韓国、中国、EUと提携して研究しているようです。
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ここは、小さな面白い実験を見せてくれる教室。教授が、静電気を自分の体に貯めて、まるで手品のように、油にふっとふれて火が着くと、みんな大喜び。
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こちらは、日本人が設計したロレックスラーニングセンター。
横から見ると、休んでいる腕時計みたいな微妙な流線型。
ここは、中には図書館やカフェテリアがあり、床にはふかふかクッションがたくさんあって、ごろっと寝られるようにもなっています。
ジュネーブ半径500Mな毎日



子供達は本当に積極的で、どんどん質問するし、たくさん質問した生徒には
「この分野が好きなんだね。将来、ローザンヌ工科大学においで!」
なんて、やさしい声かけをしてあげる大人達。
子供の教育は、本当に熱心だと思う。子供達には本当に良い刺激になると思う。

たくさん質問して、ビデオも撮っていた男の子に
「将来科学者になるの?」って聞いたら「うん!なる!」って。
ほんと、頑張って欲しいな。

ロレックスラーニングセンターは上から見ると、こんな、宇宙からアメーバが落っこちて来たみたいな形で
面白いです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Rolex_Learning_Center


こちらからは、ロレックスラーニングセンター内の動画が見られます。
http://rolexlearningcenter.epfl.ch/

6年生(ジュネーブ8年生)の授業





長女は、昨夜、深夜1時半まで宿題をして

今朝は6時に起きて、また宿題をやっていた

そして

お昼に帰って来てお昼寝して

また学校に行った。



6年生(ジュネーブの8年生)の授業は「研究」

クラスで決めたテーマについてレポートを書き、一番良かった生徒にはなんと賞金が出るのである。

23人の生徒からまず4人が選出された。

長女のレポートも残った。良かったね。

4人を選んだ先生の審査基準


Fちゃん、  努力の跡が見られる

Cちゃん、 芸術的

Aくん、   時間をかけた感じがある

M、     オリジナリティーがある



なんだって。

スイスの評価は、日本とは違う

教師の審査基準が一つじゃないから

子供達は思い思いに全力を出して、その評価にぶつかって行く。

それを評価する先生も大変だと思うけど、

そんな授業を受けてみた気もする

こういうレポート形式の授業はこれからどんどん増えて行って

高校生にもなると30枚以上のレポートを書くようになるという

高学年になればなるほど、勉強させるスイスです。






ジュネーブ半径500Mな毎日

ありがとうございます。

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