H29電験二種二次試験の公式解答に加筆があったようです。 | 電気技術者エクレアの資格取得日記

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地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

【旧ブログからの転載(2019.2.4)】

 

本日の電気技術者試験センターHPの新着情報。
1月10日に公表された平成29年度電験二種二次試験の解答に一部加筆をしたとのことです。

平成29年度第二種電気主任技術者二次試験の標準解答について
http://www.shiken.or.jp/answer/pdf/271/file_nm03/2017_2_2.pdf

 

どのような加筆があったのか調べましたが、機械・制御の問2において、以下の加筆があったようです。
解答の1行目の定義の部分になります。
【加筆前】~巻数比をaとすると、
【加筆後】~二次側(負荷側)を基準とした巻数比をaとすると、

発表にある『誤解のないよう』というとおりの内容かと思います。
加筆前でも意味は通じると思いますが、逆数は認めないということでしょうか。

電験において、このような発表は今まで見たことがありません。
最近、大阪大学の入試問題で出題ミスがあったり、また京都大学の入試問題でもミスがあったのではないかと言われています。
今回の発表はこういうところを意識したのかもしれません。
解答発表というのは実に重い責任を背負わされているのだと痛感しますね。