H29技術士第二次試験(電気電子部門)筆記試験の問題 | 電気技術者エクレアの資格取得日記

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地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。

2週間前の話になりますが、平成29年度の技術者第二次試験筆記試験の問題が公表されました。
電気電子部門の電気設備科目の問題は以下のテーマからの出題でした。

【2-1-1】三相かご形誘導電動機の始動方式
【2-1-2】電力平準化用蓄電池
【2-1-3】スマートメーターのセキュリティ
【2-1-4】4K・8K放送
【2-2-1】高い電気品質が要求されるビルにおけるUPSの計画
【2-2-2】統合接地システム
【3-1】ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)
【3-2】インテリジェントビルのリニューアル

全般的には、例年の傾向と大きくは変わらないと思います。
例年と異なる部分としては、スマートメーターのセキュリティや4K・8K放送などの通信分野が出ているところでしょうか。
またZEBは旬のキーワードではないかと思います。

誘導電動機、蓄電池、雷保護設備、建築物のリニューアルなどは頻出のテーマかと思います。
特に雷保護設備については、毎年何らかの形で出題されています。
雷保護設備は電気設備の主流の分野からはやや外れると思うのですが、技術士試験ではよく出題されますね。

今年度出題されているテーマ全てがメジャーというわけではないですが、従来通りの勉強で大コケする内容でもないでしょう。
やはりキーワードの整理と論文の書き方が合格の鍵を握ることになると思います。