集団リンチとは集団で私的リンチを科すことで、「リンチ」は私刑とも呼ばれ、大人数で殴る、蹴るなどの暴行を加えることを指す。

集団リンチは犯罪心理学で説明すると下記の5項目によって引き起こす。

 

【犯罪心理学】

①匿名性(※発達障害:特にADHDや反社会パーソナリティ障害/自分軸が無い・偏桃体優位)

大勢になれば自己の言動に対する責任感と個性がなくなる。

赤信号…

➁被暗示性(※発達障害:特にASDの人は暗示にかかりやすい/自分軸がない/偏桃体優位)

暗示にかかりやすい/その場の雰囲気に従う。

③感情性(※発達障害の人は感情コントロールが難しい傾向にある/偏桃体優位)

感情的になると、論理的に考えられなくなる。

④衝動性(※発達障害:特に衝動的な行動が特徴的なADHDが陥りやすい/偏桃体優位)

理性のブレーキが利かなくなる

⑤力の実感(※発達障害:特にADHD等の発達障害は、衝動性の高さによって思い込みが激しくなる/偏桃体優位)

自分たちが強くなった気がする

 

このように集団リンチを引き起こす人の特徴を具体的に述べると

発達障害と機能不全家族の二項目に高い確率で集約される。

 

自分軸が無い精神構造は、過干渉・過保護・虐待・ネグレクト,いわゆる親の支配によって、自由意志が阻害され引き起こす精神構造であり、親の支配下で育った人は、自分で考え行動する力が脆弱であるため、強い衝撃に靡いてしまう傾向が強い。

同様に、発達障害においても、思い込みの強さや衝動性などの特性が影響し靡いてしまうと思われる。

 

北海道大学生集団暴行死亡事件はいわば集団リンチの顛末である。

脳科学と犯罪化学でこの事件を解明すると、発達障害と機能不全家族が浮き彫りになってくる。

 

付け加えるとするならば

自己肯定感の低い人の特徴である「過剰で歪な承認欲求」が影を落としている。

 

 

 

 

すすきの事件は「すすきの首狩り事件」とも報じられている。

被告である田村瑠奈(以下、瑠奈という)が被害者の首を斬り落とし自宅に持ち帰った猟奇殺人事件であるからだ。

 

今、北海道地裁で行われている瑠奈の実母である田村浩子の公判で、検察側が

瑠奈の殺害場面は、ホラー映画「テリファー」を摸坊したものである…と主張した。

私は殺害場面をイメージしたく、「テリファー」を借りて視聴したのである。

その問題のシーンはこちら。

 

注意注意注意

以下のリンクをクリックすると、かなり残虐なホラー映像が流れます。見たくない方はクリックしないようご注意ください。

 

 

瑠奈は犯行に及ぶ数日前に「テリファー」を鑑賞し、このシーンを真似て犯行に及んでいる。

被害者の背後から忍び寄り、後頭部からナイフでめった刺しした後、ナイフで首の前から切り落とした。

しかも、最後まで切り落としたわけではなく、最後は暴力的に引き抜いたと証言されていた。

まさしく、映画の場面を摸坊したといえる。

YouTubeチャンネルでは、こういった場面をリアルに視聴者さんにお届けできないのでブログの中で紹介しておく。

また、検察がこのシーンを摸坊したと証拠採用している理由は、瑠奈は摸坊する能力を兼ね備えており、見たものを正確に、聞いたものを間違いなく摸坊でき、認知能力に問題が無いと主張する為ではないだろうか。

本来、責任能力が問えない「心神喪失」や「心神耗弱」にあたる人に認知能力は見いだせない。

こういった点から、瑠奈は何度精神測定を行っても責任能力は問われる結果になる。

 

 

私は50歳から空手を始めた…

いわゆる50歳からの手習いといえる…

既に、10年以上空手道を歩んでおり、関西大会で優勝3回、3位1回の成績を残している。

現在、2段の腕前で自分の道場も持った。

 

私が門戸を叩いたのは、「極真空手」といった直接打撃のフルコンタクトといった流派。

空手は、身体に当てない寸止めの流派と身体に当てる直接打撃のフルコンタクトがあり、私が選んだ「極真空手」は最も危険と言われているフルコンタクトである。

私は50歳の年齢で「空手道」に邁進しようと決意したのには理由があった。

私はこのころ、「不安神経症」を発症しており、対人を苦手としていた。

人が意味なく怖いのだ。

人と話すときに過剰な緊張を感じた。

この病は会社を経営する私にとって致命的であった…人に関わらず会社経営が出来るわけがない…

 

もちろん改善を求めて心療内科に通った。

処方されるSSRIの薬や安定剤など薬も飲んだがメンタルが元に戻ることはなかった…

 

ならば、自分で克服するしかない!

依存症の時もそうであったが、病院に行っても治らない‥‥

結局は自分で克服するしかないのである。

 

人が苦手なら慣れるまで人と接しよう

人が怖ければ、怖いシチュエーションと向き合おう

結論は「暴露療法」であった。

不安は不安から逃げずに、むしろ不安と向き合い不安になれるしかない

 

これが私の空手道に邁進することになった動機である。

 

次のブログではその効果について述べたいと思う。

 

 

 

※新しいウィンドウで開く
 

上の動画はこれまで空手の大会に出場した際のフイルムを編集したものである。

不安神経症を克服するための自分との闘いの記録である。

 

 

 

昨今、ニュースを賑わしている「連続強盗事件」…

強盗事件ってこんなに多発する犯罪だっただろうか・・・

ニュースで毎日のように事件が報じられている…

まるで日本が悪名高きゴッサム・シティーに変貌したようだ。

※アメリカ合衆国の都市で最も治安が悪いと言われている映画BATMANの舞台となっている町。

報道を見ていると、このような事件には「闇バイト」が暗躍しているようである。

一般的には「強盗」というのは、割に合わない犯罪と言われている。

万が一、逮捕されると罰金や執行猶予のない一発実刑で、5年以上という重い量刑は課せられるし、犯行現場に住人がいて騒がれないよう暴力を振るった結果、「強盗致傷」や「強盗致死」となり、無期懲役や死刑になるリスクがある。

また、犯行の足跡を残しやすく身元が判明しやすいのもこの犯罪の特徴である。

 

言うなれば、割に合わない犯罪なのだ。

 

にも関わらず、雨の後のタケノコにように、事件が起きるには理由があった。

 

一つは、SNSを含むIT 技術の進化である。

SNSで高額報酬をうたった「闇バイト」を募り、通信アプリ「シグナル」などのIT ツールを使って彼らを巧みに操る…

今の時代だから可能になった背景がある…

 

また、闇バイトに応募する人の特徴に

・衝動的

・短絡的

・貧困

など、共通事項がある。

 

私はこの点が気になり,調べることにした。

調べるにあたり選んだ専門書は「ケーキの切れない非行少年たち」:新潮新書である。

この本の中では「狂暴で手に負えない少年」の真実/そもそも反省が出来ず、葛藤すら持てない/計算が出来ず、漢字も読めない

など専門的に解説されており、「闇バイト」に応募し、稚拙かつ大胆不敵な暴力を振るい、次々に逮捕されていく犯人の姿が浮き彫りになった。

 

では、「闇バイト」の正体について語ろう…

皆さんは「境界線知能」という言葉を知っているだろうか?

「境界線知能」というのは、知的障害に属さず健常人にも属さない、いわゆるグレーの領域で、知能指数の数値でいうならば、

IQ70以上85未満のことである。

一般的に、この世の中で普通に生活していくうえで、IQが100無いとなかなかしんどいと言われている。

IQ85未満となると相当なしんどさを感じているかもしれない。

にも関わらず、この「境界線知能」といった人々は障害の認定がされることなく、無論、支援の対象となっていない。

障害の認定がされないということは社会の理解を得ることは出来ず、社会のつまはじきとなり孤立を深めていくしかないのが現状である。

 

こういった「境界線知能」の人々は人口の約15%以上、数に換算すると12000万人×15%=1800万人以上が存在すると公表されている。

これほどの割合が認識されているにも関わらず、教育、支援といった社会制度は全く確立されておらず、行き場を失ったこの領域の人々を悪の組織が利用しようと働きかけているのが「闇バイト」の真相であった。

・自己肯定感が著しく低い

・衝動性に弱い

・依存しやすい

・危機管理が出来ない

・計画性が乏しい

・自己コントロールができない(欲望に弱い)

このような特徴を持った人々は、悪の組織からすれば、まさに「闇バイト」にうってつけの恰好のターゲットであっただろう。

 

奪い合いの世界に生息している反社の人からすれば、「境界線知能」と「発達障害」を併合している社会的弱者と言われる人たち

は、絶好のカモであり、男性は闇バイトに駆り出され、女性は「立ちんぼ」として金を運ばせる。

闇バイトに使われた男には思い懲役刑を、立ちんぼに駆り出される女は性病を報いとして受けても、衰えず増殖し続けている。

 

このように、

連日、ニュースでは多発する強盗事件と逮捕・検挙された犯人の報道がなされているが、10人、20人の逮捕・検挙では、1800万人以上の見込み数からすれば未来永劫終止符を打つことは不可能と言えよう。

 

 

 

 

YouTubeチャンネル「健司が斬る」10月18日配信予定の動画撮影を先ほど取り終えた。

今回のテーマは「親殺し」である。

毎回動画制作するにあたり、テーマに沿った専門書に目を通す。

専門家の研究結果を基に、事件を深堀考察していくためだ。

つまり、私の考察は科学的エビデンスに基づいている。

 

「親殺し」の真相を解明していくには、改めて「毒親」について学ぶ必要があった。

それは、親子関係が良好であったら「親殺し」などありえるわけがなく、殺しに発展するケースでは高い確率で親が毒親の場合が多いからである。

 

私が「毒親」について学びために選んだ本は、新潮新書の「毒親の正体‐精神科医の診察室から」水島広子著である。

読み進めていくうちに頭の中が整理されていく実感を得た。

 

まず「毒親」の定義について説明しよう。

「毒親」とは、子供を自分の思うように支配したり、過干渉や暴言・暴力などで子供に悪影響を及ぼしたりする親の事を指し、

毒親本人にはその自覚がなく、精神的な未熟さが原因となる。と定義されている。

 

次にどのような親が「毒親」化するのであろう。

この点に言及しておこう。

 

精神医学的事情によると「毒親」化する特徴は次のとおりである。

(事情1)

発達障害タイプ(ASD、ADHD)

(事情2)

不安定な愛着スタイル(不安型と回避型)

(事情3)

うつ病などの疾患(アルコール依存症)

(事情4)

DV等の環境問題(育児に対して心の未発達)

 

 この中でも特に

(事情1)の発達障害の割合が圧倒的に多いといえる。

 

このように「毒親」の定義と「毒親」化する特徴を知ると、今回取り上げた

「北海道母親殺害事件‐15歳少年が母を殺す心理」の謎が解ける。

 

事件解明の論理はこうである。、

①「毒親」と思われる母親は発達障害であったかを検証。

➁殺害した15歳少年は母親の支配から逃れたく衝動的に殺害したを検証。

 

①の母親は発達障害であることを検証するための事実関係は下記の通り。

 

①浪費癖

➁アルコール依存症

③仕事が続かない

④SNS「煌びやかな暮らし」

⑤子煩悩(過保護)

⑥家の窓にカーテンを付けない事への違和感

⑦生活保護

⑧情緒不安定

と事実関係を拾い出せた。

これだけ明らかになると、真実を洗い出せる。

 

浪費癖(注意力欠陥・多動が原因)、アルコール依存症(衝動性が大きな原因)、仕事が続かない(注意力欠陥・多動・衝動性に起因する)、家の窓にカーテンを付けない(先延ばし傾向)、生活保護(経済活動が困難と推定される)、情緒不安定(制御機能不全が原因)

とそれぞれの事実関係を特性と照合させ、総評すると、殺害された母親はADHDと断定できる。

 

結論、母親は(事情1)による発達障害(ADHD)の特徴を持つ「毒親」ということになる。

 

ここまで解明できれば、事件の真相が見えてくる。

というのも、発達障害の特性を洗っていけば事件を引き起こした原因が特定できるからだ。

 

この事件の悲劇は、発達障害の特性である「マルチタスク」が出来ない、ことが災いした。

 

母親の関心は常にSNSを発信し承認欲求を満たすこと、

アルコールに依存することにより幸福を感じていた‥‥

このように、

マルチタスクが出来ない特性を持っているにもかかわらず、既にタスクを2つ抱えていたのだ。

 

その結果15歳の子供は、自分よりもSNSを優先、自分よりもアルコールを優先する母親を信頼できるはずがなく

ただ自分を支配する邪魔者にしか見えなかったであろう…

 

ずる賢い子供なら毒親であっても寄生虫のように小遣いを吸い上げる事を考えるが、高い遺伝率の発達障害の子供は

白黒の二極思考により、やるかやられるかの二択となり、衝動性も加わって殺害したと思われる。

 

発達障害特性が悪い方向に向くと、このような悲劇を招くことになる。

これがこの事件の真相である…

 

 

 

YouTubeチャンネル
健司が斬る!【深掘り事件考察】

https://www.youtube.com/@bless-channel