5月10日(金)和歌山地裁で、「紀州のドンファン不審死事件」の元妻 須藤早貴の「詐欺事件」の初公判が開かれ、傍聴に行ってきましたが・・・休憩時間が終わり、公判が再開された時に私は大声で人質司法を訴えました。

 

この様子を東スポWEBで取り上げていただいた記事がこちら

 

 

この件について、私の真意をまとめた動画を緊急でアップしましたのでご覧ください。

 

 

改めて私の主張をまとめましたので以下に記します。拡散希望です。

 

 

「詐欺事件」と言えば、恐々とした印象を受けるのだが、昨今、ニュースを賑わしている振り込め詐欺や特殊詐欺とは根本的に性質が違う「愛人関係のもつれから生じた金銭問題」であった。事件の内容をかいつまんで説明しよう。


キャバクラに勤めていた当時19歳の被告人須藤早貴(以下、「被告」)を、客として来店した本事件の被害者当時62歳(以下、「被害者」)が口説いた。62歳の男性が19歳のキャバ嬢を金の面倒を見るとして囲ったのである。


被害者は被告を囲う住居を確保するため、被害者が契約人、被告が居住人、二人の関係性を「祖父と孫」としてマンションを契約した。そうして被害者は被告の精神と肉体を数年間に及び、支配したというのである。その愛欲の暮らしの中で、被害者は被告に数回に渡り嘘をつかれ、金銭を貢がされたというのが被告の主張だ。


私が本事件で感じる事は、金の力で愛人関係を強要した時、女性の嘘や甘えはつきものであり、いわば常識である。それを目くじら立てて、一つ一つの嘘を国家機関が総力上げて暴き、処罰するものではないということである。まして、被害者は対外的に、祖父と孫の関係であると主張していたのだから、そのような関係性の中に、血税を投じて捜査機関が介入する必要はないということだ。


また、本題の「紀州のドンファン不審死事件」で、被告を殺人罪で逮捕・起訴しているが、3年経過しても公判は開かれていない。事件において、逮捕・拘留・起訴は、捜査機関が行っている。決して、公判といった第三者の視点ではジャッジされていない。つまり一方的な立場の視点だけで、無期限に人間を監禁できる恐怖である。


では、公判を開かない理由はなぜだろう。
それは、「直接な証拠がなく、公判で被告人を有罪に導く論理を説明できない」からである。


もし、不審死を遂げたドンファンが、「キメセク」といった覚醒剤を使用した性行為をしてみたいと言って、被告に用意させたいたらどうだろうか・・・それをドンファンが先に口から摂取して、致死量を飲んだがために事故死していたのであるならば、被告による他殺ではない。


私が訴えたいことは、被告が無罪であることも考えられる中で直接証拠もないまま、人を監禁・拘束し続ける恐怖である。冤罪・人質司法が未だに跋扈(ばっこ)し続けている愚かさである。