京都 パステル第3回-1
本日、10時頃までお仕事をしていると、先に帰った上司から電話がかかってきた。
「おい、お前まだおるんか、はよ帰らな帰れんようになるで!」
外は雪で、たくさん積もっておりました。
明日出勤出来るかしら。
アメリカ勤務の時は、年に何度か雪でオフィスがクローズされることがありました。
まあ、それ以前に家から全く出られないですが。
家の駐車場が野外&斜面にあったので、雪が降ると車輪が回転して車が横滑りするんです。
あれよあれよと言う間に車体が回転し、えらいことになっていました。
懐かしや。
さて、先日2月11日、12日と、京都北文化会館にてパステルワークショップを開催いたしました。
今回、11日は6人、12日は2人参加と、大変アンバランスな結果になりましたが、最終的にはみんな楽しく描けたので良かったかなと思います。
僕は初めて6人を教えましたが、楽しかったですが大変疲れました。
結構気を張ってたんでしょう、前日は夢を見まして。
パステル画材を全て忘れて京都入りする夢。
恐ろしいことです。
それぞれの力作をご紹介していこうと思います。
(Sさんの作品)
Sさんは今回で2回目。
今回は友達を連れての参加です。
(1)バレンタインアート
今回は、バレンタインデーの直前ということもあり、バレンタインのアートをみんなで一枚目に描いてみました。
このアートの狙いは、
①下地を塗る手法を知る
②下地に複数の色を組み合わせる
③同系色(主に暖色)の組み合わせ効果を知る
④マスキングのテクニックを使う
の4点です。
下地を描いてもらった後、Sさんはハートの絵ではなく、花の絵をマスキングを使って描いてくれました。
描きたい物はSさんが自分で決めた物で、僕は上記ポイント以外は口を出していません。
自分で考えた結果、字消し板で花の中心部を描き、それを綿棒でぼかすという作業をしていました。
綺麗な女性的な絵ですよね。
ピンクとオレンジ、紫が波打つように下地の模様を描いているのも効いています。
なんだか、暖かみが波状に伝わってくるようです。
こちらも、Sさんオリジナルです。
バレンタインアートと違い、こちらは完全に自由に描いてもらいました。
他の人は手本を基に描いていましたが、頭に浮かんだイメージを描いてくれたんですね。
写真に撮ると少し色が薄くなってしまいましたが、本当はもっと濃いブルーで空を描いています。
力が弱くて星に色を入れるのに苦労していましたが、最終的には力強くオレンジ星たちがそらに輝いています。
黄色と青の組み合わせは、なんだかワクワクします。
落ち着くようで、華やかな。
そんな絵になりました。
Sさんは、今度は風景画にも挑戦してみたいことでした。
また来てくださいね!
ローマ人の物語からの言葉
ずっと読み続けている本があります。
塩野七生さん著の「ローマ人の物語」シリーズです。
紀元前7Cにロムルスが建国した時から、ローマ帝国が消滅するまでのローマの通史です。
1992年から書き始められ、文庫化されたものを読み始めてから2年。
まだ、実は10巻くらいまで(カエサルの時代)までしか読んでいません。
長く、そして、内容が深いので、消化しきれていないのが実のところです。
なので、何度も読み返しています。
本日、満員電車で読み返して「ああ、これは忘れたくな」、と思ったところを紹介させてください。
「(ヴェルチンジェトリックスは)勝ち続けることばかりは期待できないのが戦争であると、戦争の現実も説いた。」
(P96 新潮社 ローマ人の物語10 ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) 塩野七生」)
ここだけ見せられても、なんのこっちゃという方が多いと思いますが、しかし、僕はこの言葉に考えさせられました。
日常を生きていて、連戦連勝はありえません。
調子がいいときはそれがいつまでも続くような気がします。
しかし、勝ち続けることばかりを期待出来ないのが戦争であり、日常であるのは万人が認めるところやと思います。
この当たり前だけれど、つい忘れがちになる現実を意識し続けていたい。
そうすれば、負けてもまた立ち上がれる。
調子が悪い時こそ、ペースを落とさず走り続ける人になれたらいいなと思います。
さて、せっかくのなので第1回目の京都でのパステルセッションで一緒に描いた絵をばご紹介します。
パステル和アートでは、虹と青空と一緒に描かれる灯台の絵です。
色を変え、日暮れ時を描いてみました。
この海の部分を描くときには、テクニックがあるのですが、あえて違う方法を使って描いてみました。
光のイメージを出してみたかったのですが、描いてみて色々勉強になりました。
やっぱり、描き続ける先に上達の答えがあるのでしょう。
忙しい日々ですが、頑張って描き続けようと思います。
糸を紡ぐ
今、絵を展示してもらっているJoy houseさん。
先日、そちらで糸くりのワークショップがあったので、行ってきました。
糸はどのように作られているか、知っていますか?
僕は全くもって知りませんでした。
このような、綿花から作るのです。
まず、この綿花のへたを取り、中から種をむしり取ります。
ここから、綿をほぐして、うすい綿雲のようにしていきます。
最終的に、ほぐすと、先ほどの小さな綿花がこのように、大きく広がります。
サンタクロースの髭みたい。
ここから、先っぽをつまんで、指でくるくるとこね回します。
すると、先が糸のようになります。
しばらくより続けて、糸くりの道具に結びつけます。
上の写真が、糸くりの道具です。
このようになるので、綿花を徐々に引っ張りながら、糸を紡いでいくのです。
棒に糸をくくりつけ、くるくると回していきます。
糸が徐々に伸びていく、というあんばいです。
ただ、慣れないと、力の加減が強すぎて切れたり、糸が太くなりすぎたり。
なかなか奥が深くても面白かったです。
写真の茶色いやつは、アメリカ産の綿花です。
アメリカの物は、何でも大きいですな!
日常を離れて糸をくるのも面白いものでした。
絵を描く時は、僕はいろいろと考えながら描いていると時間を忘れるという感じですが、
糸をくる場合は、何も考えずにずっと集中していると、頭が空っぽになるという感じでした。
座禅を組んでいる時の感覚によく似ていて、頭をすっきりさせるのには向いているかもしれません。
面白いので、次回ワークショップ時にはみなさんもいかがでしょうか?
詳細:http://joyhouse.air-nifty.com/blog/cat21619021/index.html
僕の個展も開催中です。










