ディープなフランスからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
少し前のブログで、5月の祝日の話を少し書きましたが、
今週8日(水)、9日(木)は連休で、金曜を休めば五連休ということで、官公庁や銀行、ほとんどの学校が休み、それに準い五連休を採用する企業が多いフランス🇫🇷
日本では飛び石連休があると「ここ休みたいけど、休みづらい…」となりがちで、休み優先のフランスが羨ましく感じられます
それはさておき、8日はVictoire 1945(ヴィクトワーR 1945)という、第二次世界大戦の戦勝記念日でした。
(画像をお借りしています)
私たち日本人にとって終戦記念日は8月15日。
歴史で習ったはずだが全く忘れていて、ヨーロッパでは3ヶ月も早く終わっていたんだなぁと思い、切なくなった
語学学校に通っていた時、「20世紀の最大イベント」について、それぞれ発表した時、イギリス人とアメリカ人の学生が「戦争に勝った事」を挙げ、初めて敗戦国出身であることを意識したことを思い出す…
9日はアセンションデー(昇天祭)。
キリスト教が色濃いフランス(夫曰く、スペインやイタリアはもっと濃い)では、年に11日ある祝日のうち、実に6日がキリスト教系の祝日。
グレゴリオ暦(現在、世界のほとんどの国で採用されている暦)を用いる西方教会で、イースター(イエス様が復活した日)を、「春分後、最初の満月の次の日曜日」と定めた為、毎年3月22日から4月25日の間で変動あり。
聖金曜日と呼ばれる、イエス様が十字架にかけられた日も、イースター(復活祭)に準じ、毎年3月20日から4月23日の間で変動。
イースター(復活祭)から40日めの木曜日にイエス様が天に昇った日をアセンションデー(昇天祭)と言い、イースター、聖金曜日同様、変動する。
フランスに移住するまで、キリスト教がこれほど密接に影響しているとは知りませんでした。
それを直接見聞きして感じる、神様と言えばイエス・キリストのみと言うフランスと、八百万の神がいると言われる日本との間で気づいた諸々のことは、また追々書いていけたらと思っています。
さて、この8日はパリオリンピックの聖火到着イベントが行われました。
ギリシャから船で地中海を渡り、マルセイユに着いた聖火
少し前のブログでお伝えしたこれに注目してしまいました
*ヴィトンの聖火トーチとトランク*
(画像をお借りしています)
移住して、フランスの短所に心が折れそうになることも多々体験していますが、イベントと言い、見せ方と言い、洗練されたデザインと言い、フランスの長所に感動しています。
では、最後はお祈りです。
毎日のたくさんのお力添えとお導き、そしてお守りをありがとうございます。
世界の一人でも多く、1日でも早く、平穏無事に過ごせる日が来るよう、最高最善のお力添えとお導き、そしてお守りをお願い致します🙏
ではまた次回、A la prochaine !ア・ラ・プろシェンヌ!