ディープなフランスからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
スーパーの一角に・・・🔽
鉢やじょうろと同じ棚に置かれた仏頭・・・
フランスでは、あくまでも癒しグッズの一つで、こうなってしまうみたいだが、なんか罰当たりに感じる時、日本人のアイデンティティーを意識します。
さて、今日のお題は
フランス人の不思議な感覚
フランス人は「身体から出る音」に敏感です。
でも、線引きが微妙
ゲップは言語道断🙅
くしゃみは、ギリギリまで我慢して、最後の最後に仔犬のような「クン」とか、極めて小さな音でくちゅんと、最大限に押し殺して出す。
なんでも、昔、「くしゃみをすると、魂が体から飛び出し、抜け出したところに、悪魔や邪悪な魂が体に侵入する」という言い伝えがあったらしく、大きなくしゃみ音を嫌うみたい。
そんなことを言ったら、花粉症患者の多い日本では、魂が抜けた人ばかりになってしまう
もとい、そんな災いから守られるよう、英語圏では、"Bless you! ブレス・ユー「神のご加護がありますように」"と言い、それと同じような意味合いで、フランスでは、
<目上の人やそこまで親しくない間柄の人に>
"A vos souhaits ! ア・ヴォ・スゥエ!
「あなたの願いが叶いますように」
<親しい間柄には>
"A tes souhaits ! ア・テ・スゥエ!
「あなたの願いが叶いますように」
と言います。
以前、一人で街を歩いていて、くしゃみをした時、すれ違った男子高校生が"A vos souhaits !と言ってくれた経験あり
なんか和みます
更に、愛の国フランスならではで
恋人同士で、2回連続でくしゃみをしたら
"A tes amours ! ア・テ・ザムーR!
"A vos amours ! ア・ヴォ・ザムーR!
「あなたへの愛に」
と言います。
実はこの表現は省略形。
正式には"A tes amours !"の後にpour toujours(永遠の)=「あなたへの永遠の愛に」という続きがあるそうで、結構重めな愛の表現みたいです。
3度以降の表現はありません。
さて、ゲップとくしゃみ音の他、鼻をすする音もNG。
でも、鼻をかむ為に、人前で大きな音を立てるのはOK
そして、おならも
かと言って、街のあちこちから、おなら音が聞こえてくるわけではないけれど、会話中に「ぷっ」は全然普通で、誰も何も突っ込まない。
何が基準なのか、よくわかりません🤷
それにしても、くしゃみは我慢せず、「ハクション」と、思いきり遠慮なくしたいので、フランス人に生まれなくて良かったと思います
では、最後にお祈りします。
毎日のたくさんのお力添えとお導き、そしてお守りをありがとうございます。
世界の一人でも多く、1日でも早く、平穏無事に過ごせる日が来るよう、最高最善のお力添えとお導き、そしてお守りをお願い致します🙏
ではまた次回、A la prochaine !ア・ラ・プろシェンヌ!