※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


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みなさまこんばんは♪
満です!


まずは第1章〜第10章までの感想です。



ファイナルファンタジー13のあらすじ


この世界は“コクーン“と“下界(グラン=パルス)“に分かれていました。
コクーンの民たちは皆、下界は恐ろしい場所で下界の人間たちはコクーンを脅かす存在と見なしています。

コクーンのファルシ、下界のファルシがいて、それぞれファルシの作り出すエネルギーによって人間は生かされています。

また、ファルシは人間に使命を課すことがあります。
使命を課せられた人間は“ルシ“と呼ばれ、タイムリミットまでに使命を果たせなかった場合、シ骸になってしまいます。
使命を果たせた場合でも、クリスタルになって眠りについてしまうのです。

コクーンでは下界のルシはコクーンを破壊する者として危険視されており、ある人が下界のルシになると、そのときすぐ近くにいた人々もまとめて下界に追放されます。

主人公・ライトニングは幼い頃に両親を亡くして以来、優秀な軍人に成長し、妹を育てて来ました。
しかし、妹・セラが下界のルシに選ばれてしまい、下界に連れ去られてしまいました。
セラの恋人・スノウや、追放に巻き込まれた少年・ホープ、息子がコクーンのルシに選ばれてしまったサッズ、ある秘密を抱えた少女・ヴァニラは下界のファルシの元へ向かい、そこで全員下界のルシになります。
セラを追っていたライトニングとスノウは、目の前でセラがクリスタル化したことで絶望。
おまけに全員が下界のルシ。
もうコクーンにも居場所はなく、追われる身になりましたが、絶望と混乱の中、彼らは一旦バラバラに行動することに。

彼ら彼女らに課せられた使命とは何なのか。
逃れられない使命を負って生きる意味とは何か。
ライトニングたちの長い旅が始まります。



 ✧感想✧


FF13の特徴的な構成として、第1章〜第10章までは一本道で目的地に向かいつつ敵を倒していくスタイル。
(第11章が自由度が上がってステージを色々と回れるようになる。)
体感としては映像6割、戦闘4割くらいで、ムービーが多め。
もう15年ほど前の作品なのですが、とにかくムービーが綺麗を通り越して美麗!で見惚れちゃいました。

下界のルシに任命された後しばらくの間メンバーは別行動ですが、ストーリーの展開に合わせてライトニング&ホープだったり、ヴァニラ&サッズだったりと、別行動しているペアの視点に変わります。
そのそれぞれのやり取りがめっちゃ良いんですよ!!

ホープの美少年感が半端なく、年相応の幼いところや弱さ、純粋さ、根本的に素直なところが良いなと思いましたし、そんなホープを励ますヴァニラや守ってくれるライトニング等、お姉様方とのペアも良いです。笑
きっと最初からホープもスノウが悪いわけではないと分かっていたと思う。
戦乱で母を失った悲しみから、スノウに復讐心を持つことで何とか心を保っていたんだと思います。

それでも、そんなホープの怒りや悲しみを全力で受け止めていくスノウが最高にカッコよかったし、そこからふたりが打ち解けたのもホッとしました。
"皆を守る"というRPGの主人公らしい主人公キャラのスノウですが、人間同士の偏見や争いはあるし、恋人のセラはクリスタルになっちゃうし、仲間とも衝突しちゃうしで、厳しい現実に直面していて気の毒でした。
それでも、一度胸に抱いた理想の実現を絶っ対に諦めない、何ひとつ諦めない!という熱くて優しい思いがカッコよかった。
やっぱり仲間たちの心が団結できた大きなけっかけを作ってくれたと思います。

サッズは、アメリカ映画に出てくるユーモアがあって優しくて親しみのある黒人男性という印象で、あったかく見守ってくれる皆のお父さんポジションで大好きです。
一時期ヴァニラとペア行動になった時もとても紳士的だった…!
何やら秘密を持っている様子のヴァニラは、いかにもヒロインらしいヒロインキャラで天真爛漫。
シリアスになりがちな雰囲気をいつも明るく照らしてくれました。
ホープに対してはお姉さん属性でありながら、ファングの前では妹属性という強みも持っていてめちゃんこ可愛いです!
しかもホープとはちょっとcp要素もあってお互いにからかい合うシーンがあって微笑ましかった。(特にヤシャス山のシーンとか!)
こんなに明るい子が世界を揺るがす秘密を持っていたことに驚き、自分を責めるヴァニラに心が痛みましたが、私は決してヴァニラやファングが悪いわけではないと思っています。
ふたりともきちんとルシの使命を果たしていると思う。

ヴァニラの姉・ファングもライトニングとはまた違ったお姉さん系で、ワイルドでめちゃめちゃ強いです。
実際、バトル面でもファングのアタックに何度も助けられました。(ちなみに現在私のパーティーにはファングに居てもらってます)
とっても妹想いで誠実で、ヴァニラと同じく自責の念を抱えながらも守るものの為に最後まで抗い続ける覚悟を持っています。
ライトニングとのお姉様ペアも好きだ…!←

そして今回の主人公・ライトニング。
常に冷静沈着で凛としていて、優秀な軍人さんです。
少年のホープからも憧れられるほど、カッコいい女性です。
ベル〇らのオスカルのような感じ…!笑
もうほんっとに個人的な趣味趣向の話になってしまうのですが、私、子どもの頃から【男口調の美女】が大好きで大好きで…。
(風の〇のナ〇シカのクシャナ殿下、チ〇ームエンジェルのミル等々)
見た目も中身も大好きな要素が詰まったキャラなので、FF13はライトが推しです!
召喚獣のムービーもライトニングのが一番好き。
薔薇の花びらが舞う様子が綺麗。

そんなライト、最初にセラからルシに選ばれたこととスノウと結婚したいと言われたとき、娘の結婚に動揺するお父さんみたいになってました。
動揺のあまりセラがルシになったのを信じられなかったこと、セラを守れなかったことを強く悔やんで打ちひしがれましたが、使命ではなく自分の意思で生きようと進み続ける強さがあります。
ストーリー序盤で絶望していたときも、個人的にはほとんど危うさを感じなかったかも。
ライトがここまで強くなれたのは、幼い頃に両親を亡くし、セラを養うために生きてきた為だと思います。
やはり守るものがあると人は強くなれるのでしょうね。
それでも、ライトニングもまだ21歳です。
これまでの人生も、子どもらしくいられるはずの年齢のときに子どもでいられなかったんじゃないかと少し心配です。←親戚のおばさん目線?

一度クリスタルになった人間でも目覚めることがあると知ったライトニングたちは、希望を持ちます。
ライトニングたちに課せられた使命は、オーファンを倒しコクーンを破壊することと判明しましたが、全員そんなことはしたくありません。
運命を自ら切り拓くために、下界へ降り立ちます。

…というわけで、FF13の感想①は以上です。
超長文をここまで読んでいただき、ありがとうございました!