※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※
みなさまこんばんは!
満です♠
フリーアプリゲーム「アリスの精神裁判」をクリアした感想です。
アリスの精神裁判は、Apple appまたはGoogle Playからアプリを無料でダウンロード、プレイできます。
プレイ時間は約2時間。
エンド数は1。
物語のあらすじは以下の通りです。
夕暮れ時に学校の教室で目を覚ました神崎アリス。
白うさぎを殺した罪で赤の女王が処刑されると聞き慌てて体育館へ駆けつけると、そこには裁判長である赤の王様、検事のいかれ帽子屋の姿が。
処刑が先、裁判は後という彼らに憤ったアリスは、白うさぎ殺しの事件の解明に挑む。
出会う人々に、好奇心で真実を知るのは良いことだろうか?と暗に真実を知らない方が良いと言われ続けたアリス。
親友のチェシャ猫は元々は何でも意見をハッキリ言う子だったのに、何故か口が聞けなくなっている(口頭で話すことを拒否し、代わりに筆談)。
隠された真実がどう考えてもアリスにとって良いことではないのが伝わってきてドキドキでした。
いじめを自作自演して果てには自殺するほどアリスを繋ぎ止めたかった白うさぎもだけど、親友が虐待されてると知っていて大人から聞かれても何も問題ないというふうに言ってしまうほど、自分を求めてくれる人間が必要だったアリスの孤独も相当深いものだと思う。
起きてしまった出来事が大きすぎて、自分を責める気持ちが強くて、一度はすべてを忘れたいと思ったアリス。
忘れたい、でも、忘れちゃいけない。
この矛盾が人間らしいとさえ思った。
チェシャ猫の存在が支えとなったおかげで、これからは現実を受け止めて償うと決めることができたのは良かった。
裁判長の赤の王様が自分自身だとわかるシーンは、序盤から予想はしてたけど展開的に良い。
謎解きしながらテキストを読み進めるタイプのADVですが、謎の難易度はそれほど高くなく、ちょうど良かったと思います。
セーブが任意のタイミングで出来ず、イベント事(多分章ごと?)にオートセーブになっていますが、一章が10〜15分で終わるので時間がないとき以外は大丈夫だと思う。
ちなみに全14章構成でした!
絵柄がとっても可愛くてスチルが欲しいと思うくらいでした。
プレイ時間、約1時間40分。
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