※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※


9 R.I.P 紅華√の感想はこちら 










みなさまこんばんは!
満です✿


星絆(CV/柿原徹也)
ひと目見た時、"CVかっきー?"と分かったほど中の人のボイスにぴったりな素敵な彼。
とにかく明るく夢に向かって真っ直ぐキラキラしている星絆さんだからこそ、切ないものがありました。
個別√やる前から大感動の予感しかなかった。

アイドルを続けたいという夢と死者となった現実に挟まれた彼には死者の自覚なく、一日事に記憶がリセットされていた。
同じ毎日を繰り返す中で新たに現れた珠沙と関わることで、少しずつ変化が。
私はてっきり、星絆√に入ってから自分が死んでいることに気づいたり、記憶の維持ができるようになると思っていたのですが、実際は都市伝説編共通√の終盤で既にその両方が実現してびっくりでした。
そして個別√に入ってからは、ふたりのデートが最初で最後になり、珠沙は元の身体に戻り日常生活へ、星絆は成仏したと優しい嘘をついて幽霊として浮遊することになってさらに驚いた。
展開が早いので、逆にこの先どうなるんだろうと気になりまくりだった。

星絆のシナリオ上、珠沙ちゃんのことは絶対覚えてくれるとわかってはいたけど、日を跨いでも覚えてくれていたときはやっぱり嬉しかった。

待ち受けていたのは、生者と死者の間にある見えない壁に阻まれた遠距離(?)恋愛でした。
でも姿が見えなくても、ふとした拍子に星絆さんがそばにいると伝わってきて、見えなくても話せなくても片時も忘れずお互いを想い合うふたりが切ない。
勾玉のおかげで一瞬だけ星絆さんが見えて、星空の下でキスする場面はとってもロマンチックだった。

そんな中、響くんの協力により、ふたりは鏡の世界で再会することができた。
その手があったか…!
そしてやはりというべきか、元の身体に戻った珠沙ちゃんなことを星絆さんはずーっと近くで見守ってくれていたらしい。
流石に自宅やプライベート空間には入らなかったとのことですが、気持ち悪がらないで欲しいと慌てて弁解する彼の様子が微笑ましくて可愛かったです。
改めて互いへの想いを伝え合い、さらに絆が強くなったところへ、珠沙の生者の温もりに惹かれた響くんが来襲。
って、響くんー!?笑
まさかのホラー演出賑やかし係として再登場。
でもでも、響くん推しな私は可愛い彼も怖い彼も見られて大満足でした。←
響くんに追われ、鏡の世界からの脱出を試みる最中も、吊り橋効果が加わって星絆さんと珠沙ちゃんのラブ度がさらに上がってた。
切なさやピンチによってふたりの純愛もますます強まっている…!

神エンド、天エンド共に切なさを感じました。
天エンドは珠沙ちゃんが死んでしまったのが悲しいけどその代わり星絆さんと一緒にいられるのは良い気がするし、神エンドは生者と死者の関係性のままで一年に一度だけ会えるのが少し寂しくてロマンチック。
顔を合わせて言葉を交わせることを重視するなら天エンドが良いのかなと思いつつ、でも星絆さんどこかでまだ気に病んでそうだし残されたお姉ちゃんやお母さんを思うと…だし。
神エンドで咲耶香ちゃんの協力もあってふたりが会える頻度が増すと信じます…!
√を通して、幽霊でもどんな状況でも自分らしさを忘れない明るい星絆さんが素敵だった。
純愛感が良かったです。




星絆√のプレイ時間、約2時間51分。