※※※本編の内容・ネタバレを含んでいます。ご注意ください。※※※



































































『グリム街の王子様』第五夜 
ヘンゼル(CV/森久保祥太郎)
子供の頃、魔女の義母に虐げられた為に、魔女への復讐に燃えているヘンゼル。
魔女に対する怒りのあまり我を忘れる時もあるけれど、狂気という程ではないみたい。むしろ好青年でした。

物語の序盤ではヒロインを魔女と疑い地下室に閉じ込めてしまいますが、ヒロインが熱を出して倒れたのを機に、これでは自分は幼い頃の自分を虐げた魔女と同じだと我に返ってからは、真剣に謝罪し看病していました。
ここからのヘンゼルのヒロインに対する態度がとても誠実で、記憶喪失で帰る場所のないヒロインがこのままヘンゼルの家に留まりたいと思うのも理解できる。

罠に引っかかった魔女を捕り逃してしまったことからじわじわと不穏な空気が漂っていて、ヤな予感MAXでした...。
予想通り、最後は大勢の魔女に取り囲まれて家に火を付けられてしまうのですが、なんとかヒロインだけでも助けようとするヘンゼルの一生懸命な想いが切ない。

そして現実世界での事情が語られる。
ヒロインの気持ちは、最初から固く決まっていたんだね。
いつだって理不尽な存在と闘っていたヘンゼル達。
来世では両手に溢れるくらい沢山のしあわせがあるといいな。



さぁ、次はラスト、ヘンゼルの弟のグレーテルの物語です。
近日中に感想をupしますʕ•ᴥ•ʔ♪