Oral Beautyのための情報Blog -3ページ目
皆さん、こんばんは。
前回は、健康な歯と歯ぐきを健康に保つことが大切ということを、食生活の面からお伝えしました。
このブログでもどのようなことをすれば、歯を健康で美しくいつまでも維持することができるのかについて、何度も繰り返し書いてきました。
米国歯科医会(ADA)では、歯を健康にするために日常的にできることとして、以下の7つのことをアドバイスしているようです。
1.フッ素入り歯磨きを使って、毎日2回2分以上歯を磨く
2.1日に少なくとも1回フロスを使う
3.炭水化物や糖分の高いスナックの摂取量を制限する
4.スポーツなど、体を使う活動をするときにはマウスガードをつける
5.禁煙する
6.口や唇にピアスをしない
7.歯科医院に定期的に通う
6『口や唇にピアスをしない』というところが米国っぽいですね(笑)
もちろん日本人でも、これら1~7を習慣化していくことで歯を健康に維持していくことができます。※リスクなど個人の差はあります。
特に、日本人があまりできていないのは、
2番目の【1日に少なくとも1回フロスを使う】
7番目の【歯科医院に定期的に通う】
この2つの項目です。
7項目の中でも、特にこの2つは重要ですから、まだあまりできていないという方は、ぜひ習慣化しましょうね

皆さん、こんばんは。
人類最後の日、もしくは自分の最後の晩餐となるであろう日、
皆さんは何を最後に食べておきたいですか?
サンスター(株)が60歳以上の男女312名を対象に
【歯と歯ぐきの健康が食生活に与える影響】についての意識調査を行ったところ、
サンスター(株)調べ2013年4月
『最後の晩餐に食べたい食事』
1位 まぐろのにぎり寿司
2位 厚切りのステーキ
3位 炊きたてのごはん
だったそうです。
でも、
『もし、歯と歯ぐきが健康な状態に戻ったら何を食べたい?』の質問に対しては
まぐろとステーキが逆転して、
1位 厚切りのステーキ
2位 まぐろのにごり寿司
3位 炊きたてのごはん
という結果になったそうです。

サンスター(株)調べ2013年4月
今の歯と歯ぐきの健康状態では、厚切りステーキは「食べたいけど食べられないという方が多くいる」ということが分かりますね。
今はまだ歯や歯ぐきが健康で、全く意識せずに好きな物を自由に食べることできている方々でも、ケアの仕方によっては50代60代以降の食生活が変わってきてしまうのです。
歯周病の症状がある方の多くは、歯がグラグラしてきたり、歯ぐきに痛みが出るため、硬いものがあまり食べられなくなってきます。
ステーキ肉に限らず、歯ごたえのあるおかずや、フランスパン、おせんべいなど、良く噛んで食べる食べ物のほとんどが食べられなくなる場合があります。
そのため柔らかいものを選んで食べる、硬い食べ物を避ける傾向になってくるため、好きな物を自由に食べることが難しくなってきてしまうのです。
そうならないためにも、若いうちからの歯と歯ぐきケアが大切です。歯や歯ぐきは加齢によって衰えるものではなく、ケアの方法で年を重ねてもずっと健康な歯と歯ぐきを保つことができます。
今、好きなものが美味しく食べられるのは、健康な歯と歯ぐきがあるからこそ
ということをまずは意識してみてくださいね

皆さん、こんばんは。
最近、むし歯のお話が続いたので、今日は違うお話をしますね。
歯を白くしたいと思われている方も少なくないと思いますが、
『白い歯』は、どのくらいのメリットがあるのでしょうか?
海外のものですが、こんな記事を見つけました。
『歯が白いと5歳若く見え、雇用の確立も高まる』
“人は白い歯の人に対してどのようなイメージを抱くか”というテーマについて
英国の男女2000人に対して行われた調査結果によると
歯が白い人は平均して実年齢より5歳若く見える。
歯が白いと学歴が高くデキる人間に見える。
白い歯の人は黄色い歯の人より、相手に良い印象を与えるため、
就職の面接の際、採用される確立も10%高まるというデータもあるそう。
更に、英国男性に対して『頭がハゲること歯が黄色くなること、どちらが嫌か?』という質問をしたところ、
「ハゲることより、歯が黄色くなる方が嫌」と応えた人の方が多くいたそうです。
そして『デートの際に相手のどこに幻滅するか?』という質問に対して、
男女ともに、「黄色い歯と口臭」という回答が最も多かったそうです。
英国ではこのような調査結果でしたが、日本人の皆さんはどう思われましたか?

皆さん、こんばんは。
これまで少しずつですが、“むし歯のメカニズム”のようなものをお伝えしてきているので、もうなんとなく想像がつくかと思いますが、
むし歯になりやすい職業があるのはご存知ですか?
まずは、
前回のブログ『お酒は歯に良い?悪い?』でもお伝えしたとおり、
毎日お酒を飲む環境に置かれている飲食店勤務の方々は、やはりむし歯が多い傾向があります。
シェフやパティシエの方も個人差はありますが、
頻繁な味見などで、お口の中が酸性に傾いている時間が長くなる可能性が高いので、むし歯のリスクは高くなります。
こういった観点からみると、
実は、身近な職業でもむし歯のリスクが高かったりします。
たとえば、
コールセンターなどのテレアポ、デスクワークが中心の事務職、
タクシーやトラックなどのドライバーの方々がそうです。
なぜでしょうか?
キーポイントは『飲み物』です。
コールセンターで働く方々は喉が乾くため、仕事中頻繁に飲み物を飲みます。
デスクワークの方も常に飲み物がデスクの上に置いてあったり、タクシーやトラックなどの運転手の方も、ドリンクホルダーに常に飲み物が置いてありますよね。
もちろんその飲み物が、お水やお茶であれば全く問題はありません。
お砂糖入りのジュースやコーヒー類、炭酸飲料などの飲み物を、
仕事の間、少しずつ少しずつ、常にずっと飲んでいるという場合は、
勤務時間中の口内の酸性時間が長くなるため、むし歯になりやすくなってしまいます。
むし歯は、生活スタイルに大きく左右しますので、1日の大半を費やす仕事の環境によって、むし歯になりやすくなる場合があるのですね

