先週から、健康で長生きするためには、歯の健康が欠かせないというお話をしてきました。
今日は寝たきりになる原因第2位の『認知症』と歯の関係についてお話したいのですが、こちらは以前ブログでご紹介しましたのを、覚えていらっしゃいますか?!
①認知症の疑いのある方と健康な方の歯の本数を比べると、健康な方は認知症の方と比べて歯の本数が1.5倍多い。
②歯の本数が少ない高齢者の脳は健康な方の脳に比べて萎縮している。(特に海馬や前頭葉の容積が少なくなっている)
という内容でした。
思い出しましたか?!^^
まだ読まれていない方はこちらに詳しく書いてありますのでぜひ読んでくださいね。→歯が少ない人ほど認知症になりやい
『うまく噛めなくなったり、噛む力が減少すると、脳への刺激が減って、脳の萎縮へとつながってしまう』ということでしたね。
認知症になってしまうことで、昔の大切な思い出を失ってしまうということは、体が思うように動かないという不便さよりも、自分にとっても周りの人たちとっても辛いことですよね。
また、先週お伝えした『転倒による骨折で寝たきりとなってしまう可能性』についても、歯が少ない方の方が多い方より2.5倍、転倒しやすくなるということが分かりましたね。
寝たきりや要介護となる原因の上位である『認知症・高齢による衰弱/老衰・転倒/骨折・関節疾患』これらと『歯』には何らかの関連があるということが分かってきました。
ここまでくると、歯が健康であればあるほど、寝たきりになる可能性は低くなりそうだなっと感じてきますよね?
明日は、いよいよ『寝たきりの原因第1位の脳梗塞』と『歯』の関係についてお話していきます。

