古い価値観から抜け出せない私

 

 

今は個の時代と言われています。

自分のライフスタイルは自分で決める…と言っても、なかなか自分では決められない。

どうしたいのか?

どなりたいのか?

いつまで働くか?

いつまで働けるのか?

 

 

私は個人事業主として、30年以上働いています。定年はありませんが、保証もありません。

基礎年金だけです。

恵まれていることは、この仕事が好きと言うこと。一生続けていきたい。

 

ただ、この年齢になってしみじみ感じるのは、「健康」という土台の上に「ライフワーク」が成り立つということです。

これは全ての人に当てはまります。

 

結婚、家庭、子育て…そして今の私があります。

他の人から見たら、自由人にみえている私も、今でも古い価値観と戦っています。

 

夫は外で働き、妻は家庭を守るという価値観です。

仕事を減らして、子育て中心に生きてきました。両親にも頼らずに。

息子は成人し、社会人になって、結婚、孫も生まれました。やっとまた仕事に専念できるって。

しかし、気がつくと私はover60です。

 

「人生100年、働き、そして生きる。」

 

とは、頭で分かっていても、夕方になると「今日、夜ご飯何にしよう?」なんて思っているのです。

洗濯物干して、食器洗って、お風呂、トイレの掃除…

本当だったら、夕方から映画を観に行ってもいいし、友人と食事してもいい。

言いたいことも、ケンカになるから避けて黙ってる。

 

 

それを聞いていた友人が、「へぇ〜〜」って

私、「もっと働きたい」「自由に使えるお金が欲しい!」「好きなところへ旅行へ行きたい」

って、言ったら、「いちいち聞くんだ? 」

 

あ〜そおいうことか〜

 

 

by eriko