「過去と他人は変えられない。変えることができるのは自分自身」と言うけど、
本当に自分を変えることができるのでしょうか?
この年齢になると「思い込み」が強くなります。自分でも嫌になるくらいです。年齢とともに筋肉だけでなく頭の中も固くなってます。ものの見方、考え方も過去の自分の経験からの視点で判断しています。きっと…。
それもまだ意識している時は自分の思考をコントロールできます。お話しをしていても、「あ〜こんな見方、考え方もあるよね〜」とか。「そうか〜そう思っているんだ〜」とか。
ただ、無意識の時の自分は、感情のコントロールが不能になっていて、瞬発的に余計な一言が出てしまいます。そんな時って必ず早口で、肩に力が入っていて、そして肩が上がっているから呼吸も浅くなっている。いいことなんかありません。気が付いた時は、「あ〜余計な一言、言っちゃったーーー!」って。
そんな時は、言ってしまったことを後悔してぐだぐだ考えるよりも、潔く素直に謝らなくちゃいけないのです。勇気が必要です。
謝ってもわかってもらえない時は、仕方ないことです。原因は自分にあるのですから。
例え数年後でも謝ります。
「え〜?そんなことまったく気にしてないよ!」なんてことも。自分の気持ちの問題なのです。
ピラティスは「今、ここ」を感じるエクササイズです。肩の力を抜いて、意識した深い呼吸を行いながらゆっくり丁寧に行います。身体の「感じる」ネットワークを広げ、深部の筋肉を強化し、軸をつくるのです。
身体は少しずつですが、数字であったり、変化を客観的に感じることが可能です。
しかし、心の癖や思い込みをどうしたら良い方向へ変えていくことができるのでしょうか?
今からでもすぐにできることは、「ゆっくり話す」こと。
心と身体はつながってます。肩の力を抜いて、意識した深い呼吸をすることですね〜〜。
by eriko