「38階の住人に」
以前、
こんな記事を書きました。
知っている人は知っている（当たり前だ）
「38階と10階の話し」です。
これは何かというと、
自己肯定感と言ってもいいですし、
セルフイメージと言っても
いいのですが、
要は、
同じ自分でも、
38階の住人という意識でいるのと、
10階の住人という意識でいるのとでは、
起こる現実そのものが
変わってきますよということなんですね。
ウエダミツトシです
こんにちは
「38階」と「10階」というのは、
たとえですからね。
本当に
38階と10階が
どうという話しではなく、
たとえです。
そして、
38階が良くて、
10階がダメだという話しでもありません。
ただ、
38階と10階があるよ、
ということです。
良い悪いではない。
ただ、
38階と10階とでは、
起こる現実が
まるで違うので、
ラクに楽しく、
生きられるのが、
38階にいるときだという話しです。
38階は人生無敵モードで、
10階は下々の民モード
といったところです。
意識の話しね。
どういう意識で
過ごしているかの
たとえが
「38階」と「10階」だというわけです。
ここまで説明したら、
ご理解いただけると思いますが、
自分が
どの意識でいるのかが、
すごく大事で、
外側で起こる出来事は
どうでもいいというか、
人生の満足度という点は、
あまり関係がないんですね。
たとえば、
借金が100万くらいあったとしても、
その人が38階の住人だったら、
何ら問題ではないんです。
「へぇぇ」
みたいな。
借金が100万あるのね、
という、
事実だけを見ている状態ですね。
それが、
10階の住人の意識でいると、
大変な問題として
浮上してくるわけです。
もっと
下の階に行っちゃったら、
それこそ悲惨です。
この世の終わりくらいに
感じるかもしれません。
逆に、
とってもラッキーなことがあっても
10階にいると、
素直に喜べないというか、
「この幸運は続かない」とか
「代わりに何か失うんじゃないか」とか
「裏があるに違いない」とか、
疑心暗鬼になったりします。
別に、
良い悪いではないのですが、
どちらの意識でいたほうが
生きやすいかと言ったら、
38階のほうではないかと思います。
人によって、
しっくりくる階層は
違うと思うので、
もっと高くでもいいし、
それこそ、
「地下」でもいいんです。
ただ、
上の階に行けば行くほど、
人生イージーモードで、
下の階に行けば行くほど、
人生ハードモードになっていくんですね。
同じ「自分」ですよ。
38階の住人になったとしたって、
超サイヤ人みたいになるわけではないです。
金髪にはならん。
同じ「自分」なんだけど、
できることもできないことも
何も変わらないんだけど、
意識が
10階モードから
38階モードになると、
体験する現実が
変わっちゃうんです。
たとえば、
なぜかいつも、
自分だけが上司に怒られる、
という人がいたとします。
同じことをしていても、
同僚は怒られないんだけど、
なぜかいつも、
自分だけが怒られる。
そういう人っていますよね？
じゃあ、
そういう人は
どうしたらいいかというと、
怒られないように
頑張って、
努力して、
気をつければいい……
ということにはならんのですわ。
そういう人って、
そもそも
「怒られる」前提になっているので、
何しても怒られるんですよ。
だから、
その前提から
先に変える必要があるんです。
前提が変わっていないのに、
行動だけ変えても、
体験する現実は
大して変わらないです。
現実を変えるために、
意識を変えるっていうのは、
ちょっと違うんですけど、
意識を変えると
結果として、
現実まで変わってしまうということは
よく起こります。
それが、
10階から38階に行くってことで。
この場合でいくと、
「何をしても怒られる前提」が10階で、
「何しても怒られない」
「むしろ、自分だけ評価される」が38階です。
これは、
何かができるようになったとか、
それで
体験する現実が変わる
ということではないです。
意識が変わると、
それに伴って、
行動も変わるので、
周りの反応が変わるのは
当然なんですけど、
ここで言いたいのは、
同じ自分で、同じことをしていても体験する現実が変わってきてしまう
ということなんですね。
38階と10階だと
ちょっとわかりにくいかもしれないんで、
「人」でたとえてみましょう。
怒られている自分が、
アントニオだったとしましょう。
あ、猪木さんね。
たとえ上司でも、
さすがに
猪木さんには、
「てめえ、何度言ったらわかるんだ！」
みたいには怒らんでしょ。
逆に、気合入れられて終わるからね。
強烈なビンタが
返ってくるかもしれないんで、
そんな怒り方は
しないと思います。
というか、
できない。
それが、
たとえば、
「出川」だったらどうでしょう？（呼び捨て）
めっちゃ言われると思いませんか？
そこまで言わんでもってくらいに、
怒られるような気がしません？
まあ、
出川の場合は（だから呼び捨て）
芸人として
「それがオイシイ」と思っていて、
ウェルカムなんだと思いますが、
普段から、
「出川」モードでいる人が
とっても多いんですよ（どんなモードだ）
いつも自分は
「出川」だと思って生きている（んなわけねー）
そうすると、
何してても
ツッコまれるんです。
いちいち言われるようになって、
なぜか自分だけ
怒られるようになってしまう。
これが
「10階」の住人の意識でいるってことです。
外側の条件は
一切関係ありません。
同じ「自分」だとしても
「猪木」でいるのか、
「出川」でいるのか。
その違いなんです。
女性でいくと誰にしましょうかね。
「叶姉妹」でいるのか
「いとうあさこ」でいるのか、
みたいな。
（いとうあさこさん大好きです！）
良い悪いではないんですが、
体験する現実が
全然違うのがわかります？
どの意識でいるのかで、
全く変わってきちゃうんですよ。
それが
「38階」と「10階」です。
同じ「自分」なんですけど、
「38階の自分」と
「10階の自分」とでは、
能力とか環境とか、
条件が一緒でも、
体験する現実は
全然違うんです。
だから、
先に
意識を変えたほうが、
何事も早いんですよね。
行動を変えてもいいし、
できないことが
できるようになってもいいんですけど、
意識そのもの、
つまり、
前提を変えることで、
それこそ、
パラレルワールドに行っちゃうくらいに
現実までもが
変わってしまうんです。
不思議なんですけど。
そんなわけで、
「10階」モードがいいっていう人もいれば、
「38階」モードがいいっていう人もいるので、
どちらが良い悪いではないのですが、
ラクに楽しく、
イージーモードで生きられるのが、
「38階」の住人モードでいるときなんで、
「10階」の住人でいることに疲れたら、
飽きたら、
そろそろ
「38階」に行ってもいいんじゃない？
という話しです。
行くのは
むずかしくないです。
条件とかも一切ないです。
「行く」と決めるだけ。
強いて言うなら、
罪悪感を捨てたまえということですかね。
罪悪感を捨てる勇気。
それだけです。
自分で選びなはれ。
《終わり》
「ハジマリの街」というFacebookグループです
Facebookグループです
▼匿名質問箱始めました
