「自分の思い通りになっていない」
人は
頭の中で
”こうあってほしい”
ということを、
実に
様々思い描いています。
素敵なパートナーと一緒にいる
仕事が順調
自分の才能を発揮して活躍している
お金を自由に使えている
憧れの人たちとプライベートでも付き合っている
等など
人それぞれ色々あると思います。
でも、
現実を見ると、
そうなっていない……
なんでだろう……？
何かがおかしい
何が間違っているんだろう……？
そのギャップが
なかなかしんどい。
そうなっている人もいると思うんですけども。
それはつまり、
一体何を信じているってことなんでしょうか。
ウエダミツトシです
こんにちは
言い方を変えると、
どっちを信じているんだろう？
とも言えるかもしれません。
つまり、
自分の頭の中で思い描いている方か、
それとも
目の前の現実の方か
ってことなんですけど。
自分の思い描いた通りの現実になっていない
って感じている場合は、
自分の頭の中で思い描いている方
を信じているってことになりますね。
そっちを信じているから、
目の前の現実が
そうなっていないことについて、
そのギャップに苦しむことになると思うんです。
でも、
逆に
目の前の現実の方
を信じていたとしたらどうでしょう。
たとえば、
こんな風にです。
「こうなるとは思ってなかったけど、こうなったということはきっとよくなってるってことだろう」
つまり、
今目の前にある現実は、
自分が思い描いた通りではないかもしれないけれども、
”それが起きている”
ということは、
こっちが合ってるってこと。
良くなっている。
そう考えてみるといいと思います。
僕たちが
この世界を認識できている領域って、
実はとてもとても狭いんすよ
っていう話しは
どこかで聞いたことがあると思うのですが。
僕たちは
どうしても
実際に
認識できているものだけで、
この世界を判断してしまいがちなんですけど、
本当の本当のところは、
目に見えない、
つまり、
認識できていない領域の方が
圧倒的に多いわけです。
ということは、
認識できているものだけで
物事を判断するのは、
子どもの視点で見ているのと同じ
ようなものだと言えると思うんですね。
いや、
子どもの方が
色んなことが見えてるじゃねえか
ってこともありますけども。
子どもの時には、
見えていない（認識できない）ことって
すごく多いじゃないですか。
それが大人になったら、
いろんな物事の道理とか
仕組みとか、
何がどうなってそうなっているのかっていう部分が
ちゃんと
”見えてくる”。
見識が広くなっているってことですね。
そうすると、
子どもの時には
そうは思えなかったことや、
知らなかったことが
「そういうことだったのか……」
ってわかってくる。
そういう感じで、
目の前の現実を捉えてみるといいと思うんです。
全然
思い描いていたようにはなってないし、
何故
こうなっているのかが理解できない。
不本意だし、
望んでいる現実ではないかもしれないけれども。
それでも、
”そうなっているってことはこれがいいってことなんだ”
そう思ってみる。
そしたら、
少しは気持ちが軽くなるかもしれませんし、
違う視点で
物事を捉えられるようになるんじゃないかなと思うんです。
僕たち人間の認識力では
どうやったって捉えることができない、
想像を遥かに超えた緻密な計算がなされて、
目の前の現実は
ただ起きている
自分の頭の中で思い描いたもの＝子ども視点
目の前の現実の方＝大人の視点
子どもの視点が劣っているとか
悪いとか
そういうことじゃなくて。
子どもには想像もできないようなことを
大人は色々と
複雑に考えて
配慮して
全体が良くなるように動いている。
そう考えてみたら、
自分の頭の中で思い描いたものよりも
目の前の現実の方にまかせよう
そういう気持ちになってきませんか？
自分一人で
あれこれしようなんて思わずに、
目の前の現実の方に
おまかせした方が、
何事もスムーズに流れていくかも知れませんよ。
勿論、
知らんけどね。
《終わり》
