「まずは知ってもらうこと」
何事にも順番てものがあると思うんです。
この順番を間違えちゃうと
後々、
つまずくことが多いんじゃないかなと思うんですね。
特に
起業当初って、
巷には
いろんな情報が溢れてますから、
”あれもこれも……”
ってなっちゃって、
色々と頑張っているにもかかわらず
全然前に進めてないって場合が
すごく多いなと感じています。
その中でも、
”認知してもらう”
ってことについて
迷子になっている人が多いと思うので、
そのことについて書いてみます。
ウエダミツトシです
こんにちは
”認知拡大”って言葉がありますが、
起業とか
ビジネス系のブログを読み漁っている人だったら、
何度も目にしたことがあるでしょう。
”まずは知ってもらうこと”
自分の存在を
広く知ってもらうことによって、
自分が提供しているサービスに
来てくれる人を増やそうという動きなんですけど。
たしかに、
「今度、こんなイベントやります！」
って告知したんだけど誰も来ない……
そういうことって
普通にあると思うので、
やっぱり
知ってもらうっていう動きは必要だと思うんですね。
そして、
特に
起業初期なんかは、
それで、
自分の価値とその結果とを、
無意識に結び付けちゃって
自分を責める……
自己肯定感を著しく下げてしまうっていう人が
けっこういると思うんですよ。
その結果と
自分の価値とは、
全く関係がないってことは
このブログでも
何度も何度も書いているので、
そういう認識の人もいるかもわかりませんが。
とはいえ、
やっぱり
誰も来ないってさすがに凹むし、
こんなことやって、
なんか意味あるのかなってなっちゃうとは思うんですね。
でも、
ほとんどの場合、
”知られていない”んですよ。
必要な人に届いてないってことが
すごく多いと思うんです。
だから、
そのイベントの中身を変えないといけないとか、
自分自身に魅力がないからだ、
って思わなくていいんです。
むしろ、
原因は別のところにあるってことが
とっても多いので。
そこに取り組もうとすると、
すごく遠回りになると思います。
それは、
色々と
自分で試していくことでわかってくることもあるし、
第三者（先を行っている人）に聞いてみるといいです。
（くれぐれも同じステージの人には聞かない方がいいですぞ）
とにかく、
まずは知ってもらうっていうことが、
たしかに
すごく重要なことではあるんですけど。
ただし、
気をつけないといけないポイントがあって。
ちょっと矛盾したことを書きますが、
”中身が伴ってないのに知ってもらってもあまり意味がない”
ってこともあるんですね。
「起業当初はとにかく認知拡大だ！」
って聞いて、
”ただ知ってもらう”
ってだけの動きをしてしまう人が多いんですが。
それで成果が出る人はいいです。
そのままやってください。
ただ、
そうはならないって人もいると思うので、
そういう人に向けて書いてるんですけど。
あなたが
何らかのサービスを提供して、
そこで、
「〇〇の問題が解決した」
「〇〇さんとの関係が改善した」
「〇〇という目標が達成できた」
といったような、
クライアントさんにとっての
問題解決に繋がっていなかった場合、
その段階で
認知拡大ってことばかりに
力を入れてしまうと
おそらく
疲弊していくと思うんです。
どういうことかっていうと、
その都度、
新規の人に来てもらうような動きを
ずっとし続けないといけなくなるんですよ。
それって……
正直、しんどいよ。
例えば、
すごく良い変化があったとしたら、
リピーターになってくれるかもしれないし、
他の誰かを紹介してくれることもあるかもしれません。
でも、
サービスを提供して、
あまり良い変化が感じられなかったとしたら、
リピートしてはくれないでしょうし、
誰かに紹介してくれることもないと思うんです。
自分だったらそうしませんか？
特に
起業当初は、
目に見える良い変化って
そうそうあるものじゃないんで、
その段階で、
”とにもかくにも認知拡大だ”
って言って
その動きばかりに力を入れ過ぎてしまうと、
思うような成果が出なくて、
めっちゃ頑張ってるし
動いているのに
ただ疲弊していくだけ……
なんてことにもなりかねません。
なので、
そういう場合は、
認知拡大よりも
まずは
自分がどんな価値を提供していて、
クライアントさんに
どんな良い変化を出せているかを
ちゃんと
自分でみていくことの方が大事だと思います。
あなたは何を提供できますか？
どんな成果を上げられていますか？
そこを
ちゃんと自分で把握して、
精度を上げていく。
物事には順番ってものがあって。
中身が伴っていない状態で認知拡大するよりも
時間をかけてでもいいので、
あなただからこそ出せる成果を
いつでも作れるような状態を
先に作っておくことに注力するといいと思います。
基本的には、
同時進行でやっていく必要があると
僕は考えてますけど。
それでも、
認知拡大にばかり意識がいってしまうと
肝心の、
あなたが提供しているサービスの中身そのものが、
後回しになっちゃいますよ。
SNSもいいけど、
バズるブログ発信もいいけど、
毎日ブログ書くとか
毎回毎回、
タグ付けするのもいいけどさ
そんなことやる前に
ちゃんと
自分が
ちゃんと価値を提供できているかってところをみていく必要があると
僕は思うんですよね。
多くの場合、起業当初なんて大したことできないんだから、
まずは、リピートしたくなるようなサービスを提供できる状態を作ったり、自分の魅力をアップしたりってことが大事。
それは、知り合いとか、そのまた知り合いとかで実験台になってもらいながら磨いていった方がいい（笑）
そして、少ない人数でも賞賛してくれる人がいる状態をまずは作らないと。
だって、「大したことできない状態」で認知度が上がったら、一発目は来てくれるかもしれないけどふとぅーに考えてリピートしなくないか？（笑）
当然「口コミ」も起きないよね。
だから、最初に認知度を上げるって「自分は大したことがないサービスしてます」って宣伝しているようなものだからなw
これは、一時的にはうまくいくかもしれないけど、リピートがないビジネスは「秒」で終わるからね。
だから、まずは少ない人数でもいいからリピートしてくれる人がいる状態を作ることが大事。
そして、「リピートしてくれる人が一定数いてくれてるんだけどあまり一般的には知られていない。」こーゆー状態になってから広げればいいのです。
すると、広げれば広げるほどあなたのファンが増えます。
「起業当初は、まず、認知を広げる」
は、最もやってはいけないことだと僕は思っています。
ここから始めると一時的に上手く行っても２年くらいでほとんどの人は稼げなくなるでしょう。
↓ ↓ ↓
僕の話をしますと。
僕がカウンセラーとして起業した時、
ブログのフォロワーさんが
大体2,600人くらいでした。
Facebookの友達は、
800～900人くらいだったと思いますし、
フォロワーさんで800人くらいいました。
ある程度は
知られていたっていう状態ですね。
なので、
カウンセリングを告知して提供していったところ、
初めのうちは
割と
トントントーンと
お申込みをいただいて
順調な滑り出しだったと思います。
でもその時、
僕は
自分が提供しているサービスの価値（良い変化・ベネフィット）を
ちゃんと理解していませんでしたし、
それほど
価値の高いものを提供できていたとは
お恥ずかしながら
言えないレベルだったと思っています。
なので、
その後、
僕がどうなったかというと、
すぐに事業が立ち行かなくなりました。
リピートもないし、
当然口コミも起こらない。
つまり、
”先に”認知されていたとしても
中身が伴ってないと
続かないんですね。
勿論、
そうじゃない人もいると思いますし、
そのまま動きまくって
軌道に乗る人もいるとは思います。
でも、
そういう人って
そう多くはないと思うんです。
どこかで
心が折れたり、
このまま続けていっても
何の意味があるんだろうって
自分で自分を責めてしまったりする人の方が、
どちらかというと
多いんじゃないでしょうか。
そこでまた
「あなたはちゃんと知られる努力をしたんですか？」
「あんなに活躍しているあの人でも、認知される動きをし続けているから売れてるんですよ」
「ちゃんと言った通りに動いてないからダメなんです」
とかって言われると、
みるみるうちに
自己肯定感って落ちていくじゃないですか。
ブラジルまで突き抜けていく勢いじゃないですか。
でも、
ほんとにそう？
特に
起業当初の
今のあなたの状態で、
そんなに認知拡大ばかりに力を入れる必要ある？
しなくていいって話じゃないですよ。
いつまでもしていく必要はあります。
でも、
そこじゃなくて。
認知を広げるってことよりも、
自分がどんな価値を提供しているのか、
そして、
その精度を上げていくために
今自分にできることは何か
それを
地道にやっていくことも大事じゃないかなと
僕は思いますよー。
僕がやっている
《読演会》という読書会？（自分で聞くな）
お話会だって、
10人に満たないところから始めて。
やっていく毎に
どんどん内容が濃くなっていって
増えたり減ったりを繰り返しつつ
気がついたら、
解説する本の著者さんが、
自ら参加してくださるようになったり、
50名以上の方が来てくださるようになっていったりしたわけで。
そうすると、
認知を広げるってことばかりしなくても、
自ずと広がっていくというか、
僕の知らないところで
誰かが紹介してくださったりするようになりました。
認知を広げる動きも大事だけど、
物事には
順番てものがあるんで。
今自分はどこの段階にいるのかってことを
まずは確認してみましょうね。
もうすでに
実力が伴っている人は、
ビビってないで
さっさと
あなたにできることを提供していきましょう。
私にはまだ早いとか言ってる場合ではないがね。
もう始めてしまうんだがね！
《終わり》
