未来の自分に会いにいくには、珈琲文明に行くといい | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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バカバカしくて
どうでもよくて
笑えるかもしれないけど
全く役に立たない意識低い系ブログです

「セイムオールドサードプレイス」

 

 

自分がやりたいことをやっている人を見つけるということは、

未来の自分に会っているということかもしれない。

 

 

”1万時間の法則”というものをご存知でしょうか?

マルコム・グラッドウェル氏(誰?)が提唱した考え方で、

ひとつの分野でスキルを磨いて一流になるには、

1万時間の学習や練習、鍛錬が必要という、

あの有名なやつです。

おそらく

聞いたことくらいはあるんじゃないでしょうか。

 

 

少し前に

藤原和博さんの

『必ず食える1%の人になる方法』

西野亮廣さんの

『新・魔法のコンパス』をはじめとした書籍でも

よく出てきた考え方なので、

かなり認知はされていると思います。

(そういえばTEDで”1万時間の法則”は間違ってるって言ってた人がいましたけど)

 

 

僕も40代ってことで、

少なくとも

ひとつくらいは

”1万時間”を費やしてきたことがあるんじゃないかと思って、

 

何かあるかな……?

 

と振り返ってみたんですけど。

 

 

”1万時間”と一口で言ってみたところで

実際のところ、

どれくらいなのかっていうと、

☆毎日休みなく1日9時間を費やせば3年

もしくは、

☆週休2日のフルタイムで働いた場合であれば5年弱

だそうです。

 

 

そういう意味では、

僕の場合、

 

 

奥さんと子どもを3人も抱えた状態で40歳の誕生日をむかえた直後にリストラされるまでの16年間のサラリーマン生活

 

 

が挙げられると思います。

このネタを(ネタかい!)

いつまで引っ張るんだと思う人もいるかもしれませんが、

僕としては、

 

 

いつまでもだ

 

 

としか答えようがありません。

 

 

そのうち、

この件(くだり)も

いつしか1万時間を超えることになると思いますので、

その道の匠になることは間違いないと思うのですが。

 

 

とにかく、

ひとつの会社で16年間も

サラリーマンを続けてきたということは事実なので(これでも営業!)、

たしかに

”1万時間”を費やしてきたことと言えると思います。

今の生活の中で

何かの役に立っているかどうかは別として。

 

 

あとは、

このブログも2013年から書き始めて

今年(2020年)で、丸7年になりますが、

記事数こそ少ないんですけど、

常に

”書く”ということに頭を使ってきたことは

自信を持って言えますんで、

ブログ(文章を書く)ということについても

1万時間を費やしてきたと言ってもいいと思います。

 

 

それと、

僕の場合は

やっぱり”本”かなと思います。

 

 

30代の前半までは

それほど本を読むという習慣はなかったんですけど、

ブログを書くようになってから、

 

”やっぱり文章を書くには本を読まないと”

 

と思って本を読み始めたんですが。

7年とは言わないまでも

5年は”読む”ということについても

かなりの時間を費やしてきました。

 

 

スキマ時間を利用して

とにかく

徹底して読むことに集中しました。

20冊/1ヶ月を最低ラインとして

一般書を中心に読み漁ってきたんですけど。

(最近はなかなか読めてませんが)

 

 

あと1年もすれば、

”1万時間”というところに到達できるかもしれません。

 

 

他にも

色々と掘り下げていけば

何か出てくるかもしれないんですが、

今のところ、

パッとしてない僕が

パッと思い付いたところでは

これくらいです。

 

 

このように

今まで自分が

どんな時間を過ごしてきたのか、

そして

それらを振り返った上で

これからどのようにして生きていけばいいのかを

あらためて考えさせてくれるきっかけを

僕に与えてくれたのも

やはり”本”でした。

 

 

この度、

そんな素晴らしい本と出会いましたので、

こちらで紹介させていただこうと思います。

 

 

ウエダミツトシです

こんにちは

 

image

 

実は、

もう1ヶ月以上も前に出版されていた本で

すでに

その時に読んでいたのですが、

なかなか

ブログに書けずにいまして

やっとのこさで今書いてるんですけど。

 

 

その本というのはこちらです。

 

 

 

なんだか僕にピッタリの本だと思いませんか?

 

 

”人生に行き詰まった僕は、”だなんて、

まさにオレのために書かれた本かよ!

ってくらいのタイトルに感じたんですけども。

そう感じたのは、

きっと僕だけだと思うんですけど。

 

 

まあ

”人生に行き詰まる”ってことに関しては、

それこそ

これまでの人生で確実に1万時間を費やしてきたわ!

逆に

行き詰まらなかった経験がないわ!

ってくらいのエキスパート、

”キングオブ人生行き詰まリスト”という顔を持つ男でもあるわけなんですが。

 

 

この本はどういう本かというと、

所謂、

”ビジネス小説”というジャンルになるのかなと思います。

 

40代、そこそこやりたいことは実現してきたが、
これからの自分の居場所や仕事を見つけられずにいたサラリーマン。
20代、これから社会に出る不安に追い込まれ
内定をもらった就職先に未来を見出せずにいた大学生。

その2人がある喫茶店でマスターに出会い、
人生の授業を受けることになった。
「珈琲文明」のマスター赤澤智。
赤澤はミュージシャンを目指した20代、
塾講師としての大手企業エリアマネージャーとして生きた30代、
自分の居場所、喫茶店を開いた40代を経て
「雇われない、雇わない」一生の仕事を手にした50代だ。

ミュージシャンである情熱を持って、
塾講師の目で業界を研究し、データを集め、実行。
赤澤が行き着いたワンオペ起業成功術は、
人生に迷える20代と40代の人生を変えるのか。
実話をベースにした真実のものがたり。

 

というあらすじで、

僕のような

”人生行き詰まリスト”の方や、

いままさに

社会に出ていこうとしている20代の方にも

楽しんでいただけて

かつ、

自分の人生の役に立つ実践的な考え方まで学べるという

めちゃくちゃお得な内容になっています。

お得というか、

お”徳”な本です。

 

 

世に

自己啓発や願望実現系の本はたくさんあれど、

そういった本を読むと

たしかに

気分が高揚して

自分にもやれそうだ!

って気になって

何かに取り組もうとするんですけど、

なかなか続かない……

そして

いつのまにか

何かを実現してやろうと思っていたことすら思い出さなくなる……

なんていう経験をしたことは

誰しもあるんじゃないでしょうか?

僕はあります。

ありまくリマクリスティーです。

 

 

まあ、

それはそれで

ひとつの経験にはなると思いますし、

そこに書かれてあることが間違っているとか

そういうことではないと思うんですけど。

 

 

ただ

言えることは、

そういう本を読んだところで、

 

 

”自分ごと”として読み進められない

 

 

ということがあるかもしれません。

 

”読んで終わり”

”面白かった”

 

で終わってしまっている。

 

 

逆に、

もっと現実的な

例えば、

『絶対に成功するカフェづくり』

といったようなマニュアル本があったとしたら、

すべてではないにせよ、

 

”こうして、こうして、その次はこうして……”

 

といった風に

ノウハウや手順ばかりに終始してしまって、

やることが多過ぎて

 

”あれもしないと、これもしないと……”

 

となって

気が付いた時には

モチベーションが削がれてしまっている、

なんてこともあるんじゃないでしょうか。

 

 

それで、

そういった本に共通していることがあるとすれば、

 

必ずうまくいく成功する方法

 

という視点で書かれてあるからかもしれません。

 

 

人は、

 

”成功するためには……”

”うまくいくためには……”

 

といったことに興味関心があるものですし

それがあるなら知りたいと思うものだと思います。

それは、

普通のことだと思いますし、

当然といえば当然の話しですよね。

 

 

でも、

よくよく考えてみればわかると思うんですけど、

 

”必ずうまくいく成功する方法”

 

なんてものは

この世には存在しないと言ってもいいと思うんです。

 

 

もし、

本当にそんなものがあるとするなら、

 

 

なんで僕はいつまで経ってもこんなにパッとしてないんですか!!

 

 

おかしいじゃないですか!

僕だけの話しじゃないですよ

本当に

必ずうまくいく方法があったとしたら、

みんなもっとうまくいってていいじゃないですか。

みんながみんな、

自分のやりたいことをやって

悠々自適の生活をしていていいわけですよ。

 

 

でも、

実際はそうはなっていない。

 

 

それは何故か?

 

 

簡単な話しです。

”必ずうまくいく成功する方法”

なんて存在してないってことです。

 

 

ないんです。

そんなものは元からないんですよ。

 

 

でも、

それは

逆を言えば、

 

うまくいく方法は無数にある

 

と言っていいのかもしれません。

 

 

人それぞれ、

時代によって

業界によって

規模によって

たくさんのうまくいく方法がある。

 

 

だとしたら、

僕たちは一体何を学べばいいんでしょうか?

何から

どんな手順で学んでいけばいいのか。

 

 

その答えを

《あなた》は、

この本の中に見出だせるかもしれません。

 

 

この本には、

必ずうまくいく成功する方法は書かれてないかもしれませんが、

必ず失敗する方法が書かれてあるんです。

 

 

勿論

この本の中には、

著者の赤澤さんが

20代はミュージシャンとして

30代は塾講師として

そして、

40代からの喫茶店経営をしていかれる中で、

様々なご経験に裏打ちされた

方法論というか、

エピソードもたくさん出てきますので、

そこから

”うまくいく方法”を見出だせるかもしれません。

でもそれは、

”答え”や”正解”ではなく、

赤澤さんにとっての

事実が書かれてあるだけなんです。

そうしたからといって

誰もが

絶対にうまくいくかといったらそうはならない。

 

 

では

どうすればいいのか。

 

 

それには、

うまくいく方法

ではなく、

必ず失敗する方法を知って、

その逆を実行することによってうまくいく確率を上げることなんです。

 

 

赤澤さんは、

塾講師時代のご経験で培った

何事も論理的に体系化するスキルをもって

喫茶店についての本を118冊も読破して

その他にも

様々な学びを通して

『絶対に成功するカフェづくり』を

まとめあげようとされましたが、

わかったことは、

『絶対に「失敗する」カフェづくり』

だったそうです。

そして、

その逆をやることによって

10年以上も喫茶店のワンオペ経営を続けてこられた。

 

 

赤澤さんは

うまくいく方法を実践したんじゃないんです。

絶対に失敗する方法を知って

それをしなかったんです。

 

 

赤澤さんは言います。

 

「私がお伝えするメソッドは再現性が高く、しかも、長く続けていけるように未来を見据えています」

 

と。

 

つまり、

とても現実的で

長期的な視野を持って

物事を考えていらっしゃるということなんです。

それは、

この一文にも力強く表れていると思います。

 

「誰にも雇われず、誰も雇わず、自分がやりたいことで一生食べていけるための本」

 

目指すところが

”食べていける”

です。

”なんとなく良い感じ”

とか

”ただ漠然としたうまくいく”

でもないんです。

 

 

明確に

”食べていける”ところに

焦点を絞っている。

そこに

現実的な方法論がないはずがありません。

 

 

やりたいことで食べていくんですから

それで生きていくんですからね。

 

 

この本は、

そういった現実的な方法論だけではなく

その上で、

自分のやりたいことを主軸に置いているところもまた

素晴らしいんですよ。

 

 

それを

この本の中では、

こう表現されています。

 

「ロマンと現実の交差点を見つける」

 

夢を夢のままで終わらすのではなく、

ただ

「これが現実だ」と言って

訳知り顔で諦めるだけに終わらせない「赤澤メソッド」。

 

 

人生は一度きり

そして、

人生は何が起こるかわからない

 

 

だからこそ、

自らの手で

自分が望んでいる未来を

確実に現実にする力を

身につけたいですよね。

だってね、

この本の中には、

”こういうこともあり得る”ということで

こんな一文が出てきます。

 

「40代のリストラなども実際にはある」

 

 

 

ほんとにあるよ。

 

 

 

オレがそうだもん。

 

 

 

オレがその生き字引だかんね。

 

 

 

僕の場合は、

そこから

あがいてあがいて

あがきまくっての今ですからね。

 

 

まあ

そうなってからでも

遅くはないと思うんですけど、

その前に

何かできることがあるなら、

今のうちからやっておくに越したことはないと思うんで。

 

 

そういう意味でも、

この本は

たくさんの方に

自信を持ってオススメできる

とっても

お”徳”な本です。

 

 

最後に、

この本の主軸となるテーマがあるんですが、

それは

 

「サードプレイス」

 

というキーワードです。

 

 

自宅でもなく職場でもない、

自分が普段過ごす以外の場所で心地の良い空間。

それを持つと

不思議と人生は良い方向に変わり始める。

 

 

赤澤さんにとっては、

それは

”喫茶店”であり、

そして、

今回のこの本が、

読む人にとっての「サードプレイス」になるようにとの

想いが込められた一冊となっているということですので。

少なくとも

僕にとっては

確実に

「サードプレイス」となる、

これから何度でも

長きに渡って読み続けたい一冊ですので、

ぜひとも

皆さんにも

手にとって読んでいただきたいと想います。

 

 

僕にとっての

「サードプレイス」は

やっぱり本だな。

アナザースカイ的な。

 

 

ということで、

この本は

とってもオススメなんですけど、

どうしても

これだけは

赤澤さんに

言いたいことがあるんで言わせていただきますが、

 

 

 

なんでこの本を僕が40歳でリストラされる前に出版してくれなかったんですか!?

 

 

 

もっと早く世に出してくれてたら、今ごろは僕ももうちょっとパッとしてたと思うんですよね。

 

 

 

 

赤澤さん、

そして、

MARUさん

とっても素敵な本をありがとうございました!!

 

 

パッとしてない歩く領収書”うえさま”より

 

 

《終わり》

 

imageウエダミツトシ プロフィール
【ファンが集まる、続けられるブログ】を教える講座を主宰。ブログ・起業サポート講師。大阪・東京で年間50回以上のセミナーを開催する心屋認定講師でありカウンセラー。
のべ受講生500人のブロックを解除してきたブログコンサルタント。「ブログが書けるようになった」「読みやすくなった」「ブログが続けられている」という声を多くもらう。
2017年に起業し先輩カウンセラーが主宰している起業セミナーに通いブログライティングや起業に関する具体的なノウハウを学び実践していく。
そうしたところ、カウンセラーとしてやっていきたいという人から、具体的にどうしたらいいかという声を多くもらうようになり、起業前や起業スタートの人を対象にしたセミナーを開催し好評を得る。

 

■ 天狼院書店Web掲載記事

 

≪ライティングゼミ≫

◆  就活で100社以上落とされた私にとって会社で働くということ

◆  出産に立ち会って、そこで僕が目にしたものは感動的な新しい命の誕生というよりも《編集部セレクト》

◆  1人だけで育児をしてみたら、目の前に広がる景色がいつもとは違って見えた

◆  僕はその時、初めてお母さんたちの気持ちがわかったような気がした

◆  脂質異常症とライティング・ゼミ

  視力2.0でも僕が眼鏡をかけ続ける理由《編集部セレクト》

 父親になる自信がなかった僕を救ってくれたのはある催眠術師だった《編集部セレクト》

◆ 僕が妻に対して何の期待もしていない本当の理由

◆ 自信がなくて本当に良かったライティング・ゼミ

 

≪プロフェッショナルゼミ≫

 刑事事件にまで発展したサプライズ演出《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ 僕は40歳を過ぎてから初めて卒業旅行に行くことにした《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ 千羽鶴を折るように《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ とても小さな敏腕コンシェルジュ《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ 部長という役職に就いた時にまずやろうと決めたことはコーヒーを飲むことだった。《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ 何度も罵倒され続けたあの時の自分を肯定することができたのは《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ ほどよく距離を置かないと聞こえない声がある《プロフェッショナル・ゼミ》

 うつ病治療のきっかけは産婦人科に行くことだった《プロフェッショナル・ゼミ》

 たとえ紙切れ一枚だけのつながりしかなかったとしても《プロフェッショナル・ゼミ》

◆ 一刻も早くこの森から立ち去るべきだったのに《プロフェッショナル・ゼミ》

 

 

 

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