「本当に価値がないのか」
ここ最近、
"無価値感"についてばかり
ブログを書いてるような気がしますが、
今日も少しだけ書いてみようと思います。
ウエダミツトシです
こんにちは
たくさんの
ネガティブな感覚があると思うんですけど
その根底には、
やっぱり
《罪悪感》
もしくは
《無価値感》に
行き着くように
僕は思うんですね。
それで、
この《無価値感》て何？
って思うんですが。
要は、
自分には
"価値がない"
と思ってるわけです。
この"価値がない"っていうのは、
「自分にはその資格がない」
とか
「私には相応しくない」
とか
「何の役にも立たないこんな私なんかが」
みたいな
自己卑下であったり、
自己否定があると思うんですけど。
つまり、
ベクトルが下向きというか、
下がっていくエネルギーで、
重たいんですね。
逆に
"無価値感"を持ってないっていうのは、
上向きというか、
上がっていくエネルギー……ではなくて、
どこにも
ベクトルが向いてない状態だと思うんです。
軽くもないし
重くもない。
というか、
そもそも"価値"なんてもの自体が無い。
"価値がない"と思ってないのと同様に
"価値がある"とも思っていない状態です。
"価値"そのものを意識していない。
とかく人は、
自分に対して”無価値感”が強く出ると、
どうしても
外から何かしらの価値を付けようと
躍起になってしまうものですが。
変な話、
そうすることによって
さらに”無価値感”が強くなり、
”価値らしきもの”を身につけられたとしても
そこに
優劣という判断基準から
つまり、
他者との比較によって生じる優越感に浸るという、
本来のその人らしさから
どんどん遠ざかっていくという方向に行ってしまいがちです。
別にいいですけど。
僕のことじゃないんで。
わざわざ僕が言うことでもないんですけど。
それやってると、
しんどいよねと。
僕も
知らず知らずのうちに
やっちゃってることあるんで、
全然人のことは言えないんですけど。
やっぱり、
この”無価値感”が強く出てきて、
それを”なんとかしよう”としてしまうと
余計に苦しくなるわけです。
でも、
これって
ちょっと落ち着いて
よくよく考えてみると、
そもそも
価値があるとかないとかって、
自分がそう見てるってだけなんですよね。
同じ”A”という商品を見ても
それに
例えば
￥10000という価格がついていたとしましょうか。
そしたら、
それを
「安い！」
と感じる人もいれば、
「クッソ高っ！ ボッタクリマクリマクリスティじゃねえかっ！」
って思う人もいるわけです。
ということは、
そのもの自体に
￥10000という価値があるのではなくて
それを見た人が、
自分の中にある過去のデータベースと照らし合わせて
「安い」とか
「高い」とかっていうのを
相対的に判断しているにすぎない。
だとすると、
価値はどこにある？
本当に
価値なんてものがあるのかどうか。
もし、
何かを見て
そこに”価値がある”と感じていたら、
今それを持っていない自分に対して
”価値がない”と感じてしまう。
それって、なんかおかしくない？
自分がそこに
”価値がある”と見ることによって
自分には価値がないと思ってしまう……。
つまり、
他でもない
《あなた》自身が、
対象物に価値を与えることによって
自分で自分を苦しめている。
え、バカなの？
マゾなの？
それって何プレイって言うの？
って話しになってきちゃうんですよね。
《価値がない》
って書くんですけど。
書き方はおんなじなんですけど、
”価値そのものが本当は無い・存在していない”
ってことなのか
それとも、
”他との比較によって高い低いという高低差で生じるあれに比べたら価値がない”
なのかってことでは
まるっきり意味が違ってくると思うんです。
言ってる意味わかります？
《価値がない》
って言うんだったら、
どんな事物にも価値なんてものは
本当はないってことです。
その事物に対して
勝手に
自分の中にある優劣という判断基準で
”価値が高いだの低いだの”とかって言ってるだけなんです。
そうすると、
《あなた》が今抱えているその”無価値感”は、
元々、
《あなた》自身のものではないよねってことになってきます。
価値があるとかないとか、
価値そのものが
どんな事物にも付随していないのだとしたら、
何に対しての”無価値感”なの？
って話しになってくるんで。
自分に対して抱く、
「自分にはその資格がない」
とか
「私には相応しくない」
とか
「何の役にも立たないこんな私なんかが」
みたいな
自己卑下や自己否定は、
本来の《あなた》自身の持ち物ではありません。
なので、
”無価値感”に苛まれている時は、
どうしても
そこに巻き込まれてしまって
なかなかそこから抜けるのは難しいように感じるかもしれませんが、
少しでも落ち着いてきたら、
その”無価値感”に対して、
疑いの目を向けてみてください。
「私には、本当に価値がないのか？」
と。
他者との”優劣”という判断基準ではなく、
ただの”相違”として見てみてください。
そうして、
”無価値感”と少し距離を置いてみてください。
どこにも
どの事物にも
元々
”価値”なんてものはなくって、
ただ、そう見ているだけなんで。
そういう認識を少しでも持つことができたら、
この
”無価値感”は
元々
自分のものではない
ということが
感覚的にわかってくるんじゃないかと思います。
自分のものではないとしたら、
もうそれ、
要りませんよね。
つまり、
LOVE PHANTOMるってことですわ。
意味がわかりません。
《終わり》
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