《古事記で謎解き ほんとにスゴイ! 日本》ー知ってた? 日本は"こんな国"でした!ー... | 夢はなくとも 希望はなくとも 

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《古事記で謎解き ほんとにスゴイ! 日本》 ー知ってた? 日本は"こんな国"でした! ーそろそろ、ぼくら日本人のルーツを知っておこう。 サンマーク出版の金子さんが編集担当ということで、それだけで興味を持って読ませていただいたのですが。 僕は個人的に、以前金子さんが編集担当された《おしえて北斎》という本が大好きで、マンガ本仕立てなのですが、これが実に泣けるんですよね。 それで今回、この《ほんとにスゴイ! 日本》という本も、著者の#ふわこういちろう さんがイラストレーターということで、文字だけではなく、とっても可愛らしいイラストがふんだんに盛り込まれた、とても親しみやすくて読みやすい本に仕上がっているのですが。 僕は、今回も泣きました(泣) 自分でもなんでこんなに込み上げてくるものがあるのかよくわからないのですが。 とにかく、涙がね、出てきてしまうのです。 なんていうか、僕の中にある日本人としてのアイデンティティが揺さぶられる感じがして。 過剰なまでに日本人である自分たちを、今まで、というか今もなお現在進行形で僕たちは過小評価してるなと。 そういう現状に対してのくやしさみたいなものと、自分が日本人であるというこの事実に、忘れかけていたというか、見失っていた誇りのようなものとが、ごっちゃになったような、なんとも言えない感情が僕の中から湧き上がってくるのです。 《日本は素晴らしい国だ!》 なんて言うと、特に近隣諸国から反発の声が上がったりだとか、日本国内からも似たような動きが起こることもよくありますよね。 勿論、それだけではないとは思いますが、なかなか自分たちから、自分たちの国を正々堂々と《日本はとても素晴らしい国だ!》とは言えない雰囲気があると思いませんか? 自分たちの国を自分たちで《素晴らしい国》とは言いにくいってどうよ!? と。 わざわざ言わなくてもいいんですけど。 それってなんか変じゃね? って思うんです。 《自虐史観》とか、そういう言葉で表現される価値観て、僕たちはいつのまにか知らないうちに植えつけられてて、自分たちの国に誇りを持てなくなっているのが標準設定になってしまっていると思うんですけど。 日本人は謙虚だとか、奥ゆかしいとか、そんなレベルではなく、自分たちの国を素晴らしい国だと、そして日本人である自分たちに誇りを持てなくさせている変な価値観を持ってしまっている。 さらに、自分たちがそういう価値観で自分たちの国を見ているということにすら気付いてない。 その原因が自国の歴史を知らないからだと。 特に《古事記》、そして《神社》や《天皇》の存在。 つまりは《神話》だと。 戦後のGHQ統治下において、そういった本来なら自分たちのアイデンティティとなる価値観を剥奪されて、日本人は骨抜きにされたという見方もありますが、もうそんなことを言ってる場合でもないと僕は思うんです。 僕は《日本人であることに誇りを持て!》とか、《日本は他国に比べてとても素晴らしい国だという価値観を持つべきだ!》みたいなことが言いたいのでありません。 そんなことよりも、《もっとよく日本を知れ》だと思うんです。僕も含めて。 知れば、自然と好きになる。勝手に誇りを持ってしまう。それだけの事実としての魅力が日本にはある。 僕はこの本を読んでそう感じました。 事実として知っていることもたくさんありましたが、それらを押し付けがましくなく、日本の魅力をとても丁寧に、そして終始圧のない穏やかな文体で書かれてあって、一度読み始めたら一気に最後まで読んでしまえる本だと思います。 《日本で素晴らしいんだよ!》って声高に圧をかけられることに対して抵抗を感じることもあるかと思うんですけど、この本にはそれはないのでご安心ください。 僕はこの本をたくさんの日本人に何気なく(←ここがポイント)読んでもらえれば、日本人にかけられた封印が解けていくんじゃないかと。 勝手にそう思っています。 今の日本は、天岩戸伝説でいうところの岩戸が開く直前の状態かもしれなくて。 日本人としての意識の夜明けが訪れるんじゃないかと僕は感じてるんですが。 《平成》から《令和》へと元号が変わるタイミングでこの本が世に出るというのも、なかなか面白いなと。 歴史は繰り返すっていうけれど、もしかしたら神話も繰り返すのかも。 そう思わせてくれるとても楽しい本だと思いますので、《スゴイ日本》を実感したい方は、ぜひとも読んでいただきたい一冊ですね。 この本を読んだ方々と、《令和22年に橿原神宮で待ち合わせ》できることを楽しみに、これからもう一回読もうと思います。 #古事記で謎解き #ほんとにスゴイ日本 #ふわこういちろう #サンマーク出版 #愛と涙と勇気の神様ものがたりまんが古事記 #本 #読書 #本好き #読書好き #読書記録 #書評 #書斎 #本好きな人と繋がりたい #読書好きな人と繋がりたい #読書ノート #読書メモ #読書三昧 #読書タイム #本棚 #活字中毒

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