自宅待機 フレンチプレス | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

昨日、ご近所のマイクからブラックバードにテキストが届きました。
 
この方、今はご自分でアトリエを持ってビジネスされているんですが、以前はジェフ・ベックやビーチ・ボーイズなど名だたるアーティストのツアーを回っていた凄腕ギターテックなんです。ずっと昔から彼が近所に住んでいると言う話は聞いていたのですが、特に会う機会もなく、時は流れました。でも、あれはハリウッドボールのショーの後だったかなぁ。ブラックバード、いつもLAのライブの時は自分のアンプを持参するじゃないですか。翌日まで車に積みっぱなしにしておいて、 明くる日、取りに行った時、たまたま通りかかったマイクが声をかけてくれたんですよ。彼も近所にファンカデリックのギタリストが住んでるって噂を聞いていたらしく、おおっ、この男に違いないって思ったみたいです。
 
ブラックバードのギター、過酷なツアーに同行してるわけですから、具合も悪くなります。その上、ギターって車と同じで、この頃、どんどん、電気系統が複雑になっているでしょ。だから何か一つ問題が起きても、その原因を追求するのに、一つ一つ可能性を消去していかないといけないの、大変ですよね。いくつもギターあるのに、持ち出すパートナーは決まっているの。だから明日までに直してなんてふざけた事を平気で言うブラックバード。ああ、マイクにはどれだけ助けてもらっているか・・・。
 
さて、そのマイク。コーヒー飲む?って尋ねて来ました。
 
我が家は家ではお茶派ですが、外で飲む事は時々あるので、“うん、時々!”と答えると、家にコーヒー豆があるから持って行くよと言ってくれました。当然、我が家、グラインダーなどはありません。挽いたやつちょうだいとお願いすると、マイク、
 
Mike:“どうやって淹れるの?ドリップ、フレンチプレス?豆の挽き方が違うんだ。”
 
Mrs.、急須の蓋ばかりが壊れるので、もう長い事、フレンチプレスをティーポットとして使っています。おお、そうだ、あれで淹れたらいいんだなと気づき、フレンチプレスでよろしくと答えると、
 
Mike:”へー、通だね。”
 
と褒められちゃいました。通どころか、このポットをコーヒーに使うのは初めてです。でも、せっかくそう言ってくれているんですから、そういうことにしておきましょう。
 
そして本日クリスマス、サンタ・マイクがゲートの外に置いていってくれたのがこちら。
 
 
おお、なんか、ちゃんと密封されています。開けてみると倒れそうなくらい、いい香り。確かにドリップ用の豆と違って、ちょっと粗挽きです。うちのK兄ちゃん、コーヒー大好きなの。一緒に飲めたら嬉しかったのになぁと思いました。
 
アーモンド粉のマフィンミックスがもう一箱残っていたので、早速焼き、豆乳のカフェオレを作りました。とてもいいコーヒーだから、本来はブラックでいただくべきなのでしょうが、ブラックバード、その名に似合わず、ブラックコーヒーは苦手です。
 
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めっちゃ美味しいやん。初めてフレンチプレスで淹れるコーヒーとは思えないくらい良く出来たよ。ホールフーズが間違って配達して来た、微妙に砂糖の入っている豆乳、捨てるのも気が引けて置いてあったんだけど、カフェオレにぴったりやん。別に甘さは感じないけど、わずかに入っている砂糖がミルクっぽさを出してるみたい。
 
クリスマスにはいつも登場する、ママが作ってくれたリース。星型です。

 

 

今年はパンデミックの中でのクリスマス、そしてお正月となりますが、皆さん、お体に気をつけて、また世界中がグルーブし始めるその時まで、家でPファンクを聴きまくり、一緒に乗り切って行きましょう。