自宅待機 50周年記念Pファンクパワーピン | Blackbyrd McKnight プログレッシブ・ファンク・ロック・ブログ

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伝説のギタリスト、ブラックバード・マックナイト。その一環した職人気質な音作りとは裏腹にお茶目なブラックバードの一面を、日本生まれの日本育ち、ミセス・マックナイトがご紹介します。

少し前まで、ロックダウン、いつまでやってんだよ、ブラックバード・・・と思われそうだなぁと思っていたのですが、世界中で感染が急拡大していますね。第三波って本当かな?まだファーストウェーブじゃないのかなと思う。皆さんも気をつけて下さいね。
 
さて、先日、ブラックバード、なんか、怪しいEメールが届いたと言うんです。どれどれと見てみると、Hiとか、Helloとか、Dear何々とか、普通、メールに付き物の出だしの文句は全く無く、
 
“Your 50th Anniversary PFUNK POWER PIN package is here!(あなたの50周年記念Pファンクパワーピンが入荷!)”
 
と書かれています。
 
確かにブラックバード、Pファンクなんですけれども、どこか変な感じです。読み進めると、Pファンクの現時点のメンバー限定スペシャルパッケージで、一人1セットのみ99%割引で購入できるとのオファー、つまり、タダ同然プラス送料ということです。
 
Mrs.:“なんかさぁ、これ、メール詐欺っぽいよね。”
 
BB:“そうだろう?なんか怪しいよな。”
 
疑いの眼差しギラギラの我が家。あるじゃないですか、抽選に当たったとか何とかで、商品はギフトだけど事務費だけ負担してって類の詐欺。クレジットカードを入力したが最後、見知らぬ輩が我が家の財布で買い物放題ってことになってはえらいことです。
 
でも読み進めていくと、割引コードにブラックバードの名前が含まれています。出だしのDear Blackbyrdは無かったものの、メール主はこのメールをブラックバード宛に書いたと思われます。でも、まだ用心の我が家。
 
Mrs.:“リンク、クリックしちゃダメだよ。パワーピン、サーチしてみる。”
 
行ってみると確かに50周年のピンを売っています。シングルアイテムのみですが、パッケージはバンドメンバー限定と書かれていたので、無くても不思議はありません。
 
世知辛い世の中です。内輪から来たメールでも、ここまで疑ってかからないといけないご時世。でも、やっと納得した我が家、購入手続きに入りますが、カートに入れようにもパッケージは売っていませんので、シングルアイテムを入れるしかありません。まぁ、割引コードを入れれば、何を買おうとしているのか伝わる仕組みなのでしょう。商品代金1%プラス送料で約5ドルを支払い、待つこと2日、届きました、こちらです。
 
 
おお、紫のペーパーがちょっと高級感を醸し出しています。
 

ありがたい御大のサイン入りピンもセットされています。
 
が・・・50周年と言うのがちょっと引っかかるMrs.。Pファンクの歴史、そんな短かったっけ?下積み時代を省くとしても、初のヒットソング"Testify"、67年じゃん?バンド名、The Parliamentsだからか?周年の数え方に疑問を呈するMrs.にブラックバードが言います。
 
BB:“ハニー、いいんだよ、そんな事、拘らなくて。ジョージ、なんだってお祭りにしたいだけなんだ。”
 
そっか、そうだね。そもそも、名前変わりまくりのこの軍団、昔の来日公演、Pファンク・オールスターズだったよなぁ、確か。Parliament/Funkadelicとしての活動が本当に何年かなんて、誰にも数えることはできないよ。
 
さすがブラックバード、Pファンク・ベテランとの肩書きは伊達ではありません。フェリーニの81/2じゃ無いけど、“人生は祭り”、辛い事も悲しいこともいっぱいあるけど、自分達で楽しくして行くしか無いんだね。それがPファンクの骨頂。新型コロナが収束する頃には、また何かの周年が来て、と言うかこじ付けて、大体的にツアーなんてのもいいね。