昨日は第31回大田原マラソンに出場。

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大田原マラソンはこれで4回目の出場。

私の初サブスリーの大会でありますが、天候やコンディションによりタイムは2015:2時間55分→2時間57分→2時間58分と徐々に悪くなっています…

この原因を自己分析すると、①ケガ、②体の絞り具合、③天候が挙げられます。

2015年の状態は本当に良かった‼煙草を止めて2ヵ月後の大会でした。

天候は雨、風もそれなりに強く、寒いレースでしたが、絶対にサブスリーして別大に行く‼という強い気持ちの下、前半から無理をせず走りました。

その際は、10km通過:40’11→ハーフ:1:25’34→30km:2:03’05→40km:2:46’20と大崩れせず、20-30kmラップが42’00(4’12/km)、30-40kmが43’15(4’19/km)と安定。

大会10日ほど前に鵞足炎となりましたが、3日間ランオフにして治し、朝ジョグも入れて体も絞り、良い状態で出場することが出来ました。

翌2016年はトレイルを始め止めた年。

直前一ヶ月前にハセツネで転んで膝をパックリ切り、まだ塞がっていない状態で出た大田原マラソン。

晴れていましたが風が非常に強く、2時間57分。。

昨年の2017年はフルマラソンのみに絞ってトレーニングしてきた年でしたが、春先に後脛骨筋炎をやり満足に走れず。

ロキソニンを飲んで出場したレースでしたが、左脚が痛く、雨風も相当ひどくて2時間58分。。

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振り返りが長くなりましたが、今年については状態はかなり良い‼

筋トレのし過ぎで多少体重は重いのですが、スピード練やロング走などかなり練習は積めてきており、疲労抜きも出来ている。

ただ、気になるのはアブローラーのし過ぎで痛めた下腹部と臀部の張り。

右足首の痛み少々。

気にしても仕方ないので忘れることにしました(笑)


ここからレース備忘録。

当日の朝は4時50分に起床。

ご飯2杯、豆乳ヨーグルト、ハチミツ、カステラ2切れを食べます。

前日にALAを100mg、当日朝も100mg摂取。

大宮から新幹線で那須塩原へ。

そこからバスで20分くらい揺られて会場に到着。

↓美原公園陸上競技場、ラバーが非常にキレイなトラックです。

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↓県北体育館に行き、2階観覧席を陣取る。

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城北公園RCメンバーと合流、いつも通りスペシャルドリンクを作って受付に出す。

号砲1時間前となったのでアップ開始。

脚はまあまあ軽いが右足首が少し気になる。

あと、風が強くなってきた!2年前の再来か‼やばいですね。。まあいつも通りか。

↓今日はこんな感じの格好。これに手袋着用。
 シューズはMLAB。

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↓直前でALA投入‼これで100mg。1ヵ月で2箱飲み切りました‼

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さて、これで準備完了‼

途中まで別行動だったクラブのSさんも合流!皆で互いの健闘を誓います。

表情は硬く、集中している様子が窺えます。多分途中一緒になると思うが、負けないように頑張らないと‼

20分前となりスタート地点へ。

既にかなりの人数が並んでいる。

私は前から5列目くらいのアウトレーン側に整列。

Sさんは後ろから入ったのか、探しているが見つからず。

私の3列くらいに前に小川ミーナさんがいます。

確か、数年前の富士登山競争の優勝者。

フルマラソンもそれなりに速いはず(あとで見るとベスト2時間28分らしい…)

見た目非常に細いが、筋肉はしっかりして締まっている。

スタート5分前、3分前、1分前となり、今回でフルマラソン22回目だがそれでも緊張する瞬間。

待っている間いつも思うのは、「走り始めて想定のペースで走っても疲れないかどうか」ということ。

今回はそうであってほしいといつも願うがそうはいかない。。

さて、今回も自動ラップはせずに5kmごとにラップを取ることにします。

想定ペースは約19分40秒。

宣言通り、勿論PB更新を狙います(これはいつもです、、)

緊張感が高まり、いざスタート‼

スタートロスは4秒。

アウトレーンから追い抜き、先頭集団の少し後で走る。

競技場を出てペースを落として3分40秒くらいになる。

小川ミーナさんを右から抜き、安定軌道に乗るまでペースを落ち着かせる。

この際に気を付けるのが、最後まで走り切っても疲れないペースかということ。

心肺が疲れないか、無理にストライドを広げて脚を使っていないか、を確認する。

私が良く表現するのが、最初に上げてペースを安定させたらあとは自動運転ボタンを押して30kmくらいまで一定ペースで淡々と走るという感じ。

スバルのアイサイトのような感じで、途中でペースが変わってきたら別の集団や人に乗り換えて自動運転に切り替える(一定距離を保つ)。

今回はどうか、あれ?全然安定しない、、、

向かい風が酷くて、ペースが安定しない。

いつもは抜いていく方だが抜かれることが多くなる。

これは悪い状態。

最初の1km通過、時計をちらっと見ると、なんと4分に近い!

向かい風とはいえ、これはあまりに遅い。。

体は結構疲れる感じがする。

無理してペースを維持させているような状態では長続きはしないだろう。

私の大田原作戦は、前半の下りで脚を使わずに3’55/kmくらいで走り、ハーフ地点を83分くらいで通過、23.7-30kmまでで仮に4’15/kmくらいまで落ち込んだとしても、30kmから上げられるので向かい風でも無理しないようにするというもの。

このコースは前半何度か曲がるので風向きは変わり、やっと自動運転ボタンが押せるようになってきた。

3’57/kmくらいで走れるようになる。

5km通過が19分52秒。

ここから上げていかないと‼

最初に抜いた小川ミーナさんに途中から抜かれて、また抜き返すが再度抜かれて、そこからは追い付けなくなる。。

私とはペースが違うので無理して追いかけないようにする。

(彼女は2時間50分くらいでゴールした模様。向かい風で苦戦したのだろう)

10km通過、39分41秒

このラップは19分45秒とまずまず。

途中から追い風で下り坂となり、今回で一番気持ちよく走れた区間だった。

但し、後ろからランナーに抜かれていく。。

大体3’55-57くらいで走っているが、このペースに体が付いていかない…

ここ2-3年のレースプランは大体これくらいのペースだが、これまであまりキツイとは感じなかったが今日は違う。

なぜだろう?体が退化しているのか?体重が重いからなのか?良く分からない。

楽に走れないペースなので脚を多めに使ってしまい、脚の付け根や臀部が痛み始める。。

追い風なのもあり、暑さも感じる。

10km手前くらいからSさんに付かれてしまう。

「ピッチを上げて!」と言われるが、脚が上がっていなかったのだろう。

確かに付け根が痛くて脚が上がらなくなっていた。。

Sさんとは途中まで一緒に走るが14kmくらいで振り切られてしまう。

15km手前の上り坂でも痛みと疲労を感じる。

この夏場から梨状筋やら臀部が痛み始めてストライドが落ちていた。

フルだと大体145cmくらいで走るのが、135cmくらいしか上がっていない。

次の大会までにしっかり対策を立てないと同じ失敗を繰り返すことになるだろう。

15km通過が59分49秒(ラップ20分08秒)と4分超となっていた。

大田原マラソンのコースはランナー同士がすれ違うことは殆どないが、17.5km地点に折り返しポイントがあり、少しの区間、すれ違うことになる。

ここまでで状態はかなり悪い。。

折り返し手前でSさんとすれ違うが、あまり離れていない。

Sさんも状態があまり良くないのだろう。

この地点でもう4’05/kmと4分を超えている情けないペース。。

20km通過が1時間20分28秒(ラップ20’39)とペースが相当落ちてきた。

後ろからかなり抜かれるようになる。

ハーフ地点を1時間24分55秒で通過。

想定より2分遅れである。

既に臀部と左脚付け根に痛みがあり、更に下腹部にも痛みがある。

これは腹筋の筋肉痛からのダメージだと思う。

単純に2倍しても2時間50分ギリギリ。

これはPB更新は無理だ!

但し、後半を4’15/km平均で行けば90分なので2時間55分程度となり、大田原PB更新は狙えることになる。

そう切り替えて、疲れている体ではあるが下方修正して取り組むことにする。

■後半・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さあ、来ました!地獄区間の入り口、23.7km‼

ライスセンターを左に曲がると、、、やはり来た、向かい風と坂!

ただ、風は吹いたり止んだりで大したことはない。

坂を登る途中でラップを見ると4分15秒はおろか、4分30秒くらいになっている‼

かつてこれ程までにペースが落ちたことがあるだろうか?!

25km通過は1時間41分32秒(ラップ21’04秒)と予定通りだが、スタートからここまで無理をしてきた私の脚は限界となり、左脚付け根と臀部は強い痛みとなり、下腹部の痛みも強くなった。

25-30kmまでは前に風を遮るものがない『地獄の向かい風区間』。

耳は風の音しか聞こえず、後ろからランナーの足音が聞こえてくる。

ペースは4’40から5分くらいまで低下。

脚が上がらないので走りようがない。

ただただ、後ろから多くのランナーに抜かれて、前からひたすら風を受け続ける拷問区間。

「このまま走るとケガの元になるので早く止めよう~」

と思ってもリタイアしたことがこれまでに一度しかない(その一回は折り返すコースで、スタート地点に戻ってきた時に止めた)ので、方法がわからない。。

その一方で、「30km以降は風のコンディションが良くなり、昨年はタイムを上げたので、サブスリーくらいなら出来るのではないか?」という期待があり、取り敢えず30kmまで行って考えることにした。

その30kmを通過、2時間6分(ラップ24分24秒)とサブスリーするにはギリギリのペースだが、平均ペース4分25秒で走る必要がある。

30km少し先を左に曲がる、風はどうか??

右からの風になったが強さは変わらず、ペースも上がらない。

考えてみたら、これまでは前半余裕あるペースで、風がきつくてペースを落としても脚が残っていたが、今年は脚自体を痛めているので挽回のしようがないはずだ。。

4’25/kmどころか、キロ5分も維持できなくなり、途中からサブ3ペーサーに追い抜かれるという初めての経験もして、体は満身創痍でも維持していた精神面もダメになり、ここで棄権を決意しました。

ただ、収容車があるわけではないので、最後まで歩きと走りを繰り返すことで何とかゴールはしました。

↓以下データ

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ゴール後、これまでのフルマラソンの後で経験したことのない痛みが発生。

変な走り方を10km超もしたので、痛みが増したわけです。

ゴール後、楽しみにしていた「なめこ汁」もアツアツではなくぬるくなっていた…

シューズを脱ぐのも大変な状態…

着替えているとSさんが来て、私同様、30km以降で歩きも入れて帰ってきた(棄権した)と言っていました。

その後、Iさんも無事ゴール。

意外だったのは、日ごろあまり練習できていないのに大田原には毎年出場し完走するGくん!

今年は特に準備不足の感は否めず、完走は厳しいかな~と思っていたらギリギリ完走していた‼

これにはビックリです。

もっと練習すれば間違いなくサブ3くらいは出来ると思いますが。

最後まで帰ってこなかったEさんは4時間未満でゴール後、低体温症のような症状となり救護室で倒れていたとのこと‼

驚きましたが、無事帰ってきたので安心しました。

↓ゴール後、スタッフの少年に撮ってもらいました!若干加工。

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さて、次のフルマラソンは2/3の別大マラソン‼

ゴール後、忘れずに板橋cityマラソン2018のタイムで申し込んでおきました。

本来であれば大田原をある程度のタイムで走り、状態を確認したうえで別大で全力を尽くすという流れでしたが、叶わず他のレースで調整せざるを得ません。

12月はハーフや10kmなど3本+30km走、1月はレース1本を予定しているので、別大のタイムを上げるため取り組みたいと思います。

あとは体づくり。

ランニング向けのトレーニングメニューに調整し、体を絞っていきたいと思います‼

以上です。


■11/21:10.6kmジョグ(4’53/km)

■11/22:オフ

■11/23:大田原マラソン+ジョグ=45.3km

■今月ラン計:273km


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