板橋Cityマラソン、35km地点。
「あー、右足の着地衝撃が大きいわな。痛くて仕方ない。薄底は軽くて良いけど、ダメレースの際、リカバリーが出来ないわなー」
「着地から蹴り出しの際、痛みが強いわ、、ヴェイパーフライとかどうなんかね?筋肉へのダメージが少ないと後半まで体力温存出来るのかね?」
板橋Cityマラソンが散々な内容だった私は、久しぶりに歩くのもツライ状態だったわけだが、持ち前のスタミナで一日ランオフなだけで何とか走れる状態に回復。
次のレースは今シーズン最後の「練馬こぶしハーフ」
ただ、この状態で6日後にハーフを全力で走れる自信がなく、何か秘密兵器が欲しかった‼
「やっぱ、厚底かなー。ヴェイパーが良いけど、数日じゃあ間に合わないし…」
「以前、ズームフライ買ったけど、重たくて反発もなくて最悪だったな。しかも、それでケガしたしなぁ。」
ということで試行錯誤し、色々と調査、検索。
あと、5日後の秘密兵器を入手しました‼
(秘密兵器になるかどうかはこれからだけど笑)
↓ズームフライSP(ソールがReactの方なので、SP2としときます)
ちなみに、以前のSPはLunarlonでした。
Lunarlonと言えば、ルナスパイダーR6はそうですが、悪くない反発だった気がしますが。
ちなみに、ヴェイパーはZoomXなので、ここは譲れないところのようです。
→単純計算で、このZoomXが11,000円くらいするということですかね?(28000円-17000円)
※ヴェイパーとズームフライニット比較
↓踵はルーズな感じ。これはこれで悪くない。
↓ネットで購入し、送られてきた箱を持ち上げた際、意外な軽さに驚く‼
今回のReactソールはかなり期待‼
↓ズームフライは、直近ではフライニットがあるが、これはナイロンのスケスケ(笑)
↓後ろもスケスケ(笑)
↓ソックスもスケスケ(笑)
肝心の体重測定。私はやはり『軽いこ』が好きです(笑)
以前のズームフライは250gくらいだったので、練習には良いがレースには履けない「ぽっちゃり目」
果たして今回は???
230g(28.0cm)と、ズームフライに比して▲20g。
あんまり変わらないように思えますが、230gという重さが軽く感じる境界線なのか、非常に軽く感じる。
インソールが23gあったので、私が普段から付けているインソールに変えると▲8gと、222gになった‼
まずまず、闘える重さ。
↓プレートは『カーボン混ナイロン』。
最近では「ズームフライ フライニット」がヴェイパーと同じカーボンプレートのようだが、敢えてフライニットを選ばずこのSP2にした。理由は軽さ‼
と言いながらも、フライニットの軽さを実査したわけではないので、検証の為、次買おうと思う。
フィット感は好き好きあるが、フライニットが良いという方もいるので何とも言えない。
今回、初めてSPのアッパーを試したが、これは好みがあると思う。
硬いと感じる方もいるだろう。
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では、早速試走してみる。
先ほども書いたが、体は最悪の状態…
板橋Cityマラソンの失速の原因は「腸腰筋の痛み」
元々の原因はアブローラーで、下腹部の腹筋を鍛えるあまり腸腰筋に刺激を入れ過ぎて、以降ずっと長い距離を走ると痛みが再発する。
腹だけではなく、腰などにも。
こんな状態で試走して大丈夫かと思ったが、今週末走るので現状確認した方が良いと思い、敢えてやることにした。
Nikeのシューズは相変わらずシューレースが解けやすい。
しっかりと締めて、結び目に入れて出走。
ストレッチをしていると体がまだまだ本調子でないことを感じる。。
ただ、動きづくりで脚を踏み入れると、心地よい感覚を感じる。
では、ジョグ開始。
思った通りで、このシューズは気持ち良い。
以前のズームフライとは別物。
前のは「単に厚底」だったが、これは軽い反発素材がミッドソールに入っている感じで、『着地も適度に硬く、前に飛び、着地衝撃はほぼ無し』という最高のシューズだと感じる。
ヴェイパーだったら更に良いのだろうと思うが、「ヴェイパーヴェイパー言う前」にまずはこのシューズに慣れようと思う。
フル後の疲労はあるが、着地衝撃が少ないので、痛みを感じることなく、いつの間にかペースを上げてしまう。
今日は疲労抜きジョグだったが、このままビルドアップにしてしまおう。
ただ、無理はせず、周回コース3周+往復の6kmで終えることに。
体は結構疲れているが、ペースはまあまあ上げることができる。
前のズームフライは蹴り出しが重かったが、これは軽い。
大したビルドアップではなかったが、フル後のキツイ状態では十分な内容。
最初の感想としては、非常に高い評価。
何より、走っていて気持ち良い。
ヴェイパーは更にそうかもしれないが、以前のズームフライとは別物。
ただ、日々のトレーニングでこればかり使うと体が鍛えられない気がする。
要は、自分の実力以上に前への推進力が得られてしまうわけである。
(実際、GARMINで計測したストライドは、通常よりも10cm程度長い数値であった)
その効果を定着させるため普段でもズームフライを使うのも良いが、普段は薄めのシューズでも不整地などを走って感覚を身に付け、いざレースでヴェイパーとかズームSPを履くというのが一番良いと実感した。
明日以降、また継続してこのシューズのレポートを上げようと思います。
以上です。
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