たまには占い以外の話も書いてみる。
オツベルの本業は
介護
訪問介護事業所の
管理者兼サービス提供責任者なので
ヘルパーとしていろんなお宅に伺っている。
それに加えて
在宅介護部門統括責任者もしているので
デイサービスや配食サービスも
目配りしている。
今の仕事の良いところは
実際に介護現場をしながら、
在宅介護サービスを
俯瞰してみることもできること。
施設介護とちがって
在宅介護は限られた時間でしか
利用者さんに関わることができない。
訪問介護であれは
利用者さんの玄関のドアを閉めた瞬間、
デイサービスであれは
利用者さんをご自宅に送ったところで、
私たちが直接できることは
一切なくなる。
関わっている時間の中で
私たちが関わらない時間を
どれだけ支えることができるか
それが勝負になってくる。
例えば、デイサービスに毎日来ることで
生活リズムを整えたり、
デイサービスからお弁当を持ち帰ることで
1日2回の食事の機会を確保したり
訪問介護でご家族と一緒に
おむつ交換や清拭をすることで
安全で楽にできる介護スキルを
ご家族に伝授したり
家の中の様子をみることで
その方の生活のパターンを読み取って
アプローチを考えたり
先日、とある研修で
グループホームの事例発表を聞く機会があった。
事例発表をされたグループホームの施設長さんは
かつての私を見ているようだった。
せめて、
僕が関わる利用者さんは
みんな助けたいんです!
困っていれば、
どうにかしたいんです!!
うんうん、
めっちゃわかる!!
うちのグループホームにいる人たちくらい
せめて辛い想いをさせずに過ごさせたい!
困りごとは最小限にしたい!
って思っていたんだよ
そして、24時間関わる施設ケアだったら
それができちゃうんだよね〜
もちろん、簡単なことではないし
クッソしんどいけどな
在宅介護に向き合って
3回目の春を迎えたオツベルは
この発表を聞いて、
施設介護は
困りごとの解消を目指すけど
在宅介護は
困りながらも
生きていけるように支えるのが
目標だな
と思った。
一人暮らしで認知症
二人暮らしだけど老老介護
息子と二人暮らしだけど怒られてばっか
大っ嫌いな嫁さんに介護される
あらゆるところで
困りごとだらけ、不安だらけ、不満だらけ
その「だらけ」を施設介護みたいに
解消するのは無理。
目指すは、
その「だらけ」と
折り合いをつけ
共存しながら生き抜く、
そのお膳立てをすること
グループホームをやってたときみたいに
ガッツリ抱え込んで助けたいなんて思わないけど
うす〜く、ひろ〜く、ゆる〜く
在宅介護を支えていきたいなぁと
今は思っている
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