暑さ寒さも彼岸まで
などと言うけれど、
彼岸の中日、春分の日は
長閑な春の陽とは程遠く、
突風吹き荒れ、大粒の霙が落ちてくる
そんな1日だった
犬の散歩をしながら、
前日の夜に受けた
九星気学の内容を思い出す。
九星気学では
四緑木星の象意は風。
占星術ではてんびん座やふたご座は
風のエレメント。
1つ前の記事で紹介した
桐朋高校の答辞も「風」から始まった。
地の時代から風の時代へ
そんなふうに言われる昨今。
キーワードは【風】なのだろう。
私の愛する四柱推命には
【風】という要素を出てこない。
同じ陰陽五行をベースにする
九星気学には出てくるのに、
何故だろう??
陰陽五行説では
自然界には
木・火・土・金・水
の5つの【気】が存在するとしている。
陰陽五行の観点から言えば
自然界に『風の気』というものは存在しない。
風とは何か。
風とは『空気の移動』だ。
風は存在するモノではなく事象なのだ。
事象だから
九星気学では【象意】として扱えるが
存在するモノではないから
【気】の相関を読み解く四柱推命では
扱えないのだろう。
風を生み出す「空気」は
「気が空(から)」と書く。
気が空っぽだからこそ、
空気には【気】を乗せることが
できるのかもしれない。
風は空気に五行の気を乗せて
自由自在に移動する。
地の時代から風の時代へ。
我が場所に留まっていた
それぞれの気が
これからは風に乗り
新しい場所へと運ばれ、
新しい気と出会い、
混ざり合い、ときにぶつかり
上昇したり、下降したりするのだろうか。
そうだとすると、
自分の軸をしっかりと定め、
自分がナニモノであるかを自覚しておかなければ
風の彼方に消し飛ばされかねない。
嵐の予感を孕んだ
そんな春分の日だったように感じる。
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