【四柱推命考察】君たちはどう生きるかーまさに運命の人ー | 四柱推命鑑定士オツベルの日常~占い師の日記~

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どんな人が占い師になるんだろう?と思っていた私が四柱推命の鑑定士に!!人間関係・親子関係・夫婦関係・自己分析・恋愛・仕事についての鑑定と子育てのこと、夫のこと、本業の介護やニワトリのことなど日々のあれこれを綴っています♪


NHKのプロフェッショナル仕事の流儀を見て
宮崎駿さんの命式を考察する記事
第二弾です指差し

今回は
プロフェッショナル仕事の流儀曰く、
宮崎駿さんが強烈に片思いしていた
高畑勲さんの命式と宮崎駿さんの命式を比較した
考察記事を書いてみます鉛筆

2人の関係性を命式から読み解いてみましたひらめき


⚠注意⚠


以下の記事は

オツベルが

『プロフェッショナル仕事の流儀』

を視聴して感じたことを

宮崎駿さん、高畑勲さんの命式と

照らし合わせて書いています。


『読み物』として楽しんでください。




 まさに運命の人



宮崎駿さんの命式と高畑勲さんの命式。


お二人の命式を並べてみたとき、
思わず「マジか、、、」と声が漏れた。

日柱の天干同士が戊癸干合
年柱の天干同士が乙庚干合
日柱の地支蔵干同士が甲己干合
月柱の地支蔵干同士が戊癸干合

6組中4組が干合している命式の組み合わせなど
尋常な組み合わせではない。

【干合】とは相剋の関係でありながら
特別な組み合わせで、
影響し合い、惹かれ合うような組み合わせ。
甲己、丙辛、戊癸、庚乙、壬丁の5種類がある。
違うもの同士が交わり、新たなものを生む
夫婦の関係とも言われる組み合わせだ。

その人自身を現す日柱に至っては
天干地支が共に干合しているのだから
共鳴しないほうが不自然な命式同士。

しかし、
プロフェッショナル仕事の流儀では
宮崎さんが高畑さんに片思いと表現していた。
干合の共鳴だけであれば
両思いになりそうなものだが真顔

高畑さんの日干支は戊寅。
宮崎さんにとって寅は空亡(天中殺)だ。
空亡は蓋なし状態なので突き抜けてしまう。

干合の上に空亡。
高畑さんも宮崎さんに
惹かれ、影響されていたけど
宮崎さんの高畑さんへの想いは
それのさらに上をいく
突き抜けっぷりだったのだろう。

2人の命式の共鳴は
天干地支の干合だけに留まらない。

通変星でもシンクロしている。
その人の本質を現す
日柱地支の通変星は2人共『偏官』
その人の性質を現す
月柱地支の通変星は2人共『比肩』

命式において
持ち主の人となりを現す主要な2つの通変星が
ピタリと同じでもある。

こうなると2人の感性や考え方も
ツーカーな感じになるのでは、、、と思う。

もはや運命の人だなと思わずにはいられない
そんな2人の命式だ。


 認めてほしい唯一の相手


宮崎駿さんは「風の谷のナウシカ」で
世間から絶大なる評価を得た。
実際、「風の谷のナウシカ」は
公開から約40年経った今でも
多くのファンがいる魅力的な作品だ。

しかし、高畑勲さんは
「風の谷のナウシカ」に30点という点数をつけ
宮崎駿さんはそれに激怒したそうだ。

世間から大絶賛されていたのだから
高畑勲さんに何を言われても
「はいはい」と聞き流せば良さそうだけれど
それができない。
それどころか180ページある雑誌を
引き千切るほどの激怒。

宮崎駿さんにとっては
世の中の多くの賞賛よりも
高畑勲さん1人の承認のほうが
ずっとずっと重たかったのだとわかる。

それも命式に出てるなぁと思う。

日柱天干、月柱地支蔵干にある
戊癸干合は干合して丙を生む。

癸の宮崎さんにとって丙は正財となる。
正財は狭い範囲に向かう求心力だ。

その他大勢はどうでもいい。
ただ、自分が認める相手には自分を認めて欲しい。

高畑さんの戊と干合して生まれる丙は
宮崎さんの心をグッと
高畑さんへとフォーカスさせていくようにみえる。

ちなみに、高畑さんにとっての丙は
偏印であり、偏印はインスピレーションなので
高畑さんは宮崎さんから
様々なインスピレーションを
受け取っていたのでは?と想像する。


 惹かれ合うのに、絶対に交わらない


宮崎駿さんと高畑勲さんの命式は
強烈に惹かれ合い、共鳴するような
数奇な組み合わせの命式でありながら
核心に迫れば迫るほどに
絶対に交わらないという悲劇的な命式でもある。

実際、宮崎さんは
「母をたずねて三千里」の制作を経て
高畑さんと1度袂を分かつことになっている。

問題は宮崎さんも、高畑さんも
その人の性質を現す中心星が
『比肩』だということ。

『比肩』は100%、自分自身。
自分の思うようにする、一択なのだ。

特に宮崎さんの比肩は癸の本拠地のような
子から生じている比肩なので
かなり強情な比肩っぽい(笑)

めちゃくちゃ惹かれる。
同じものを見て
同じように感じているはずなのに
でも、やっぱり私とあなたは違う。。。


そんな感じニコニコ

 「君たちはどう生きるか」       大叔父のシーンの考察


大叔父のシーンの考察とか言っとりますが
私、オツベルは
「君たちはどう生きるか」を視聴してない。

視聴しても理解できそうにないと思ったから
視聴してないんです真顔

ということで、以下の考察は
プロフェッショナル仕事の流儀で流れた、
大叔父の世界の崩壊のシーンだけをきりとっての
考察になります。
(気に食わない人はここで回れ右してね)


大叔父は高畑勲さん、眞人は宮崎駿さん。

大叔父は自分の仕事を眞人に継いでほしいという。
そして美しい世界を維持してほしいと。

宮崎駿さんは高畑勲さんの言葉をきっかけに
作品を展開させたことが何度もある。
そして、それが悔しくもあったようだ。

高畑さんの言葉をきっかけに作品を展開させる

それは戊の作った枠に
癸が満ちていくようなことで
それでいいのだけれど
我の強い「子」由来の比肩は
何か我慢ならないものを感じているような。


大叔父の世界を引き継ぐというのは
高畑さんの言葉から作品を展開してきたこと。
その1つ、1つの作品を否定するわけではない。
だからその大叔父の世界を美しいと言っている。

それでも、やっぱり
ど真ん中の我の強い比肩は
それではダメなのだ。

100%自分だけで世界を構築したいのだ。
だから、眞人は毅然として
拒絶し、世界を崩壊させた。


私の四柱推命の先生から教えてもらったこと。
「比肩」は次のステージに移るという意味も持つ。

今年は癸卯。癸丑の宮崎駿さんにとっては
「比肩」の年。

高畑勲さんのいる世界から
100%自分の世界へと
ステージを移す、
そういう意味合いがあのシーンにあったのなら

四柱推命っていう占いは
よく出来すぎた占いですな(笑)

これで、宮崎駿さんの命式考察はおしまい。

長文のお付き合い、ありがとうございましたニコニコ



世界はやっぱり美しい