私が統括している事業所の職員
最高齢は75歳。
75歳だけれど、
75歳には見えないし、
元気でよく働く。
この75歳の職員を仮にBさんとしよう。
8月末にBさんは
1週間有給をとって
他県の娘のところへ出かけた。
娘夫婦は共働きで
子どもたちが夏休みだから
孫守りがてら、といったところ。
Bさんの休みの終盤のこと。
オツベルが配食サービスの事業所のほうで
お弁当を作っていると
社長がバタバタとやってきた。
「オツベル!Bさんは有給休暇中よね!?」
「うん。来週から出てくる予定。」
「そうよね!まだ娘さんとこよね!」
「うん。Bさんになんか用事?」
「いや、違うんよー」
一人暮らしのBさん。
娘宅へ1週間でかけている間に
郵便受けに郵便物が溜まってしまった。
隣近所の人たちは
Bさんが娘宅へ出かけたことを
承知しているので
そのことを気にしていなかった。
ところが
そんな事情を知らない郵便局員さん。
いつもだったら車やバイクで
出かけている様子なのに
車もバイクも動かないし
郵便物は溜まっているし
確か、ここの家の人は高齢者。
もしかして、、、、
と心配して包括支援センターに
連絡してくれたみたい
それで、包括支援センターから
Bさんの職場であるうちに
仕事にちゃんと出てきてますか?
という問い合わせがあったらしい
この一連のやり取りを
弁当をつくりながら聞いていた
73歳の職員は
「孫の世話しにいって
心配される歳なのよねぇ〜
嫌だわぁ〜」
とボヤいていた。