今日はリニューアル後の白石城に来ました!
白石城=片倉小十郎の城。
そしてこの白石の地は、幕末の奥羽越列藩同盟が発足したところ。
昨年に一度来たのですが、その時は地震で壊れた箇所の工事中で天守閣には入れなかったんですね。またオープンして良かったです〜
本日お天気は晴れているのですが、時おり小雪が舞います。寒いです!!
「片倉小十郎景綱」のでっかい碑が建ってる。
カッコイイですね〜〜
天守閣は中に入れますが、まあ、普通に戦うための櫓みたいなもんです。こじんまりとしてます。
今日の目的地はもう一つありまして。
長州の暴れん坊・奥羽鎮撫総督府下参謀
世良修蔵の墓です。
別に世良修蔵はどうでもいいんですけど〜
せっかく白石にあるから、参ってやってもいいぞ〜的な。
(エラそう)
あと、削り取られた墓石っていうのも見てみたいし。
白石城からテクテク歩いていきました。徒歩15分くらいかな?
↓ありました。
「奥羽鎮撫故参謀世良修蔵墓道」
解説板がありました。小高い丘になっていて、階段を登っていきます。
おおこれが世良修蔵の墓。
意外と立派じゃねーか。
木戸孝允が献燈していますね。
真ん中にあるのが世良の墓です。
墓石には福島駅において賊の為に殺される、と書いてあったらしいですが、「為賊」の文字が削り取られています。
なんか諸説あるらしくて、この地の人が
「俺ら賊じゃねーーし!!」
って削った説、
もしくは正式に政府から賊の汚名を注がれたことをきっかけに削られた説、
真相はどうなんだか・・・
確か世良の処刑(っていうか暗殺)は福島の阿武隈川河川敷で行われ、胴体はテキトーに埋められて、首だけ白石に運ばれたんじゃなかったかな?
一応、「世良討ち取りましたーッ!」って、首が提出されましたが、仙台藩家老の但木土佐は
「そんなもん持ってくんなや!!」
ってすげなくしてるし・・・
あの仙台藩きってのインテリジェンス、玉虫左太夫が
「この首××に漬けてやるワイ」(※注:この場では書けないワード)
と過激な発言をしているくらい・・・
そういう人物でした。世良修蔵は。
この人のことはわたしは殊更かわいそうとも思わず、
「まあしょうがねーだろ」
という気持ちなのですが、何だかこの人は傀儡のような存在だった気がしてるんですね。
上層部にヤレって言われたことを、バカみたいにやっただけなんじゃないかなあ・・・
世良の墓石のお隣には、同じく長州藩士の勝見善太郎、松野儀助、そして世良の従者であった繁蔵の墓石がありました。
(合葬かい)
二回目になりますが、今日も「歴史探訪ミュージアム」にて3Dドラマを視聴しました。
奥羽越列藩同盟の話、涙にじむなあ〜
↓ところでこの白石城美少女キャラ、『逃げ上手の若君』に出てきた鶴岡八幡宮の鶴子みがあるな。
↓二月の限定御城印をいただきました。
もう一箇所観光。片倉小十郎廟所に行きました。
ど真ん中が初代片倉小十郎景綱のお墓です。
なんか仏像がいっぱいある、独特の雰囲気。
歴史探訪ミュージアムの3Dドラマを待つ間、待合室でNHK『独眼竜政宗』の片倉小十郎ダイジェスト映像を流していたので見ました。
ものすごく懐かしい!!昭和62年ですか。
西郷輝彦さん超かっこよ〜〜
改めて見ますと、さすがに昔なので、室内の映像なんかはセット作った感がありありでした。演劇の大道具みたい。
テレビで見ていた当時は違和感を感じていなかったから、自然と想像で補いながらドラマの世界に浸っていたのかな。
でも役者さんたちの演技がとにかく凄い!
特に秀吉役のカツシンがものすごい存在感でした。秀吉がド迫力かつ、品がないんです。カツシンの品がないわけじゃなくて、品がなくてド迫力の秀吉という存在が真に迫ってるんです。
それに対峙する伊達政宗・渡辺謙さんと、片倉小十郎・西郷輝彦さんの演技も凄いのよ!!
引き込まれました。やっぱり色褪せない名作ですね。
さてさて今日のお土産です。
奥羽越列藩同盟のグッズって珍しいと思います。クリアファイル嬉しい。
帰りに「牛タン辛味噌ラーメン」食べました。
麺が太くてウマッ。