トリアージの欠点 | 試験に出ない〇〇

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基本的に遅報です。

トリアージって言葉、知っていますか?
元はフランス語だったと思うけど

日本語に翻訳すれば
優先順位とか選別とかになるようです。
医療関係でよく使われていて
規模の大きな災害等が起きるとかして
たくさんの人が治療を要する状態
になった時に、

限られた医療のリソースをどこに振るのか
を判断するために、
患者の状態から優先順位をつけて
処置をする、というやり方のようです。

ビジネスとか受験勉強でも
優先順位をつけて仕事なり勉強なりをする
って事はよくやっている事なので
当たり前と言われたら当たり前の事ですが
トリアージには大きな欠点がある
という事を意識しなくちゃいけないと思う。

それは、どこかで全部を

最後までやらないとヤバくなる
という事です。
受験勉強でいうと、国立文系志望の人は
優先するのは国語や英語、社会
といった科目が優先になります。
でも、そればっかりやってて
いつまでたっても数学、理科をやらないと
共通テストで失敗する事になっちゃう。
ビジネスでいうと、
期日に余裕のある仕事を後回しにして
手を付けるのが遅くなって
最悪、期日を守れなくなっちゃう
という結果になったりします。

実は、今の日本ってヤバくなっている
と感じています。
例えば、安全保障でいうと
セキュリティクリアランス関連法案は
まだ成立していません。
その影響として、ファイブアイズに
日本は参加できていません。
つまり、安全保障のネットワークに
日本は入れていないので
危機情報が日本だけ共有できていなくて…
という事態が起きても
おかしくない状態になっています。
 

自民党は憲法改正を党是として
発足した政党ですが
未だに改正はされていません。
なので自衛隊の存在などのように
いくつかの問題が出てきてしまっています。

優先順位が低いものであっても
最後まで全部やらなきゃならない事は
全部やらなきゃヤバくなる
って事だと思います。