試験に出ない〇〇

試験に出ない〇〇

時事ニュースとオッサンの感想
時々意見、たまに日々の暮らしの話
基本的に遅報です。

安芸高田市の市長の石丸氏が
次の市長選は出馬しない
という事を発表しました。
石丸市長の政策を評価するなら
プラス面、マイナス面の両方がある
と感じています。

まずはプラスの面を挙げると
いろいろあってYouTube等市の財源が増え
これをベースに給食費無償化を
賄う事ができました。
一般の家庭で給食費が無償っていうのは
すごく助かる事で目に見える実績なので
手をつけちゃったのかな、という面も
伺わせます。
また何より、安芸高田市の知名度が
大きく上がったのはプラス面だと思います。

マイナス部分でいうと
市の公共施設のメンテナンス等の時期が
迫っていて、このままの財政の推移だと
ろくなメンテができないか
財政が破綻するかになりそうという状況。
この状況で、石丸市長という
ネームバリューのある人が市から去る
という事が決まったのは将来の
大きな痛手になると思います。

給食無償化の財源を使わずプールして
将来に備えるという策もあったでしょうが
石丸市長のやる事なす事を片っ端から反対
している市議の姿を見ると、
財源ができたら使う方向にいっちゃうのも
仕方がない事と思います。

私個人は、石丸市政はもう少し先の
市の財政のピンチを迎えるあたりまで
評価を待った方がいいかもしれない
と思っています。

悪い言い方をすれば
給食無償化などの評価の上がる事を
やるだけやって
将来の財政破綻が見えてくる次は
次のステップへ、とか言って
結局は残った人たちにケツを拭かせて
自分の良い評価の印象を持たせるって人、
という見方もできます。

何度も繰り返しますが
いっていることよりやっていることが
その人の正体

特に頭が良く演説が上手い人なので
言葉でなく、これからの安芸高田市
を注目していかないと
石丸市長、石丸市政の評価って
正しい評価ができないかもって思ってます。
 

高市大臣肝煎りの
セキュリティクリアランス関連法が
ようやく可決、成立しました。

経済安保分野の「セキュリティー・クリアランス制度」創設法、参院で可決し成立
-読売新聞オンライン 2024/05/10-

ハッキリ言って、あまりに遅い。
LGBT理解増進法と同じ時期に

議論がスタートしたのに

何でこんなに遅いんでしょう。
この制度がない事で
どれだけ後手に回ったのかを考えると
余りに大きな国益の損失と私は見ています。

まず、ファイブ・アイズに入れなかった。
そして今法整備が整いましたよ、だから
入れてくださいって言っても
入れてくれないと私は思っています。

そもそもファイブ・アイズは
UKUSA協定の英米が中心となって
そこに英語圏のカナダ、オーストラリア、
そしてニュージーランドが加わって
英語圏を中心とした情報の監視網で
英語が母国語ではない日本は
参加が難しかった。
更にセキュリティがザルって事で
参加は見送りされちゃったんだけど
今から、法整備を整えたんで加えて下さい
って言われても、その法整備が
十分機能するのかを"監視"されて
大丈夫だ、となるまで加わる事は
できないのではないかと思います。

法案が成立した時の報道でも
あーだこーだ言っていますが
既に農業分野でいえば、
新品種のブドウの苗木をパクられて
とんでもない被害が出ています。
なのにこういう部分はマスコミは
目を瞑って報道しちゃうんですよね。
そして岸田政権では
さらなる外国人労働者を受け入れを
模索しているようです。

相手も手練れですから、あの手この手で
法の抜け穴を突いてくるので
こまめに法律の修正を
していかなきゃならないんでしょうけど
今の自民党にそれができるかと問われると
正直、不安でなりませんが
まずは法整備が整った事で
全く何もなかったよりはマシになった
という感じでしょうか。
 

先日、サッカーU23アジアカップで
日本代表が優勝したのですが
大会を通じて、国ごとの力関係に
少しずつ変化が起きているように
感じられました。

中央アジア、東南アジア勢が台頭してきて
日本代表の決勝の対戦相手も
中央アジアのウズベキスタンでした。
私の世代だと、ひと昔前のW杯予選で
日本代表は何度か対戦しているのを
見た事があるので、
それ程の驚きはなかったのですが
最近はそれ程の躍進は見せていなくて
中東勢や中国・韓国に押されていた
という感じでしたが
MFの選手とか、いい動きをする選手が
出てきているので、これからも
注目しておいた方がいいかもしれません。

東南アジア勢は、ようやく芽が出てきたか
というのが私の正直な感想です。
昔からセパタクローが人気の国だけあって
局所での個人技は
目を見張るものがありましたが
いかんせん全然組織的でない。
誰か組織的なサッカーの指導者が
やって来てくれれば…
というのは昔からあったのですが
ようやく組織的なサッカーに
なってきたようで
そうなれば、当然強くなっていくよな
という感じでした。

オーストラリアや韓国といった
フィジカル中心でゴリゴリやってくる
というサッカーは通用しづらくなってきた
って感じがしました。

五輪本番は、今回招集できなかった選手や
オーバーエイジ枠も使う事になるので
全く別チームの編成で戦う事になる
と考えてよさそうです。
新しい組み合わせがいい方向の化学変化を
してくれて、より強い日本代表となって
五輪を戦ってくれれば、と思っています。