映画を見ようか迷った時、皆さんはどうしていますか?
私はこうしていますので、参考になればと。
「迷う」ということは、ほんの少しでも「見たい」という気持ちが有る、ということです。
(なにかの受け売りですが)
世の中には「迷ったら見る!」という人達も居ます。
その人達は、見ようかどうか…吟味する時間を削減して、
ほんの少しかもしれない「見たい」気持ちを優先しているのですね。
そういう割り切りも、十分「あり」だと思います。
しかし、悲しいかな
人間一人が使える時間は有限です。
限りある時間の中で、その作品は有意義なものか?時間を費やす価値があるのか?
できるだけ正しい判断をしたいものです。
大げさに言うと、映画を見る=お金と時間という二大リソースを費やす行為です。
…とはいえ、吟味する時間が長すぎても、良くないでしょう。
吟味する時間も楽しいかもしれませんが。
その映画が、有意義たるものかどうか判断するための材料はたくさんあります。
映画のタイトル、ポスターやDVDのパッケージ、DVDや通販サイトの歌い文句、キャッチコピー、予告編、見た人の感想など、様々な情報があります。
上記に列挙した情報の内、第三者の情報は、「見た人の感想」のみです。
それ以外は全て、情報発信者の思惑が絡んでいます。
つまりは、クソ映画、駄作を、なんとか面白そうに見せかけて、
私達を騙そうとしている罠が仕掛けられている可能性がある、ということです。
クソ映画、駄作を嬉々として見る一部の物好きも居ますが、
私を含めた大半の人は、時間やお金を無駄に浪費してしまった…と感じるはずです。
最低限はこの手の罠にかからないようにしたい。と私は考えています。
そんな罠にかからないようにする為のコツとして活用いただければと。
参考:① 前田有一さんの「超映画批評」
このかたの映画批評は、まだ映画を見てない人が読む事を大前提として書いている
ことが最大の特徴です。
そのため、ネタバレも必要最低限で、まさに「見ようかどうか」という判断材料としてはもってこいと思います。客観性も心がけていらっしゃるし、
信頼と実績の「超映画批評」さんはテッパンです。
http://movie.maeda-y.com/
参考:② 批評家のスコアを集計した最大手サイト「Rotten Tomatoes」
いわゆる映画の評価として、世界で最も信用されているソースの一つです。
全米の著名な批評家や団体、レビュアーの意見が集計されたスコアが出ています。
定評のあるゴールドメンバーのような人達だけのフィルターをかけたスコアも見れます。
公平性を期すための仕組みもあり、「世界的にどう評価されている作品か」がつかめると思います。海外のサイトなので、詳細のレビュー内容を知りたければ、英語力が必要です。
https://www.rottentomatoes.com/
参考:③ 町山智浩さんの「予習編」「**の見かた」
映画評論家の第一人者である町山さんは、その膨大な知見から、
監督や脚本の思惑を見事に汲み取っている(であろう)解説をしてくれます。
この人の批評で一番面白いのは、
その映画の解説の中で、年代もジャンルも全く異なる作品の名前が登場したりする事ではないでしょうか? 毎回あっと驚かされます。
注意すべきは、特に見るつもりで無かった映画も、町山さんの話を聞くと見たくなってしまう点です。町山さんの唯一?の黒歴史は、進撃の巨人の脚本に名を連ねてしまっていることですが、そこは事情を察して上げましょう。
町山さんの動画はほとんとyoutubeで見ることができます。ラジオでの解説や、有料配信も。
http://d.hatena.ne.jp/type-r/20150822
参考④:allcinema: 映画データベース
ここのレビュアーは、きちんと批評している人が多めの印象を受けます。
データベースだけあって古い映画や、テレビ映画の情報も充実していますので、
そういう作品のジャッジにも良いかもしれません。
www.allcinema.net/
参考:⑤ Fimakers(フィルマーカー)
国内のアプリ(サイト)です。
レビュアーの質はまちまちですが、
規模が大きいので「国内の評価」の傾向を捉えるのには良いかと思います。
このアプリの趣旨は、映画批評ではなく、見た映画の記録にあるので、
批評の内容はおまけの感じがします。
逆に参考にしない方が良いもの
要注意① yahoo スコア
恐らく、ググるとまずこれがトップ出てくると思いますが、
あまり、あてになりません。
レビュアーの質はバラバラで、気分で0点をつけたり、
最初の5分で100点をつけたりしている人も多いからです。
きちんと、ひとつづつのレビューの内容を読む必要があります。
要注意② Amazon スコア
これも上記を同じ理由です。
ただし、多くの人に「参考になった」とされる批評は、ちゃんとしているものが多いので
そういうピンポイントに絞れば参考にできると思います。
最後に、私が最も信頼しているレビューサイトを勝手に紹介します。
彼らが高評価したものは、私にとっても有意義な作品である確立が非常に高い。
(ほぼ100%)
「映画のブログ」 http://movieandtv.blog85.fc2.com/
理由:考察の視点が素晴らしい!!
これほどまでに深い考察が成されているサイトは、広大なネットの中でも希少と思います。
ここの考察を読むと、文字とおり”異なった視点で”もう一度作品を視聴できると思います。
「すきなものだけでいいです」 http://sukifilm.blog53.fc2.com/
理由:読みやすい!
映画の中身を知らなくても、笑って楽しめるような内容になってます。
ただし、ほぼネタバレありなので、気にする人はあんまり見れない、という点はあります。
「Tinker, Tailor, Soldier, Zombie Ⅱ」 http://blog.livedoor.jp/notld_1968/
理由:貴重な国内未公開映画のレビューサイトであることは言わずもがなですが、
紹介の仕方がとても面白い・楽しいため。毎回更新が楽しみです。
あとはまあやっぱり、自分と好み/価値観の合うレビュアーを見つけることですかね?
自分の好きな映画の感想/レビューを探したとき、
同じように高評価しているレビュアーさんは価値観が合うかも。

