こんにちは。
姿勢と歩き方の専門家ノリコです。
先日のパーソナルレッスンで、
60歳のEさんと一緒に身体を確認していたときのことです。
今回、見ていたのはつま先の向き。
私はEさんの足を見て、
「つま先が少し斜めになっていますね」
とお伝えしました。
するとEさん、
「真っ直ぐに見えます💦」
と。
そこで、身体の使い方を変え、
「正面」のイメージを新しくしてもらいました。
すると今度は、
「正面に向いているように見えません💦」
とおっしゃったのです。
ところが――
実際には、今度のほうがつま先は真っ直ぐ。
「えっ?」
となりますよね😂
自分の足なのに、「真っ直ぐ」がわからない?
Eさんご自身も、とても驚かれていました。
後からいただいたメッセージには、
「こんなに斜めってるのが実際の正面なの?ウソでしょ〜って思ってました😅」
そして、
「自分の中の地図がそもそも違っているなんて怖すぎです😭」
と。
そうなんです。
今回、Eさんに起きていたのは、
「つま先を真っ直ぐにできなかった」
というだけの話ではありません。
そもそも、ご本人の中にある「真っ直ぐ」の基準が、実際の身体とは違っていた。
ということでした。
「見えている」と「わかっている」は同じではないのかもしれない
この出来事をきっかけに、私自身もいろいろ考えました。
私たちは、目の前のものをそのまま見ているようでいて、
実はこれまでの経験からつくってきた「自分なりの基準」を通して見ているのかもしれません。
身体も同じ。
「これが普通」
「これが真っ直ぐ」
「これが自分の身体」
と思っているものが、実際の身体とは少し違っていることがあります。
だから、
「レッスン前と比べて身体が変わっているのに、本人には変化がわからない」
ということも、これまで何度もありました。
今回のEさんのつま先を見て、
「ああ、こういうことだったのかもしれない」
と、少し腑に落ちた気がしています。
身体地図は、書き換えていける
私がレッスンで大切にしているのは、
単に身体を「正しい位置」に持っていくことではありません。
まず、
「今、自分の身体はどうなっているのか」
を知る。
そして、
「自分が正しいと思っているものは、本当にそうなのか?」
を確かめる。
そこから、自分の身体についての新しい地図をつくっていきます。
Eさんも今回、
「自分の中の地図がそもそも違っていた」
ということに、ご自身で気づかれました。
その気づきが、これからの身体の使い方につながっていくのだと思います。
今回のレッスンで何が起きていたのか。
そして、なぜ「見ればわかる」とは限らないのか。
Eさんのつま先の写真とともに、公式サイトの記事に詳しく書きました。
【真っ直ぐに見えていた足が、実は斜めだった──身体地図を書き換えてわかったこと】
https://www.yuruku.co.jp/body-map-straight-feet/
「自分が見ている身体は、本当にそのままの身体なのか?」
そんなことを、少し考えてみたくなる記事です。
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【姿勢と歩き方は正さない|ねじれグセとねじれ歩行を解くと体は自然に整う】
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