YURUKUウォーク考案者ノリコです。
ちょうど一年前に投稿した記事を再投稿。
私にとって、生涯忘れることはない出来事。
2018年5月18日
朝目が覚めたら、愛犬ロンくんの時間が止まっていました。
写真はロンくん(黒ラブ)が1歳、息子が6歳の頃。
息子はもう24歳です。
https://ameblo.jp/bjwalking/entry-12378082178.html
その虹の橋を渡った日のことをお話しします。
ロンくんは15歳まで生きました。
大型犬の15歳は長寿。
2017年9月に、動物愛護協会さんで
ご長寿認定していただきましたよ^ ^
15歳の誕生日を迎えた頃から
ロンくんは、うまく立てなくなり
介護をする日々を送りました。
食べることが大好きだったロンくんでしたが
虹の橋を渡る何日か前からは
あまり食べなくなっていました。
ところが、旅立つ前日は
いっぱい食べたので
ロンくん復活だ！！
と、夫と喜び‼️
まさかその翌日に死んじゃうとは
思っていませんでした。
もしかすると‥
私たちを喜ばせようとしたのかもしれません‥
翌朝、私たちが気づいた時には
まだ温かかったですが
少しのけぞり、足をピンと伸ばした状態で
もう固まってしまっていました。
お顔は微笑んでいるかのような
優しい表情だったのでそれだけが救いでした。
しばらく大泣きしましたが
後のことを考えなきゃいけません。
火葬をして頂けるところにお電話をし
お迎えに来て頂くことになりました。
その時、"大型犬も大丈夫ではあるけれど
大きさに限界があるので
のけぞった状態だと入らないかもしれない"
ということを言われました。
入らなければ
力づくで曲げて入れるということだと
理解した私は
それだけはいやだ！！！と思い
葬儀屋さんがお迎えに来られるまで
ロンくんののけぞった体と足を
筋肉の走行に従いゆっくりゆっくり
泣きながら動かしていきました。
すると、だんだん
ふにゃふにゃになっていったのです！！！
首がふわっと柔らかくなり
頭を元の位置に戻せました。
背中もふわっと柔らかくなり
反っていた体を元に戻せました。
突っ張っていた足もふわっと柔らかくなり
自然な形に曲げることができました。
あまりの柔らかさに、生き返ったとさえ感じ
思わず声をかけました。
ロンくん❗️ロンくん❗️
起きて❗️起きて‼️
もちろん反応はありませんでしたが。。。
あ〜
書いてると泣けてきました。。。
あの日のことは忘れられないですが
ロンくんは今は
私たちの心の中で生きています♡
死んで硬直してしまった筋肉も
良い方向にゆるやかに動かしていたら柔らかくなった
これは真実。
力づくだったらこうはいきません。
不調があるなど
うまく体が動かせなくなっているのは
筋肉が良い方向に動かせていなくて
カチカチに固まっているから。
ロンくんの硬直を解いたこの経験で
筋肉を良い方向にゆるやかに動かす体作りを
大切にしてきたことが間違いではなかった❗️
どんなにカチカチな人でも良くなれるはず❗️
という思いは
それまで以上に強くなりました。
ロンくんは、私が今のお仕事の世界に
一歩踏み出した頃に家族になりました。
だから、最期に
これからも
信念を持って伝えていってねと
メッセージをくれたんだと思っています。
15年間
たくさんの愛を注いでくれて
ほんとうにほんとうにありがとう。
年をとり、横になっていることが多くなった
ワンちゃんやニャンコちゃんの足を
歩く動きを再現するように
ゆるやかに動かしてあげて下さい。
人も同じです。
腕や脚の関節をゆるやかに動かしてあげて下さい。
体の温かさを感じながら。
生きていてくれていることに感謝しながら。
この投稿を読まれた
シニア犬が家族にいる方からメッセージを頂き
ワンちゃんのケアについてあと二つお伝えしました。
肉球を優しくマッサージしてあげて下さい。
抱き抱えて、足裏(肉球)を床につけて
立つことを思い出させてあげて下さい
と。
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