【真木よう子】謝罪の宿命【歴史教育】 | 独立直観 BJ24649のブログ

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 先日、たまたまテレビを視たら、BSで、「本日も晴天なり」という古い朝ドラが放送されていた。

 第28作目の朝ドラで、昭和56年後期に放送されていたものだ。

 

 

 

 

 

 

 その中でちょっと、気になる描写があった。

 終戦直後、焼き魚を売って商売している人がいた。

 その人の焼き魚が盗まれるのである。

 犯人は日本人だった。

 そこでふと、在日朝鮮人の犯罪・横暴が描かれたことはあっただろうか、と、気になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 朝ドラでは、共産主義者について、疑義のある描き方がされることがある。

 

 

 

 

 

 

 2011年後期だと、「カーネーション」が該当する。

 

 

 

 

 

 

 逆の見方をすれば、「日本は従軍慰安婦強制連行で酷いことをした!」という極端な反日の描写もない。

 東京裁判史観を下敷きにしつつ、朝に相応しい内容となると、あのような描き方になるのだろう。

 私とて、朝から在日朝鮮人の犯罪シーンを見たいかといえば、そうでもない。

 ただ、近年、戦前戦後を扱う朝ドラが多い印象があり、ちょっと気になった次第である。

 

 

 

 

 

 

 ところで、女優の真木よう子氏が物議を醸している。

 真木氏が、韓国メディアからの取材を受け、在日韓国人を演じる中で、在日韓国人に関する勉強をして、自分が日本人であることが恥ずかしくなった、と答えているのだ。

 

 

 

※Google翻訳

 

「牧横子「在日同胞演技?使命感を持って臨海…過去の恥ずかしい祈り」 [インタビュー②] [単独]」 OSEN 2022年11月9日

 

「[OSEN=キム・チェヨン記者]映画'パクチギ!','ヨンギルイネコプチャン集'を通じて印象深い在日韓国人演技を見せた俳優マキヨコが出演を決心することになった理由を告白した。

9日、牧横子はOSENとのインタビューで在日同胞演技に挑戦した理由で「実際に起こったことを日本社会に知らせたいという使命感があった」と明らかにした。

先に牧横子は2005年の映画「パクチギ!」のチョン・ガンジャ役、2018年の映画「ヨンギルの巻き物屋」キム静香役を務め、2回の在日韓国人演技を見せてくれた。

 

このような演技挑戦について牧横子は「2005年当時だけでも在日同胞の存在は分かったが、周辺にそんな方と全く交流がなくて私と関係ない話で分かった」とし「特に朝鮮人たちに向けた怪談があったりして一緒に似合ったら「ハコジに遭う」、「刃物に遭う」という聞きながら育ったりもした」と回想した。

続いて牧横子は「教科書で学べなかった内容も多く、直接図書館を訪れて本を見ながら独学で歴史を勉強した。その時、初めて在日朝鮮が日本にいる理由、歴史について知ることになった。そうしたら日本の教科書で教える歴史が恨みでもあり、過去のことをとても謝罪したかった。若い年齢には私が日本人だという事実が恥ずかしかった」と打ち明けた。

それとともに真木洋子は「歴史の勉強をしっかりして演技をするから見る見方が変わった。今は在日同胞の友達と交流も活発で、本当にいい方が多い」とし「実は日本には在日同胞の役割をたくさん担当すれば排斥される雰囲気があるが、『龍吉なのかしら』出演提案を受けた時、私は全く気にせず実際に起こったことを日本社会に知らせたいという使命感ですっきり受け入れた」と答えた。

 

使命感をどのように演技で表現したいかという質問に、「いったん映画ストーリー自体が日本国有地に住んでいる貧しい家族たち、裏通りで巻き物をする家族たちの話を扱う。父は土地を買ったと信じていたが、証明ができず追われ、近所に首都が一つだけの劣悪な環境で育った家族」と映画のストーリーを説明した。

また、真木洋子は「父親が暮らし、右腕も失い、息子もいじめに極端な選択をする。だから父親がトゥクミョン'息子出して、腕を出せ'という場面が出てくる。映画は監督の実話に基づいて作られ、基本的にこのようなことがたくさん起こった。このような内容を日本社会が知るべきという使命感に取り組んだ。評価は良かったが、興行にならなくて残念な部分もある」と話した。/cykim@osen.co.kr」

 

 

 

 

 

 

 真木氏は、在日韓国人を演じる中で、いわゆる自虐史観に染まり、自身が日本人であることすら恥ずかしく思うようになってしまった。

 7月8日に凶弾に斃れた故・安倍総理大臣は、第三次内閣において、いわゆる戦後70年談話を出した。

 その中で、安倍総理大臣は、「謝罪を続ける宿命」を後世に背負わせてはならない、と述べられた。

 しかし、残念ながら、真木氏はその宿命に飲み込まれてしまった。

 あらためてこの宿命の根深さを感じさせられる。

 

 

 

「安倍内閣総理大臣記者会見」 首相官邸HP平成27年8月14日

 

「 日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。」

 

 

 

「真木よう子さんに聞かせたい『韓国併合の真実』~日本人で恥ずかしいなんてことないよ!|竹田恒泰チャンネル2」 YouTube2022年11月13日

 

 

 

 第一次安倍内閣において、教育基本法が改正され、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」との文言が書き込まれた(安倍晋三「軌跡 安倍晋三語録」(海竜社、2013年)74ページ)。

 そして、「中学校の教科書からは従軍慰安婦の話は一掃され」た時期もあった(倉山満、藤岡信勝、竹内睦泰「歴史問題をぶった切る」(ヒカルランド、2015年)20ページ[藤岡執筆]。令和3年度、一部で復活。下掲産経ニュース2021年4月27日)。

 ただし、高校の教科書からは一掃されることはなかった(倉山等同上)。

 

 

 

 

 

 

 

 が、この記事を書く中で知ったが、「高校の地理歴史と公民の検定では、政府見解がある場合はそれに基づいた記述をするとの基準が2014年に導入されている。 」とのことである(時事ドットコム2022年3月30日)。

 文科省HPを見ると、平成26年1月にこの改正が行われており、当時は第二次安倍内閣だった。

 そして、同時事記事によると、「政府は昨年4月、朝鮮半島出身労働者に関する「強制連行」や「連行」のほか、「従軍慰安婦」の表現が不適切だとする答弁書を決定した。」とのことである。

 当時は菅内閣だった。

 第二次安倍内閣から菅内閣にかけて、7年越しで、高校の歴史教科書から慰安婦問題についての不適切な記述を改善する取り組みが行われている格好だ。

 まだ「従軍慰安婦」「強制連行」が高校の歴史教科書から一掃されたわけではないが、真木氏のように、かつての歴史教育を受けた世代に比べれば、新しい教科書で学ぶ若い世代は、「謝罪の宿命」に飲まれにくい学習環境になってきている。

 

 

 

「「強制連行」表記残る 政府見解補足、「従軍慰安婦」も―教科書検定」 時事ドットコム2022年3月30日

 

「 「強制連行」に関する閣議決定を受けた検定意見に対し、発行者側は「動員」や「徴用」に修正したり、記述を削除したりして対応した。一方、閣議決定についての注釈を付け、強制連行の記述を残したケースもあった。

 

 動員に修正した実教出版の担当者は「生徒に伝わりやすい表現を検討した。『強制連行』の表現には研究上も議論があり、的外れな指摘とは思わない」と述べた。


 第一学習社の日本史探究は「多数の朝鮮人を強制連行した」との記述を残したまま、閣議決定に関する注釈を追加。「実質的には強制連行に当たる事例も多かったとする研究もある」との記述も加えた。


 慰安婦問題をめぐり、1993年に当時の河野洋平官房長官が「おわびと反省」を対外的に表明した「河野談話」を取り上げた東京書籍の政治・経済は、談話の「いわゆる従軍慰安婦」との記述を残した上で、従軍慰安婦ではなく「慰安婦」を用いることが適切との閣議決定が行われたと追記した。担当者は「政府の見解しか書いてはいけないというルールではなく、自由を奪われた印象はない」と語った。


 政府は昨年4月、朝鮮半島出身労働者に関する「強制連行」や「連行」のほか、「従軍慰安婦」の表現が不適切だとする答弁書を決定した。高校の地理歴史と公民の検定では、政府見解がある場合はそれに基づいた記述をするとの基準が2014年に導入されている。

 

 

 

「「従軍慰安婦」表現は不適当 「強制連行」も 政府答弁書 教科書は使用」 産経ニュース2021年4月27日

 

政府は27日の閣議で、慰安婦問題に関して「従軍慰安婦」との表現は適切でなく、単に「慰安婦」という用語を用いるのが適切だとする答弁書を決定した。先の大戦中に行われた朝鮮半島から日本本土への労働者動員について「強制連行」との表現が不適切だとする答弁書も決めた。いずれも日本維新の会の馬場伸幸衆院議員の質問主意書に答えた。

答弁書では、平成5年の河野洋平官房長官談話で用いられた「いわゆる従軍慰安婦」との表現に関し「当時は広く社会一般に用いられている状況にあった」と説明した。ただ、その後に朝日新聞が、虚偽の強制連行証言に基づく報道を取り消した経緯を指摘した上で「『従軍慰安婦』という用語を用いることは誤解を招く恐れがある」とし、「単に『慰安婦』という用語を用いることが適切だ」と明記した。

一方、労働者の動員に関しては「移入の経緯はさまざまであり『強制連行された』『強制的に連行された』『連行された』とひとくくりに表現することは適切ではない」と指摘した。その上で、国民徴用令に基づく徴用・募集・官斡旋(あっせん)により行われた労務は、1932年発効の「強制労働ニ関スル条約」で定義された「強制労働」には該当しないとして「これらを『強制労働』と表現することは適切ではない」とした。

一方、4月から中学校で使用されている一部の教科書には「従軍慰安婦」の記述が復活した。文部科学省が3月に公表した令和4年度以降の高校教科書の検定結果でも複数の教科書で「いわゆる『従軍慰安婦』」と記載されている。

政府が現在も河野談話を継承していることが根拠となっており、表現の在り方をめぐり政府内で食い違いが生じる形となっている。」

 

 

 

「2.教科書検定の改善等について」 文部科学省HP

 

教科用図書検定基準の改正

 

○ 検定基準のうち、社会科(地図を除く)固有の条件(高等学校の検定基準にあっては地理歴史科(地図を除く)及び公民科)について以下を改正。

 

・未確定な時事的事象について記述する場合に、特定の事柄を強調し過ぎていたりするところはないことを明確化する。

・近現代の歴史的事象のうち、通説的な見解がない数字などの事項について記述する場合には、通説的な見解がないことが明示され、児童生徒が誤解しないようにすることを定める。

閣議決定その他の方法により示された政府の統一的な見解や最高裁判所の判例がある場合には、それらに基づいた記述がされていることを定める。

 

(※平成26年1月改正、平成26年度教科書検定から適用)

 

 

 

「高校教科書検定、「固有の領土」徹底されず 「従軍慰安婦」「強制連行」使用も」 産経ニュース2022年3月29日

 

「文部科学省は29日、令和5年度から高校で使用される教科書(主に4年度入学の2年生用)の検定結果を公表した。高校の新学習指導要領に基づく2回目の検定で、必修科目で学んだ内容を深める選択科目が中心。北方領土、竹島、尖閣諸島について「地理探究」「政治・経済」ではすべてで「固有の領土」と記述する一方、歴史教科では徹底されなかった。昨年の閣議決定で用語使用が不適切とされた「従軍慰安婦」などの記述が一部で残った。

申請241点のうち教科書会社からの取り下げをのぞく239点が合格。令和書籍が以前の検定で合格しなかった中学社会の歴史的分野の1点を再び申請し、3度目の不合格となった。合格した教科書のうち専門教科を除く189点の検定意見の総数は6267件。

領土問題では、「世界史探究」「日本史探究」について、新要領で「固有の領土」として指導することを求めていないため、現行教科書同様に不十分な記述が残った。北方領土、竹島が不法占拠されていることに触れた教科書も一部にとどまった。北朝鮮による拉致問題に関しての内容は薄く、自国への主権・人権侵害に関する意識低下が懸念される。

地理歴史・公民の多くの教科書で「慰安婦」を取り上げた。朝鮮半島から日本本土への労働者動員に関して政府見解に反する「強制連行」の用語が使用されたほか、強制性をうかがわせる表記も残り、自虐史観的な表現の払拭には至らなかった。」

 

 

 

 

 

 

 もともとは朝ドラの話を軽く書くだけのはずが、真木氏の話がツイッターに出てきたり歴史教科書に関する知らなかった報道が掘り出されたりして、記事が思いがけない方向に行ってしまった。

 これから歴史を学ぶ若い世代は、「謝罪を続ける宿命」に飲まれにくくなってきている。

 他方、真木氏のように既に歴史を学び終えている世代は、学び直しが必要になる。

 しかし、社会人になってからの学び直しはなかなか難しい。

 テレビや新聞など、メディアの協力が必要だと思われる。

 とはいえ、政治的意図が先走ったドラマ作品である必要はない。

 「仮面ライダーBLACK SUN」は、反安倍イデオロギーが強くて、不評が聞かれる。

 日々の報道番組や、特集番組などを組んで是正されるのが望ましいように思える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 真木氏は、先月29日の梨泰院における雑踏事故の犠牲者を追悼した。

 この事故について語る動画が、私のYouTubeのおすすめにいくつか挙がってきた。

 その中に、韓国人の若者のものもあった。

 見てみると、若い世代から、反日に対する異論の声が上がってきているようだ。

 キムチわさびさんは、非常に熱心に韓国の反日を批判している。

 日韓ともに、反日の宿命が変わっていってほしいものだ。

 

 

 

「静かな革命/조용한 혁명」 YouTube2022年7月25日

 

「安倍晋三総理!ありがとうございました/희망」 YouTube2022年7月10日

 

「韓国人のワタシが受けた反日教育の全てをお話しします。」 YouTube2022年5月7日