BJ-M -2ページ目

シナモンガーデンでランチ

以前行ってみたら想像より美味しかった「シナモンガーデン」。

ビジネスマンがいない日曜のランチを狙って出かけてみた。

 

 

 

 

食べログって自分的には全然信用してないんだけど、

百名店はそれなりにクオリティが保証されている感じはある。

 

食べログから予約するとトラブったりするのは有名で、

支払う契約料によって露出が変わったりするのは

そういうビジネスモデルなのだろう。

 

実際レビューを見ると、

デフォルトだと食べログのパラメータがかかった順に表示されるので、

問題点等の洗い出しにはサーチにコツが必要だったりする。

ま、場所や電話番号の確認に使うから良いのだけど。

 

 

 

 

日曜の13時過ぎだから・・と入店してビックリ。

ほぼ満席だったのだ。

 

関内地区って随分マンションが増えたから

ブランチで早めに食べる人がそれなりにいても

13時過ぎれば空くと思ったんだけどねぇ(^_^;

 

と言う事で、まずはビール!

 

 

 

 

あれ?

アサヒだったっけ??

 

まぁ、良いや。

このクソ暑い日には、ドライ系も悪く無い。

キリン派の自分としては「晴れ風」の方が好きだけど、

こうやってアサヒを飲んでみると、ドライ系はアサヒの方が楽しいかも。

 

で・・・

オーダーしたのはカレー2種プレート。

 

デフォルトの豆カレーと日替わりカレー(今日はビーフ)のセットだ。

 

 

 

 

このミールスなセッティングが基本なんだろうね。

 

辛さを足したいなら唐辛子ペースト出すよ・・と言われるけど、

ここのカレーは美味いので、必要以上に辛くするのがもったいない。

 

あ〜〜

やっぱ美味いわ〜〜

 

パパダン(豆せんべい)をパキパキと割って、

プレートに散らして、カレーと混ぜて食べるのが楽しい。

 

そして、この前やって楽しかった食べ方を

今回は早めに実施した。

 

 

 

 

そう、全部混ぜちゃうんですな。

 

カレーって混ぜても喧嘩しない物なので、

最初は数種を別々に楽しんで、味変的に混ぜ合わせつつ食べられる。

 

今回は2種だから、思いっ切り混ぜちゃうんだけど

これがもう、すっげ〜楽しいんですわ。

 

そして、小さく割ったパパダンがクリスピーな食感を足してくれるので、

食感のコントラストも楽しめる、というワケなんですな。

 

そう言えば最近、本格的なカレーを食べてないな。

「INDU」にも全然行けてないしね。

 

と言うか、体調もあって外食するタイミングが減って、

自宅で変なチャレンジをしたりして、それが結構楽しいってのもあるんだな。

 

と言う事で、

まだまだ客が来るから席を空けよう。

 

ごちそうさまでした。

皿盛

町の蕎麦屋には、庶民的な店ほどジャンルを超えた料理があった。

ラーメンや焼きそば、カレーや炒飯まであったりする。

 

で、そんな店はもう「何でもござれ」な店だからこそ、

街の台所の様な扱いになって、かなりの人気店になりやすい。

 

自宅そばにあった蕎麦屋もそっち系で、

ハンバーグライスとかが普通にあってかなり大盛りで、

ビール頼んだらドカンと漬物が無料のアテでついてきたりする

楽しさがあった事を思い出す。

 

だがそんな店は、店主の引退によって消えていきやすい。

ありがたかったその店も閉店に追い込まれ、

仕方無くハンバーグは松屋で食べる事になってしまった。

 

今回の京都一泊旅行では、そんな街の食堂でどうしても食べたい料理があって、

混むだろう正午前を狙って行ってみたが、既に第一陣が入店していて入れなかった。

 

 

 

 

入店待ちをしている人に聞いてみれば「回転は早いからすぐだよ」とのこと。

 

それにしても、店前に貼ってあるメニューを見たら、かなり安いのに驚く。

昨日の行った「松葉」じゃ「せいろ」が1100円(税込)もするのに、

「うどん・そば」が400円って・・・大丈夫か?

 

まぁ、そこがこの手の店の嬉しいところでもあるんだが、

「カレーうどん」でも600円ってのは、マジに心配になるよ。

 

 

 

 

暑いのにすみません・・と書かれた紙を見つつ、

冷やし系のオーダーが多いんだろうな・・と想像もする。

 

それと、確かにテンポよく退店していく人が多いから、

相席できないシステムが功を奏しているのかも知れない。

 

「どうぞ、次の方〜」と声をかけられて入って、ちょっとゾッとした。

 

あ・・・

見た事がある風景だ・・・

 

 

 

 

床はタイルが張ってあったり小上がりがあったりするけど、

その光景は昔見た夢の世界とほぼ同一だったのだ。

 

それは、撮影の後にモデルとこんな町の食堂で食事&飲みをする夢で、

汗をかいたビール瓶から安っぽいグラスにビールを注ぎ、

喉をカッと開けて一気に流し込む飲み方をした感触が蘇った。

 

彼女は横並びに座り、上海焼きそばと餃子をアテにビールと酒を飲み倒す。

汗だくで疲れたオヤジと化粧映えする小娘の酔っ払いは注目を浴びるが、

良い感じになる前に目が醒めるのは、お約束だったりする。

 

 

 

 

こういう時はラガーじゃん?・・と頼んだけど、大瓶はデカかった。

梅雨明けしてないのに、ちょっと歩くだけで汗だくになる気候には、

やっぱそういう飲み方が楽しいけど、腹が一杯になりそうで恐い。

 

それにしてもこの店、何故ビールは小瓶と大瓶なんだろう。

 

 

 

 

で・・・

目的だった「皿盛」をオーダーする。

 

この料理名は、京阪電鉄職員たちが「ご飯にカツとカレーうどんの餡を乗せて」と

無茶振りしたあげく「丼じゃ熱くて食べにくいから皿に盛って」と注文した裏メニュー。

 

なので店側も「皿に盛ったやつ」と注文を通す時に言うようになって、

一般客にも出すようになった時に「皿盛」と命名したんだとか。

 

 

 

 

この、スプーンを紙ナプキンで包んだスタイル、昭和だよね(^_^;

 

それにしても見事に薄いカツではあるが、この時代に800円って設定だから

文句なんてあろうハズも無いワケです。

 

 

 

 

あ・・

これは楽しい!

 

排骨ほどじゃないけど衣にちょっと工夫があって、

カリカリな食感が気持ち良い。

 

カレー餡は出汁にカレー風味がついた感じのもので、かなりのトロミ。

確かにこれは、皿の盛らないと熱くて食べにくいだろうね。

 

ネギと肉がちょっと入ったこの餡で食べるご飯は蕎麦屋的だし、

カツはビールのアテにも良くて進むんだけど、

流石に淡い味わいなので徐々に飽きがくる。

 

なので、テーブル上に「使え」と言わんばかりにあるソースと七味?

(唐辛子・陳皮・胡麻の三味か?)をサラッとかけてみた。

 

 

 

 

あ〜〜〜

これは良いね。

ソースとの相性はかなり楽しめる。

 

ご飯少なめで頼んだけど、これなら普通盛りでもいけたかも知れない。

こうなってくると、普通のカツカレーも食べてみたくなるね。

 

それにしても皆さん、入店と同時に注文するのが決まりの様で、

「皿盛」か「中華そば」の2択なのか?ってくらい、どちらかを注文していた。

 

しかも、料理が出ればスッと食べて、スッと出る・・と言う

スピード感溢れる感じでの滞在。

テーブル席に1人で座ってる人が多くいても、

長居しそうな客がいないのは平日の昼って事もあるのかな。

 

こっちは大瓶をやっつけながら熱々の皿盛りをゆるゆると食べてるんだが、

後から入った客に何人追い越されたのだろうって、数えたくなった。

 

と言う事で、宿に戻って預けた荷物をピックアップし、

家路につくことにしよう。

 

ごちそうさまでした。

映えって、そんなに大事?

前回京都に泊まった時、朝飯に行こうと思ってた「節道」。

 

鰹節丼専門店と称し、本枯節を使った朝定食を出しているとの事で、

予約しようとまで考えたのだが、足が痛んで歩けないので断念した。

 

なので今回は予約こそしなかったが、

朝一番で起きて出かけると決めていた。

 

目指すは、イノダコーヒー本店の対面! 

 

 

 

 

この写真だと、鰹節しなくてオニオンスライスに見えるよ?

って突っ込みたくなる立て看板。

 

登録無形民俗文化財・・とか謳っているけど、

これは土佐節を使っているって事らしい。

それを0.01ミリで削っているのだとか。

 

だからまぁ、どんなものか食べてみたかったワケだ。

 

 

 

 

こじんまりとした長屋形式の店が並ぶその場所「三条食彩ろぉじ」には、

朝から人がやってくる。

 

予約すれば良かったかな・・と思ったが、

問題無く入店できそうだった。

 

 

 

 

席は6席しかない。

入口に近い所から順に座らせるスタイルだが

如何せん狭いのがちょっと厳しい。

 

京都は建物も道も、昔のものを上手く流用している事もあってか、

他人との距離が近い飲食店も結構多く見る。

 

この店は一歩間違えると肘がぶつかる距離だから、

右利きと左利きが並んだらヤバいんじゃないかって思ったよ。

 

 

 

 

カウンターには料理の説明書きとメニューが貼ってあった。

 

朝限定のA定食(1000円:税込)は

鰹節丼・汁物・京漬物・薬味(山葵:生姜)・こだわり卵

 

B定食(1200円:税込)はA定食におばんざいが付いたもので、

この日は「湯葉刺し」になるとの事。

 

ま・・・

どうせならB定食だよね。

 

それにしても3つの感動を演出する定食、

どんな姿で登場するのだろう。

 

 

 

 

え〜〜

マジ〜〜〜

 

ふよふよと微風でも動くほど薄く削られた鰹節は、

ご覧の様に折敷にまでこぼれた状態でサーブされる。

 

これって、もしかして映え狙い?

でも、どう撮っても美しく撮れそうに無いんだけど?? 

 

本枯節の丼はともかくとして、漬物はあまりに少ないし、

湯葉の刺身・・なるおばんざいもかなり小さい。

京都産のこだわり卵は小ぶりなので、飼育方法が違うのかな。

 

でも、正直言って良いですか?

この盛り方、不快です!

 

食べ物としてどうなんだろう・・

と思っちゃうんだな。

 

 

 

 

極薄に削った本枯節は、確かに美味しい。

「まずは鰹節だけで」とあった通り、土佐の最高級本枯節はかなり楽しい。

ただ「魔法の口どけ」は言い過ぎか。

 

折敷に広がった鰹節を拾って食べながら、どう攻めようと悩む。

まずはそのまま食べて、それから醤油を垂らして食べて、

生卵を落として食べる予定だったけど、この状態では無理そうだ。

 

なので、最初から生卵は乗せちゃって、

醤油もかけ回してから写真撮るかな・・・と卵を割る。

 

ガチン!

え?

卵の殻が、半端なく固いよ??

 

平飼いすると卵の殻が固くなるって聞いた事があるから、

まさにそんな卵を出してくれたのだろう。

 

かなり強くカウンターの角にぶつけたらどうにか割れたが、

セパレーターがあるって事は、黄身だけ鰹節丼に乗せろって事らしい。

 

それなら映えそうだけど、

白身も食べたいのでそのまま真ん中に落としてみた。

 

あらら・・・

スルッと流れて鰹節の中に消えちゃったよ。

なんか美しくないなぁ・・・

 

 

 

 

醤油をちょっとかけ回して食べようとしたが、

構造的にご飯にまで醤油は落ちない。

 

下手に多めにかけると折敷にそのまま伝わりそうなので仕方なく混ぜてみたら、

とにかく見た目が汚くて写真を載せる気になれなかった。

 

あ・・・ご飯が固いわ(T_T)

 

冷飯みたいな固さって言えばわかるだろうか。

決して冷たくは無いので、最後に出汁茶漬けにするためにわざと固くしてる?

・・・のかも知れない。

  

だけどご飯その物がダメに感じてしまうのは事実で、

鰹節も卵も拘っているのに、ご飯だけ普通な味わいってのもアンバランス。

これじゃ、漬物もおばんざいも楽しめないって感じるね。

 

ちなみに「湯葉刺し」がまたアレな感じで、

最初漬物かと思ったほど小さかった。

 

 

 

 

ま、鰹節が美味いから良いけどね。

 

で、出汁茶漬けにしてみたらこれまた何だかなぁ・・な見た目。

 

特製出汁とあったけど本枯節の味が強いのでなんだかよくわからない味わいで、

山葵の強さで楽しむ感じにしかならない。

 

「通の味に感動」とか説明書きにあったけど、

「ごめんね、関東の田舎者には『通の味』はわからないわ」

と、言いたくなった。

 

 

 

 

まぁ、所詮は高級「ネコまんま」だから見た目は仕方無い。

でもご飯がダメなのは頂けない。

 

ブランド米じゃなくても良いからもう少し普通の固さのご飯で、

贅沢言えば炊きたてのご飯であったなら、鰹節もこだわり卵もかなり楽しめたはず。

湯葉刺しだって、もっともっと楽しめたと思うんだよね。

 

残念ですな。

こだわるなら、全ての食材や調理にバランス良くこだわって欲しいものです。

 

それにしても、やっぱり飛び散った鰹節が美しくないよね。

 

と言う事で宿へ帰ってパッキングして、

茅の輪くぐりに天満宮へ行こう。

 

ごちそうさまでした。

 

 

元祖 にしんそば

突如決めた京都行きは、

多分二度と観られないだろう玉三郎の阿古屋を観るためだった。

 

 

 

 

玉三郎が「壇浦兜軍記」で阿古屋を演じたのを観たのは歌舞伎座だったが、

京都南座では玉三郎の出演はおろか、歌舞伎その物を観た事が無い。

 

その南座は、同一場所で興業を続けてきたという意味で日本最古。

建物は昭和4年に建て替えられているが、平成3年に改修され

平成8年に登録有形文化財になり、耐震補強大規模改修工事を経て今に至る。

 

だから、以前から興味があった劇場なのだが、

わざわざ観劇するだけに京都に行くのはさすがにね。

 

と言う事で

「今行かなければ、チャンスはもう無い」という事態にでもならないと

行く事は無いと思っていたのだけどね。

 

だが、ただじゃぁ転ばない。

 

どうせ行くなら・・な事を色々考えて、

今回は「食べてみたい物を食べる事」と「茅の輪くぐり」をやる事を考えた。

 

で・・・

まずは、諸説あるが元祖と言われる「にしんそば」を食べるのだ。

 

 

 

 

向かったのは「松葉」。

南座の隣にある店で、創業文久元年(1861年)と称しているが、

松葉を名乗ったのは明治15年。

 

同年に「にしんそば」を考案して元祖となったとHPに書いているが、

実際のところはどうだかわからない。

 

 

 

 

問題はかなり強気な価格設定。

にしんそばが1870円(税込)となっていて、

それだけでもチョイスから外れそうだが、元祖を名乗る物は一度は食べてみたい。

 

滅多に無いチャンスだし、ここでしか味わえないものなんだから食べるしかない。

最近はどこの料理も価格高騰なので、そう思えば納得できる・・・?

(それにしても高いと思うが)

 

とか言いつつ入店して、まずはビールだ!

 

元祖を食べる・・とか言いつつもクソ蒸し暑さに負けて

「冷やしにしんそば」(2090円:税込)を頼むことにする。

 

 

 

 

さらっとアテが出てきたのが嬉しいね。

「鰊のしぐれ煮」との事で、にしんそばにこのしぐれ煮を乗せたご飯を

セットにしたものもあるようだ。

 

お・・

確かにこのしぐれ煮、ご飯に合わせたら美味いかも。

実山椒が入ってるので如何にも京都って味わいに感じるが、

ビールに合うとは言い難い・・・な。

 

 

 

 

とは言え、ビールを飲みつつ摘まむのはやっぱり楽しい。

南座の開場までまだまだ時間があるので、慌てる事もない。

 

・・とか思ってたら、結構早いペースで「冷しにしんそば」が登場した。

 

 

 

 

あ・・・

思ったより、鰊が固い。

でも甘く煮てあって、結構楽しい。

 

蕎麦は・・・普通だね。

二八って感じがあってそれなりにクオリティは高く、

ちょっと固めな茹であがりになっている。

 

多分これは、

かけ汁に浸かってちょうど良くなる様にした物なのだろうね。

 

え〜っとつまり、かけ蕎麦な「にしんそば」を食べないと

本来の味はわからんって事?

 

どうする?

2杯食うか??

それ、食い切れるのか???

 

ビールも飲んじゃってるしなぁ・・・

 

でも、こんな高い蕎麦を食いに京都まで来るって事は

まず無いだろうから、食べちゃうか・・・

 

皆で108枚の蕎麦を喰らった時の事を考えれば、

いけると思う。

 

 

 

 

え〜〜〜っと

この薄い汁は何なんだ?

 

京都出身の同僚が、「関東のかけ汁はドブみたいな色で食欲が失せる」と

よく言ってたけど、京都の蕎麦屋のかけ汁がこの薄い色だったら、

そんな台詞も納得しなくちゃいけないのか?って感じだ。

 

あぁ、なるほど・・

これ美味いわ〜

この汁味わうだけで、価値あるわ〜〜

 

でも、鰊がデカい・・・

(蕎麦の下に隠れてた)

 

この汁、見た目ほど薄い味ではなく出汁がかなり効いてるバランスなので、

関東の蕎麦屋のものとは別物なんだけど、かなり美味い。

 

しかも鰊は汁を吸って徐々に柔らかくなっていき、

それに伴ってかけ汁の味が変わっていくのがまた面白いのだ。

 

う〜む、

ビール飲んじゃったのが効いてるわ。

 

これ、「抜き」にして楽しむって手はあったかな。

でも、蕎麦が汁に浸かってどうなるかを知りたかったし、

蕎麦が溶けていくから美味しいって可能性もあるじゃん?

 

 

ま・・・食べ過ぎ、っす。

京の夜は、ツマミと酒だけってパターンですな。

 

 

 

 

京都の南座は狭かった。

 

どうせなら・・と取った1階の桟敷席は、

歌舞伎座ほど目立つ感じでは無いものの、花道で見得を切られると

思いっ切り目立ちそうな場所である事には違いない。

 

玉三郎は70を超える事から体力が落ち出演が減っていて

2019年を最後に地方公演を停止している。

 

そして今日観る「壇浦兜軍記 阿古屋」は彼の当たり役の一つと言われ、

実際に琴、三味線、胡弓を奏でる難役中の難役とされる演目だ。

 

だから、その姿を観るチャンスは最後と考えての桟敷だったけど、

歌舞伎座より花道に近く舞台間口も狭いので、

演者との距離が想像以上に近くて素晴らしかった。

 

それにしても、苦しい。

食い過ぎ・・・

 

今日の宿はロイヤルパーク系列で、

ウェルカムドリンクは17時からアルコールも可となるので、

最悪はそこで飲んじゃって終了って事もあるかも知れない。

 

でも、

京都の地酒を飲みつつ鱧は食べたいんだよなぁ・・・

 

ごちそうさまでした。

福楼ランチ

台南小路にあるフォトジェニックな店。

 

ドラマ撮影にも使われるほどのデコレーションで、

夜は特に他国感が強い。

 

だが、コロナ禍の影響もあってか、

道を挟んで2軒あった台湾料理店の片方が改装と言う名の休業中。

「你好」という名の店で、店内にはドラマ撮影の風景写真があったりした。

 

その姉妹店が「福楼」で、何故かフクロウの絵が看板に書いてある・・・

くらいのイメージしかない店だったけど、ふと平日ランチはどうなんだ?

って思ってしまった。

 

 

 

 

台湾系料理があるかと思いきや、ランチは普通。

って言うか、完全に観光客向けな料理ばっかりだけど、嬉しいのは安いこと。

 

所謂ランチセットとして、

ご飯・スープ・オカズに加え、点心(小篭包、水餃子、焼き餃子、焼売、杏仁豆腐)の

いずれか一品がついて、税込800円で出ているのだ。

 

で、今日のラインナップは・・・

 1 ネギイカ

 2 ピーマン豚肉細切り炒め

 3 トマト玉子炒め

 4 辛口チャーハン

 5 五目そば

 6 季節の野菜炒め

となっていた。

 

ね?

普通でしょ?? 

 

 

 

 

店内は、「你好」より広い。

けど、雰囲気はほぼ一緒になっていて、ドラマ撮影風景の写真もあったりする。

 

これ、夜だったら雰囲気あるよねぇ(^_^)

 

と言う事で、今日のチョイスは3番の「トマト玉子炒め」。

たぶん台湾系な料理なんじゃないか・・と期待をするけど、

まぁ、それは無いだろうね。

 

 

 

 

あ、スープがちゃんとしてるじゃん?

これは嬉しいかも。

 

 

 

 

トマト玉子炒めはまぁ、想像通りの味。

中華街で食べた・・な味わいでは無いけど、味は良いね。

 

 

 

  

点心は焼売にしたけど普通過ぎて写真撮らず(^_^;

ま、ちゃんと蒸したてを持ってきてくれるのは嬉しいね。

 

こういう普通な感じのランチだと、

やっぱ魯肉飯とかの単品の方が楽しかったかなって思うのは事実。

 

店によってだけど、平日のランチは近隣で働く人達に向けて、

観光客じゃ食べそうにない料理を安価に提供するものだったが、

最近はこの店の様にわかりやすい料理をランチに選ぶ店も増えてきた。

 

でも、このボリュームで800円なら、

このご時世、ありがたいって思うね、ホント。

 

で・・・

お会計をする時になって気がついた。

 

フクロウがいるよ?

 

 

 

 

カメラを向けても、身じろぎも瞬きもしないこの子。 

大人しいものですな。(だから店に置いてるのかな)

 

ごちそうさまでした。