BJ-M
  Canon EOS R5+EOS Rで切り取る日々の記録と、備忘録。
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葱焼き大排麺

ここのとこ行けてなかった「双囍」。

 

色々とタイミングが合わなかったってのもあるけど、

同時に行くとつい「葱油拌麺」ばかり頼んじゃって飽きてきたってのもある。

 

他の物頼めば良〜じゃん?って思うんだけど、

そこでした食べられない物を食べたいって欲求が強すぎてできず。

 

結局、「葱油拌麺」に目玉焼きをトッピングしたヤツを食べつつ、

次回こそは違う物を食べようとメニューを見るのもお約束になっていた。

 

 

 

 

と言うワケで、「葱油拌麺」以外を食べると心に誓ってメニューを見る。

 

だがここは「葱油拌麺」以外には「雲呑」と汁麺系料理しかない店で、

その中で魅力的に感じる物が、正直言って少なかったのだ。

 

う〜ん、どうしよう。

雲呑よりは汁麺かな。

 

あ・・「葱焼き大排麺」ってあるけど、

そもそも大排って何だろう?

 

あの観光客が嬉々として買い求め、食べ歩く大鶏排の事?

(鶏むね肉を薄くのばして揚げた唐揚げ?)

 

グーグル先生に聞いてみたら、

豚のロースを意味する事がわかった。

 

排骨はスペアリブで大排はロース系(骨付きも含む)なのだとか。

 

まぁ、良いや。

その大排を味わってみよう。

 

 

 

すっげ〜骨! 

 

丼の2/3を占める様な大きさだけど骨が結構デカくて、

肉その物も量としては大した事がないのかも。

 

オプションの目玉焼きを乗せるとこんな感じになる。

 

 

 

 

あぁ〜

なるほど〜〜

 

葱焼きってあるのは葱油拌麺的に調理した葱と油を使ってるからで、

大排は甘く味付けした揚げ焼きしたロースだわ。

 

これ、ナイフが欲しいなぁ・・

ガブッといくんだけどちょっと火が通り過ぎで、噛み切るのに苦労する。

 

美味いけど、スマートに食べられないって言えば伝わるか。

 

箸で骨の部分を持って肉を囓って、そのまま引っ張らないと切れない・・

骨を手で摘まんで食べたいんだけど、汁に浸かっているから難しいのだ。

 

まぁ、そんな食べ方も味わいの一つって事で気にせず、

ここは手をベチャベチャにして食べるか箸と歯で肉を切り分けるか、

悩みつつ楽しむ事にする。

 

よくある排骨麺とは全く違う麺料理なので、

食べる価値はあったけど、食べ方が汚くなるのがねぇ・・・

 

とか思いつつ、あらためて気付くのはここの麺の美味さ。

他の店よりも良い麺を使っているのか、麺その物が美味しいと感じている。

 

いきなり涼しくなったからこうやって汁麺を食べる気にもなれたワケで、

次回は「五香牛肉麺」とか「獅子頭麺」とかを食べてみようかな。

 

例の「上海蟹みそ葱油拌麺」も時期の物としては捨てがたいけど、

捨てがたいと言えば雲呑だってしっかり食べていないから、試したい。

 

あれ?

いつの間にか雲呑麺とかもあるんだね。

炒飯も用意されているのは、一般的な観光客を呼び込む手段なのかな。

 

と言う事で、まだまだだけど紅葉の状況を確認しに行きますかね。

 

ごちそうさまでした。

10月だしね

横浜では恒例の秋イベント「オクトーバーフェスト」。

 

元々強気な価格設定だったけど、

入場料まで取るようになってからはとんと行かなくなった。

 

1日は横浜市民限定で入場無料になってたけど、

500ml.で1700円とかしちゃうドイツビールを飲むなら

自分としてはこっちの方が良いのだよね〜の「キャプテン・ロルフ」。

 

 

 

 

何故かって?

 

そりゃ勿論、オクトーバーフェスト用に作られるホフブロイのビールが、あるからだ。

 

去年はボトルだったけど今年は生になってて、ちょっと嬉しい。

本場の1リッター?って突っ込まれつつ、500ml.をオーダーした。

 

 

 

 

専用グラス(HBマーク付きのやつね)じゃないけど、そんなの関係無い。

ドイツビールとしては優しい口当たりと円やかかつリッチな味わいは、

日本のビーラーには受けると思っている。

 

価格は1490円でフェスより安い!

ロルフなら入場料も無く、ちゃんと座る席もあって絶品なカリーヴルストもあるわけで。

 

 

 

 

やっぱコレだよね。

この店で食べるべきはソーセージ。

 

感じとしてはブリューヴルストなんだけど、

コイツが妙に美味くて、行ったら食べたくなるんだな。

 

ソーセージランチで使ってる大きなソレを切って

ソース&カレー粉で・・ってスタイルなんだけどマジ美味〜いのですよ。

 

ただ、さすがにこれとビールだけじゃちょっと寂しいので、

こんなのもオーダーしてみた。

 

 

 

「グーラッシュ」(牛肉のパプリカ煮込み)

 

あぁ、そうだった。

ここのポテトはたっぷりバターを使ってるので、

このマッシュポテトが強敵だったんだわ。

 

ロルフにはパンもあるんだけどマジに要らないくらい、

このマッシュポテトとカリーヴルストにつくフライドポテトで腹いっぱいになるざんす。

 

それにしてもホフブロイのフェストビア、美味いわ〜

マッシュポテトは重いわ〜〜

 

そして2杯目は腹具合との相談の結果、350ml.でオーダー。

合わせた850ml.飲むんだったら、最初から1リッターいけば良かったかな(爆)

 

暴飲暴食な気配が濃厚なので、帰ります。

 

ごちそうさまでした。

味奈登庵で横浜牛せいろを

 

 

20代の頃っていくらでも食べられる感じがあって、

蕎麦屋へ行ったら「カツ丼」とかの丼物と「もり蕎麦」の2つを普通に食べられていた。

 

ただ、蕎麦屋によくあるセット物だと、明らかに足りなかった。

と言うのも、例えば「カツ丼セット」なる物を頼むと、

カツ丼は丼じゃなくて大きめの茶碗になってるし蕎麦も少なめになるのが普通なのだ。

 

なので、セット物は頼まずに食べたい物を2つ頼むのが決まりになってたけど、

そんな頼み方をしたら店の人から「セットで大丈夫」と言われた事があったのだ。

 

いや、セットじゃ足りないからこういう風に頼むんだけど・・?

って返したら、「ウチのはどっちも単品と同じ量」と諭されて、

半信半疑でセットを頼んだらマジに二つ出てきてビックリ。

 

そんな量では負けないような蕎麦屋が「味奈登庵」だった。

(勿論、今の味奈登庵のセットはどんな量かは、知らないよ?)

 

 

 

 

マリンタワーの隣にあったポートスクエアという3階建てのビルの1階にあったこの店、

今は県民ホール(建て替えのため休館中)の裏に移って、本店として営業している。

 

オーナーが、美味い蕎麦を腹いっぱい食べたい思いで作った店らしく、

本店の様なフルサービス店では、「もり」や「ざる」を頼むと蕎麦の増量は無料になる。

(セルフサービス店では量に応じた価格設定だけど、安価)

 

並の「もり蕎麦」でも300グラムあると言われててそれだけで充分な量なんだけど、

以前にここに来たら「富士山盛りにする?」って言われて、ちょっとビックリ。

 

いや、もうそんなに食べられないから普通盛りなんだけどってスタッフに返したけど、

追加しないの〜と圧をかけてきて、それ以来足が遠のいた。

 

思い出せば、よく来てた頃は蕎麦のお代わり無料サービスがあって嬉しかったけど、

汁の追加は有料で汁の追加が必要になって、追加料金を支払った記憶があったっけ。

 

 

 

 

いやね、この前「木の芽」で蕎麦食べて感じたのは「蕎麦屋の楽しみ」で、

コスパの良さで人気の「味奈登庵」でもかなり楽しめるんじゃないか・・と思ってね。

 

だから敢えて、この本店へ来てみたワケです。

 

自宅そばにあった蕎麦屋は昔ながらで気怠い午後の昼呑みが楽しめていたんだけど、

代替わりして小洒落て、アイドルタイムが設定され、飲めばお通し代が追加され、

それでいて蕎麦は比べるべくもなくなったから、縁を切ってしまったのよ。

 

あと、仕事の状況が昼呑みを許さなくて、仕事終わりで出ても蕎麦屋が全般的に

閉める時刻が早すぎだったから、街の蕎麦屋に行く習慣ごと消えてしまったってのもある。

 

だから敢えて、「今こそ、街の蕎麦屋を楽しまんといかんよね」って事なんす。

 

 

 

 

あれ、なんか店の造りが変わってるかも。

こんなカウンター席あったかなぁ・・

なんか、結構狭いなぁ・・・

 

多分、混んでる時間だとこのカウンターに通されるよな?って思ったけど、

運良く席が空いてたのでテーブルへ案内されてラッキー!

 

 

 

 

味奈登庵は創業から既に57年。

老舗とも言うべき店ならではで、ビールはキリンとなっていた。

 

ただ、やっぱりゆっくり酒を飲む店舗じゃないかも。

と言うか、酒のラインナップが今ひとつで、好みの日本酒が無〜い。

 

地酒に神奈川の酒は見当たらず、知ってる銘柄は「越乃寒梅」と「醴泉」くらい。

まぁ今日は、今の「味奈登庵」の蕎麦が、自分にとってどう感じられるかってチェックなので、

酒を飲むのは次回に回そう。

 

 

 

 

今回オーダーしたのは「横浜牛せいろ」1340円(税込)

 

蕎麦単体で楽しむ蕎麦じゃないって事はわかってるので、

食べた事がない・・と言うか、そもそも牛肉を蕎麦に合わせる珍しいヤツを。

 

確か「相州そば」には「肉そば」があったけど、

肉それも牛肉となると蕎麦より饂飩だよなぁって思うから、食べた事が無い。

 

つまり、マジにこの取り合わせは初めてって事なんだけど・・・

 

 

 

 

温泉玉子が別の器で出てるから、入れないで食べてから入れるべき?

なんて最初思ったけど、考えて見れば温泉玉子って溶けないから

入れても入れなくても味は一緒じゃんね(^_^;

 

と言う事で途中で入れてみたけど、やっぱ変わらないわ。

強引に黄身を溶こうとしたけど無理だったし、見た目が悪くなっちゃったので写真無し。

 

だからこうやって分けて出す意味は、主にオペレートの都合なのだろうね。

 

 

 

 

この蕎麦、このまま何もつけずに食べる物じゃないってわかってたけど、

試してみたらやっぱりそう思った。

 

でも、街の蕎麦屋ってそれで良いのよ。

落語じゃないけど、ドップリと汁に浸けて食べるように考えられてるし、

この味の濃い「牛せいろ」なら尚更の事。

 

それよりも凄いのは汁の方で、関東人に受けそうな濃い汁だけど、

出汁はしっかりしてて、この蕎麦に合わせると実に楽しいバランスなのだ。

 

さらに言えば、牛肉とタマネギの甘さが絶妙なバランスで、

はっきり言ってかなり楽しいのですな。

 

最初は饂飩の方が美味いのか?って思ったけど、

饂飩だと逆に普通すぎて面白くないかも。

 

なので、先に蕎麦に山葵を乗せてからドップリと汁に浸けて食べたら・・・

 

美味いわ(^_^)

 

ステーキに山葵って合うってのもあるけど、

実に良いバランスなんだよね。

 

あ〜でも、やっぱり並盛りだと、蕎麦多めだね。

ビール飲んじゃってるから、300グラム超えな蕎麦は重い。

 

そうか〜

ビール生中が600円(税込)だから、2000円でお釣りが来るのか〜〜

 

ここ、再訪するわ。

次回は酒のアテをチェックするわ。

 

ただ、酒の銘柄がなぁ・・・

 

ごちそうさまでした。

木の芽でカツ煮とか

「おい、蕎麦でも食いに行こうぜ」

 

「あぁ良いですね、行きましょう。

 どちらへ?」

 

「そりゃ、木の芽だよ。」

 

 

大将と物理的な距離が近かった頃、こんな風に誘われる事が多かったが、

行く店はだいたい決まっていて、その中の一つが蕎麦屋「木の芽」だった。

 

 

 

 

元町辺りを自由に遊び歩いたのは高校に入ってからの事だったけど、

「木の芽」はその頃から営業していて、一説では1968年創業となっている。

 

他によく行ったのは何を食べても辛い中華料理店「味臨軒」とか、

お好み焼きを出す「ころんぶす」、後は焼肉屋「東京山」あたり。

 

でも焼肉屋には、大将とは絶対に一緒に行かない。

 

と言うのも、彼は何故か焼肉屋に行っても肉を食べなかったからで、

周りで美味しそうに肉を焼かれていてもナムルとビールだけ・・なんて食事は、

精神的にヤバかった、から。

 

 

 

 

今日は、かかりつけ医で、持病の薬を処方してもらう日だった。

 

医院の所在地は石川町だから近辺で食事をする事が多く、

「木の芽」は食事処リストに当然の如く入っている店。

 

だけど2023年に訪れた時、明らかに劣化が認められたので、

それ以来訪れていなかった。

 

ただ、自分のポリシーに

「1回食べてダメだったとしても、もう1回は訪れて確認する」

ってのがあるので、時間を置いて来ようと思っていたのだ。

 

 

「すいません、札幌赤星とお新香、それとカツ煮をください」

 

「はい」

 

 

 

 

素っ気ない対応だけど常連と言うほど通ってはいなかったから、

特に気になる事も無い。

 

ただ、蕎麦を頼まないのは「これから飲むよ」って意思表示なので、

それに対して店がどう動くかは気になっていた。

 

 

 

 

最初に登場したアテはお新香。

塩が優しい浅漬で、七味を振って食べるのに丁度良い。

 

 

 

 

しばらくして登場したカツ煮。

 

あれ?

以前よりも大きい??

 

あ〜、違うわ。

小ぶりの豚カツが2枚あるんだ。

 

う〜ん、なんか思ってたのと違う感じ。

もしかして、ロースじゃなくてヒレ?・・な食感で、

脂少なめは嬉しいけど、甘味が少なくて醤油が勝つタイプの味付けは、

「こんなだったかなぁ・・・」と声が出そうになる感じだった。

 

まぁ、飲めって仕様ですな。

ビールを飲みきったので冷酒を頼んだら、こんなのが登場した。

 

 

 

 

コイツがわりと美味いのですな。

大手メーカーの酒も地酒ブームの後、どんどん進化してきたのかも。

 

 

「すいません、ざるを1枚」

 

「は〜い」

 

 

相変わらず淡々とした対応で、

孤食を楽しむ人間には踏み込まないスタイルなのか?なんて邪推したりするが、

大将と一緒の時はフレンドリーだったよなぁ・・と思い出したりもする。

 

 

 

 

お!

おぉ〜〜

 

以前の味わいが戻ってきてるかも。

元々がちょっと美味い町の蕎麦屋的な味わいだったけど、

ダメダメだった前回に比べたら、かなりの復活。

 

「また来よう」思わせるレベルになってくれたのは嬉しくて、

多くあるツマミ系の料理を片っ端から試したくなっている。

 

あ・・

思ったよりカツ煮のボリュームがあったので、

かなりの食べ過ぎ感が襲ってきた。

 

う〜む。

写真撮りつつ散歩しようかな。

 

・・なんて思って外へ出たら、夕方で気温が下がったとは言え

それでも結構な暑さにいきなり気力を削がれてしまった。

 

と言う事で帰ります。

 

ごちそうさまでした。

土曜だけど許厨房でランチ

こう暑いと室内でも熱中症になると言われてるけど、

正直言えば「ぼ〜っとして何も考えられない」状況に陥っている。

 

え?

それが熱中症??

 

ま、そうかも知れないけど、

エアコンかけても暑いってマジやばい。

 

気分を変えるためにも外食でも、と思ったけど

よりによっての土曜日。

 

どうしたものかね・・とか思いつつ

毎度な中華街に行ってみたら、なんと許厨房がガラガラだった。

 

 

 

 

え〜っと、まだ12時半を回ったくらいの時間ですけど?

しかも許厨房は土曜もランチがあるコストパ良い店なのに何故??

 

まぁ、良いっす。

ありがたく昼飯にありつく事にしよう。

 

で、まずはビール。

これがないと始まらないっす。

 

 

 

 

アテにするのはやっぱり皿ワンタンしかないよね?

ビールに合わせるのが最高なんす(^_^)

 

 

  

なんだろうね、この美味しさ。

 

タレが美味しくて餡の味付けも絶妙なんだけど、

他の店で似た様な味に出会っても、なんか足りないって思うか味が強すぎって思うかで、

丁度良いって思わせてくれるのはここだけって感じている。

 

「パクチーは大丈夫?」っていつも聞かれるけど、

そのワリに量は少ないなって思うのもいつもの事。

 

これだけで終わりにしちゃっても良いんだけど、

今日は絶対食べたいものがあったから、追加注文した。

 

それはコレだ!

 

 

 

 

魯肉飯っす!

これがね、ど〜しても食べたかったモノざんす。

 

台湾北部のスタンダードな仕上がりなので角煮は乗ってないバージョン故、

初めて食べた時はちょっと物足りなさを感じたけど、

ピビンパの様にしっかり混ぜて食べると実に楽しい事に気付いたら、病みつき。

 

あ〜〜

目玉焼きを崩して混ぜて食べるのって、

想像以上に美味いんだな。

 

ペペロンチーノに目玉焼き乗せて崩して混ぜて食べる

なんちゃってボヴェレッロの美味さにも似て、

目玉焼きの焦げた部分の美味さがヤバいって気付かされた。

 

許厨房のランチは好きだけど、こればっかり頼みそうで・・・(^_^;

 

と言う事で、帰ろう。

写真撮って歩く気温じゃないしね。

 

ごちそうさまでした。

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