今、色々なものがどんどん進化して、人の手を必要としなくなってきているように思います。車にしても、自動運転なる機能が最近では全面的にウリになってきていますよね。そんな機械化が様々な分野で進んできているという話題です。
コンビニでは、無人レジの導入が進んでいて、ファミリーマートで15日、電子タグによる次世代無人レジの実証実験が始まったそうです。大量買いしても一括して瞬時に会計できるため、待ち時間が大幅に縮小されるそうです。大量の商品を扱うコンビニエンスストアでは、棚卸し作業等も時間がかかるので、とても便利なことは間違いないでしょう。薄くて小さな電子タグを読み取ることで、製造日時や販売場所といったデータを得られるため、メーカーは、販売状況をリアルタイムで把握することができ、生産量を調整できるところも魅力の1つです。コンビニとしても、商品が余らないよう無駄を省くことも可能になると期待できます。消費者の方も、いつでもネット上で、産地や消費期限を確認できるなど、安心・安全のメリットもあります。経産省は、2025年までに、コンビニの全商品およそ1,000億個に電子タグをつけたいとしているとの事です。
課題としては、電子タグの単価が高いところや電子タグが電子レンジでの温めができないといった実用的問題もあるようです。その一方で、実用化すれば、流通業界に革命的な効率化をもたらす可能性を秘めているので、経産省は、開発企業への支援などを通じてタグの量産化を進めたい考えなのだそうです。
一方大手コーヒー店スターバックスが、将来無人のカフェを検討していると発表したそうです。例えば空港のラウンジやスキー場、オフィス内など、需要はあっても利用者が限られるような企業や施設を想定していて、店員を置かずに事業が拡大できるとしているそうです。場所のニーズに合わせた機械を置き、コーヒーの種類やトッピングも選べるようにするという。また、オフィス内などで無人のカフェとして展開することも検討していて、今後5年間で500か所設置することを目指しているそうです。
スタバは少し無人といっても発想が違いますが、こうしてどんどん人の手を離れて無人の中でも成り立っていく世界が増えていくことに、効率的だと思う気持ちもありますが、それより私は怖さを感じます。人がいてこその・・・がなくなりどんどんコストカットや効率化だけを突き詰めていくのは、なんだか寂しいなと思います。それに、やっぱり人の手でなきゃ!という事もあります。そうした人のぬくもりも大事にしていって欲しいなと感じます。
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