雪も何のその!北陸新幹線が雪に強いのはなぜ?! | 日本政策金融公庫融資の大阪国金代行コム

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今週はとにかく福井県での雪による立ち往生のニュースがずっと報道されていて心配していましたが、何とか今日解消されたようでホッとしました。福井県もそこそこ雪は降るところですが、ひとたび許容範囲を超えるような事態になると、福井県だからというわけではなく、日本全国そうなってしまうのが今の現状です。実際、都市部で同様の想定外なことがおきると、毎回交通の乱れをはじめ、様々な混乱が起きてしまいます。

 

そんな中、北陸新幹線は運休することなく動いていましたが、その雪に対する強さの秘密はどこにあるのでしょうか?今回の雪で福井県を葉jきめとした北陸の交通手段はマヒしてしまい、特急サンダーバードは国道での立ち往生と同様に同日運休となってしまいました。それに引き換え、北陸新幹線は豪雪地域で動いている割にはこうした自体をあまり招かないですよね。いったい何が違うというのでしょうか。そこに今後の交通対策の様々なヒントがかくされているかもしれません・・・。

 

そもそも在来線とは線路の構造が比較にならないほどちがい、北陸新幹線の長野~金沢間は、全体の約44%をトンネルが占めるほか、トンネルとトンネルのあいだの短い地上区間は、スノーシェルターと呼ばれる屋根で覆われ、線路に雪が積もる部分が少ないそうなのです。また、トンネル以外の区間で多くを占める高架線でも、高架橋内の線路脇に雪をよけて貯めておくスペースがあり、この基本構造に加え、一部区間では高架橋の側壁(防音壁)に斜めのひさしを設けたり、床面に開口部を設けたりして、雪を線路外へ「捨てる」ことが可能なようになっているそうです。ほかにも、線路内にスプリンクラーで散水する設備があり、雪を溶かして減らすことができたり、路の側方に幅1mほどの「融雪パネル」が設置されており、パネル内に加熱した不凍液を循環させることで雪を融かす方法もあるそうです。

 

やはり、備えがなければなかなか対応するのは難しいもの。とはいえ、今起きていることを無駄にしないように、一度起きたことは次には想定内になるよう、想定して備えていくことが大切だということですね。

 

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